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トイレ滞在時間が延びていく・・・

2009/02/24 Category: 日記

デパートのトイレ

食事中の方には申し訳ございません。
始めに謝っておきます。

男子であれば誰でも経験があるはずです。小学校や中学校で個室へ行く方のトイレに入ることはやってはいけない行為でした。トイレはそのためにあるのですから誰も行ってはいけないと言いませんが、少なくとも生徒達の間では大きい方のトイレに行くとなぜかバカにされたものです。なんでこんなコトになっているのか今でも全く分かりません。

それが、歳をとるにつれ段々と居心地のいい場所へと変わっていったようです。最近では携帯メールやゲームなどをしてくつろぐ場所としてトイレは変わりつつあります。秋葉原の電気街にあるとある大型電機店では、なかなかトイレが空かないことで有名になってしまったり、とあるビルでは「トイレ以外の使用を禁止します」といった張り紙が張り出されるなど、トイレは徐々にその姿を変えつつあります。

では、なぜこのように自分たちのトイレへの関わり方が変わってしまったのでしょうか。それは大きくふたつの要因があると日本トイレ協会の方は言います。それは以下の2つ。

1.設備の変化
2.トイレ以外の環境の変化

トイレをくつろげるスペースへ変えようとデパートなどを始め様々な場所で設備が充実してきました。例えば、暖房便座、明るい照明、着替えができるスペース、電源コンセントなどが挙げられます。また、清掃の仕方も水を撒く方法からモップで拭き取る方法へ変わったため臭いも少なくなったことから、長い間入っていても苦痛ではなくなったのです。
次に環境の変化としてあげられるのが、トイレ以外に長居ができる場所が減ってきたことにあります。喫茶店は減少しファーストフードやファミレスは長居ができず、騒がしいし落ち着かないので、自然とトイレが落ち着く場所になりました。

このように、トイレはその目的以外によって滞在時間が確実に伸びていることが分かります。トイレが清潔なことはそのお店に対するイメージも向上し、リピーターにつなげることができる戦略的なことではあるとしても、本来の利用ができずに困っている人はたくさんいます。そのためにフロアの異なるトイレを探しさまよい歩くことも珍しくありません。

かつては、トイレのドアをノックすることによって次の人がいることを知らされることができたのですが、今は使用中であればドアが閉まっていて空いていればドアも開いているので、ノックすることもなくなりました。その結果、催促されることがほとんどなくなってしまったのです。

トイレを気持ちよくリラックスしながら使うという当初の目的は達成されました。そこで次は、ストレスなくみんなが使いたいときに使えるトイレを目指し、次の人が待っていることを知らされる何らかのシグナルをもうけるといった仕組みを取り入れる必要があるのではないでしょうか。

【参考】日本経済新聞 2月23日


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