野球の試合時間短縮の思わぬ効果
今年から、プロ野球は見えないところで影なる努力をしたいたことを皆さんは知っていましたか?
それは、試合時間を短くすることを目的として電光掲示板にイニング毎に経過時間が秒単位で表示されるようになったのです。今年からイニング毎のインターバルを2分30秒以内と決めたことによって、選手が守備につくときも歩くことなく、走っていくなど様々な点で努力をしたのです。
これにより、全体の時間も3時間5分と過去10年の平均よりも13分程度短くすることに成功しました。試合時間が短くなったことでファンにとってもメリハリのある試合を見ることができるようになり、帰宅時間が遅くなることも少なくなるので嬉しい限りですね。
また、思わぬ効果も発揮しています。環境への配慮としてチームマイナス6%に参加しているプロ野球は、試合時間短縮によってスタジアムの照明を照らす時間も併せて減らすことに成功しました。6%に相当する12分間の削減によって、一般家庭の45日分の消費電力を削減が可能になったのです。
環境への配慮も行え、試合も面白くなるのであれば、ファンにとっても一層気持ちよく野球を楽しめますね。同じような取り組みを野球だけでなく他のスポーツにも色々応用していって欲しいと思います。
プロ野球 問題だらけの12球団 2008年版 (2008/03/19) 小関 順二 |
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