サンダルの巻き込み事故多発中
クロックスのサンダルを知っていますか?
最近かなり人気の出ている靴のメーカーで、歴史は2002年と非常に浅いながらもその機能性に多くに人が指示をしてきた素晴らしいメーカーです。軽く、すべりにくく、ファッショナブルなデザインのサンダルを世に生み出してきました。
ところが今、このクロックスの靴がその機能ゆねに新たな問題を抱えていることが分かってきました。それはエスカレーターです。エスカレーターに巻き込まれる事故が多く見られるようになったのです。エスカレーターで縁の黄色い部分と、壁の間に挟まれてしまい、靴ごと隙間に螺旋状になりながら吸い込まれていってしまうのです。
やわらかく、伸びやすい、しかも滑らないことから摩擦を一手に引き受けてしまうために生じる事故なんですが、普通の長靴では、1200回試験をしても1回程度の巻き込まれに対して、クロックス社製のサンダルでは、2640回試験をして134回。20回に1回の割合で挟まれるのです。もし履いている状態で挟まれたりしたら、足はどうなってしまうのでしょうか。考えるだけで恐ろしくなってしまいます。
クロックス社では事故をおこなさないように今後対策を打っていくと言っていて、Webページにも注意喚起する文章が載っています。しかし、このように危険な状態はきっとなくならないでしょう。
自分は決して靴メーカーの問題ではないと思います。靴の機能性としては非常に便利なものだし、これをなくすべきと言う議論は根本的におかしいです。であれば、今後事故が深刻な問題にならないうちに、エスカレータの安全性を高められるような、機能をつけていくのがやらなければならないことなんじゃないでしょうか。街に危険がある以上、回転式ドアと同様エスカレーターメーカーの安全性の意識向上が求められているのだと思います。
『メッシュサンダル《ブラック》』人気のクロックスタイプサンダル () 不明 商品詳細を見る |
◆関連する記事◆