人へのお願いの仕方
ビジネスの世界でも、プライベートの世界でも人に面倒なことをお願いする時って本当に気が引けるものです。相手のことを思うと、お願いせずに自分でやってしまった方がいいかなとも思うのですが、それを続けると自分のキャパシティがパンクしちゃうんですよね。
なので、やっぱり相手にお願いしないといけないわけでですが、どうせなら相手にとっても快く受けてもらいたいものです。では、相手にどのようにお願いすれば快く引き受けてくれるでしょうか。
おそらく様々な書籍で書かれているとは思いますが、自分は仕事の世界では相手のプライドをくすぐる方法を採っています。
例えば、自分がどうしてもできない場合、Aさんにお願いするとします。そのAさんはその分野については見識があったりすると、それをお願いの途中に入れ込む様にしています。
つまり、自分がやっても時間がかかってしまい、品質も良くない。Aさんはよく知っているので、短時間に素晴らしい成果を出すことができると思うので、お願いしたい、という風に相手の長所をうまく表現する様にします。
一概にこれがうまくいくとは限りませんが、少なくとも自分がそう言われたら嬉しいものです。どうせならお互い様のことなので、どちらも気持ちよく作業をしたいですもんね。
もちろんある程度の人間関係ができてはじめてできることなので、日頃から相手のお願いは逆に聞いてあげる様にします。いざというときにそれは必ず自分の財産になるのです。
依頼と説得の心理学―人は他者にどう影響を与えるか (セレクション社会心理学) (2006/10) 今井 芳昭 |
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