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お土産が人数分ない場合の対処法

2017年5月 07日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

大型連休も終わり、各地で楽しい思い出を胸に出社される方も多いと思います。その楽しかった思い出を少しでも日頃お世話になっている人へ届けるために、お土産を配ろうと思った次の瞬間、「足りない!」という事態になってしまうケースもあることでしょう。そんな時、あなたならどうしますか?

ビジネスマナー講師の美月あきこさんは、こんなときは平等は配布はあきらめて数が足りないので早い者勝ちで取っていただくことを勧めています。たしかにこうすることによって、食べ物の好き嫌いによってある程度食べる人も限られてくるでしょうし、職場の仲間同士の配慮も芽生えるような気がします。

さらに、お土産ものを配布する場合、席にいない人への対処も難しいものがあります。そのままその場所に置いておくのもいいのですが、後に戻ってきたときに誰からの頂き物なのかがよく分からずコミュニケーションも取れなくなってしまいます。

そこで、メールでも構わないので、「どこどこに行ったので、こんなお土産物を配布させていただきました。ご笑味ください」などと伝えることによって、その後のコミュニケーションも円滑に行くと思います。

それによって、さらに職場の雰囲気がよくなるといいですね。

【参考】NIKKEIプラス1 2017/5/6

2番目ではダメ、なんです

2015年5月 24日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

かつて民主党のある議員が発言した「2番目ではダメなんですか?」という台詞は様々なところで波紋を広げました。科学技術の分野におけるスーパーコンピューターの計算速度に関して言及したこのコメントは、多くの場面で引用され、結果的にはマイナス要素として今も取り上げられています。

最近まで記憶の彼方に追いやられたこの言葉を思い出すきっかけとなったのが、とあるテレビでの解説でした。
それは、2位では人の心には残らないというもの。人の心に残らない場合致命的なのがマーケティングの分野でしょう。懸命に認知度を高めようとしても、業界内で1位でないということは大きなハンデとなってしまうのです。

解説では、まず始めに「日本で一番高い山は?」という質問から始まります。これは誰でも富士山と答えることができるでしょう。その次の質問は、「日本で2番目に高い山は?」というもの。正解は北岳なのですが、おそらく山に詳しい人でないとさらりと答えるのは難しいのではないでしょうか。

このように、2番目の認知度は1番目よりも一気に下がることが多いといいます。事実として清涼飲料水についても、シェア1位の商品はずっとそれを守り続け、それよりも新規性を打ち出した後発の商品は非常に厳しい戦いを強いられることになるそうです。一方で1位の側に立っても、2位との差がいつ縮まるか分からないため、懸命にキープする努力が求められます。

そういう厳しい戦いが様々なところで繰り広げられていることを思いながら、商品やサービスを手に取ってみると面白いのではないでしょうか。

池上彰さんに学ぶ情報収集術

2015年2月 08日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

様々なメディアでニュースをわかりやすく解説してくれている池上彰さん。池上さんのおかげで取っつきにくい話題でも理解することができ、興味を持つことが出来た経験を持つ人はすごく多いと思います。

深い専門知識、日本史・世界史の理解、相手の望むものを察する力をもっている池上さんの書籍から、どのように彼が情報を集めて自分の言葉にしているかを学び、その一つでも自分のものにすることができればと思います。

■1:新聞とインターネットでバランスよく情報収集
池上彰さんと佐藤優さんの共著「新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方」によると、池上さんはニュースをチェックする際に、必ず複数のニュースソースをチェックしているといいます。一つの方向性だけでなく、違った角度から物事を考えることによって、中立的な立場で判断することができるのです。

しかし、なかなかこれを実践することは大変でしょう。池上さんは毎朝10紙に20分で目を通すそうですが、これを素人がやろうと思っても挫折してしまうでしょう。大切なのは、ニュース素材のなかで意見が入っているものに対しては、「本当にその考え方って正しいのかな?」と疑問を持つように心掛けてみる、ということをやってみることだと思います。

■2:海外ニュースの収集は効率的に
「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」から、まずは世界の宗教について学んでみるのがいいとのこと。今世界では様々な問題が起こっていて、宗教に関連することも多くあります。なぜそのような行動をしているのか、背景は信条に由来することも決して少なくありません。

■3:大学ノートを常に持参
池上さんは、常に大学ノートとスケジュール手帳を持参しているといいます。左ページに一日の行動予定をすべて書き、右側はいろいろな原稿の締切を一覧で書いているとのこと。

気になったことは、暫くすると忘れてしまいます。それを書き留めておき、何かのタイミングでアウトプットすることで、アイデアは深まっていくということなのだと思います。

こうして項目だけをみてみると、決して池上さんは特別なことをしているのではなく、よく言われていることをとことんやって自分流を生み出しているのだと考えられます。情報が氾濫するなかで、情報を整理しそれらに対して「自分ならこう思う」とつなげることができたとき、自分なりの情報整理術が確立するのだと思います。

(参考)BizLady http://bizlady.jp/summary/archives/89080

新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書) 新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方 (文春新書)
(2014/11/20)
池上 彰、佐藤 優 他

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