あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



こどもの熱の正体は?

2008年11月 08日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

それは今週の初めのことでした。

いつもよりガンガンに熱くなっている子供の異変に奥さんが気がついたところから始まります。夜にぐずついていたので、いつもの通り寝付けないのかなと二人で考えていましたが、少し熱っぽい感じです。その日はそれでも何とか寝てくれました。

次の日になると、ケロッと嘘のように元気にはしゃいでいて熱も引いています。二人で良かったねと思いながら会社に行きました。しかし、夕方近くから再び熱が出始め、その日は39度まで熱が上がってしまいます。さすがに不安になった自分たち。色々な本やサイトで調べてみると、赤ちゃんの熱は普通だから問題ない、様子を見ましょうとあります。でも、経験則に基づくそういったアドバイスは、苦しんでいる子供を目の前にした初めての経験である自分たちにはあまり効かず、急いで夜間診療所に連れて行きます。

自分たちの家は幸いなことに夜間診療所まで歩いて数分の所で、診てもらうと風邪だそうです。解熱剤をもらって安心して帰ってきました。薬を飲んでその日の夜もグズリながらも寝付いていきました。

そして3日目。やはり朝は元気です。子供クリニックに連れて行き吐き気止めをもらって様子をさらに見ることになります。熱はさすがに引いてきたのですが、ずっと夜はグズグズしています。

4日目。全身にボツボツ登場です。ここで病気の正体が分かりました。「突発性発疹」です。ものの本によると、生後4ヶ月から2歳くらいまででかかるポピュラーな病気で、1歳未満でかかる確率は90%以上とのこと。うちの子供は1歳2ヶ月で初めてなんですけど・・・

<突発性発疹>
・症状
ヒトヘルペスウィルス6型というウィルスによって起きる病気で、突然38?40度の熱が出て、3?4日続いた後あせもに似た赤いブツブツが出てきますが、かゆくありません。このブツブツが出てくれば、回復へと向かいます。

・治療法
安静にしていれば自然に治るので、特別な治療法はありません。発疹はやがて数日で消えていきます

・家で気をつけること
 ・体を温めるのは、寒気がする熱の出始めだけです
 ・熱の間は体を冷やし、水分補給を忘れないようにします
 ・布団は薄めで薄着にさせます

子供も今では元気に走り回っています。こうやって親としても子供の状態や対処法を学んでいくんですよね。そのうち自分たちにも症状と対処法がきちんと把握でき、今回のようにおどおどしなくても済むようにしないといけません。家で、子供の異変にいち早く気付き、適切な対処をしてくれた奥さんに感謝です。

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出産一時金を支払わなくてすむ?

2008年11月 03日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

少子化と言われて久しく出生率も減少し続けています。このままでは、これから生まれてくる子供達、そして自分たちの子供の世代では、自分たちが働いたお金以上の大きな負担を支払続けなければならなくなります。にも関わらず、多くの都市では保育施設が満員で待機する必要が出てきたり、多くの出費に耐えられず金銭的な問題によって子供を産むことを躊躇する人もいます。

常々こういったところに税金を使うことによって、即効性のある少子化対策を打つことができると考えていました。経済的な不安がなくなれば、多くの家庭では子供を作ろうとすると思います。そこに、以下のようなニュースが飛び込んで来ました。

「政府・与党は11月2日、少子化対策の一環として、病院に分娩(ぶんべん)費用を直接支払わずに、公的負担で出産できる制度を来年度から導入する方針を固めた。」

なんと素晴らしい施策だろうとよくよく見てみると、あまり手放しに喜べない施策であることが分かります。現状は、親がいったん医療機関に費用を支払い、出産後に健康保険組合など公的医療保険から出産育児一時金(現在は35万円)が親に支給される仕組みとなっています。

それを新制度では、健康保険組合などが出産育児一時金を直接、医療機関に支払うように改めることによって、費用などを考慮せずに出産することができるというのです。出産費用を病院に支払わない親が増えているという裏の側面もあり、医療機関の未収金対策としての狙いもあるそうです。

ここまでが今回の法案の大枠ですが、これまできちんと払っていた人にとってはあまりメリットを感じることができません。確かに一時的にお金がなくなるのは痛いのですが、根本的に負担する金額を抑えることができない限り、朗報とは言えません。子供の出産金ではなく、その後の医療費などの助成を確立して欲しいと思います。一部の自治体では実施していますが、条件が厳しかったりして利用できる人は限られています。

今回の法改正で嬉しいこととしては、一律35万円だった出産一時金の額を都道府県の現状をふまえて上乗せするそうです。現在、首都圏の一部では40万円から50万円もするそうで、差分が発生しているのが問題となっていました。もう一つ嬉しいのは、妊婦検診の無料回数を5回から14回に増やすことですね。

この問題は、妊婦側に優しくするだけでなく、その報酬を受け取る医師側の不足など労働条件の改善も併せて施策として実施しないと効果が薄れてしまうものです。まだ検討する時間はあると思うので、妊婦、医者双方が喜べる法改正にしてほしいと思います。

【参考】YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081103-OYT1T00032.htm


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異年齢保育のメリットとデメリット

2008年11月 01日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

最近子供の社交性の高さに本当に感心することが多くなってきました。いつでも誰とでも仲良くすることができ、上の人からはかわいがられる彼ですが、2,3歳上のおにいちゃんやお姉ちゃんが好きなようで、くっついていって一緒に遊んだりしています。

そんな年齢がいくつか違う子供が同じクラスで過ごすという異年齢保育というものが徐々に広がりつつあるようです。実際にやってみると、上の子供は下の子供の面倒を見てくれて、しっかりとした立場をわきまえるし、それに対して下の子供は従うそうです。また、遊びの面では、その楽しさが一番分かる下の子供が主導権を握るということもあるといいます。

少し前から、このような異年齢保育はあったそうでが、最近急速に増えている理由は少子化で人数編成の関係上やむを得ずということもありますが、それ以上に年齢の違う子供達が交流する場が急速に減っていることが背景にあげられるようです。

この異年齢保育ですが、一概にいい面だけではないことから、自分がこういった幼稚園や保育園を選択するかどうかは、ゆっくりと決めてもいいのではないでしょうか。ここでは、メリットとデメリットについて考えてみたいと思います。

<異年齢保育のメリット>
・大人に言われても従わないことを子供同士で解決させることができる
・友達の幅が広がること
・末っ子でも長男のような振るまいができ、立場の違いを把握して考えられる

<異年齢保育のデメリット>
・子供の成長が違うので、身体的な差による劣等感を感じてしまう
・同じ立場の人たちと比較することで自分の足りないところを十分に把握できない

その他にもあると思いますが、理想を言えばどちらも満たされていることなのですが、現実的ではありません。物事にはメリットとデメリットがあるのでそれを見極めていく必要がありそうです。

【参考】日本経済新聞 10月31日

コミュニケーションの力を育てる異年齢保育 コミュニケーションの力を育てる異年齢保育
(2002/11)
高橋 美恵子藤戸 純子

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