ガソリンの次は車検も安くなる?
ガソリンの暫定税率がなくなった今、約25円ほど安くなったガソリンは不安定ながらもその恩恵を多くの人が享受できています。この先再度税率が設定される可能性を残していますが、ガソリンが安くなるとその輸送費が安くなるため、多くの製品の値上げに歯止めをかけられるという利点も持っています。
そんな中、4月17日以降に車検の更新を迎える自動車の重量税が安くなる可能性が出てきました。
ガソリン税の暫定税率失効に続き、「重量税」の暫定税率も4月30日で期限切れになるのです。前回のように国会の場でドタバタと合意ができず、租税特別措置法改正案が衆院での再可決をしなければ、5月1日から重量税の暫定税率も失効するのです。
重量税は車検の時に払う税金で、業者に車検を頼むと整備後に車検証代わりの「保安基準適合証」が発行されます。17日以降に車検が切れる車で、5月1日以降、暫定税率が失効してから適合証を提出するよう業者に頼めば税額が安くなるというのです。
暫定税率が失効すると、自家用車0.5トン当たり年6300円の重量税は2500円と半額以下になるのです。車検を考えている人は一度最寄りの整備工場などに問い合わせてみるといいかもしれません。
ガソリンと同様、不安定な値下げになるので心地よくはないのですが、我々庶民から考えると安くなるのはすごく嬉しいことですよね。
ユーザー車検マル得完全マニュアル (1999/04) 立風書房 |
◆関連する記事◆