あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



もう幼稚園児なんだね

2011年4月 11日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

この前産まれてハイハイをしていたと思っていた子供も、今日はなんと幼稚園の入園式です。時が経つのは本当に早いものだと改めて実感すると共に、成長した我が子が幼稚園指定の園服を来てはしゃいでいる姿をみると、今までの思い出が脳裏に浮かんできて少し涙ぐんでしまいます。

前日に用意していたフォーマルなズボンを履くなり、痛いと言いだし奥さんと共に急遽買い物に出かけ、始めは「紺なら何でもいいや」とやむなくスクール水着を購入しますが、帰り際体操服を見つけ全然こっちの方がいいのでそれに交換。結果的にはあんまり目立たずに問題なく済ませることに成功します。

当日は、朝からママと離れる不穏な空気を察知したのかご機嫌が斜めです。それでもお出かけとなると機嫌を直し、幼稚園まで向かいます。幼稚園の近くまで来ると同じ園服の人が多くなり、いよいよだなと感じます。

到着すると、早速先生たちがお出迎え。子供も担任の先生にあいさつをされますが、人見知りなのでだんまりです。慣れているのか先生はこれからよろしくねと笑ってあいさつを返してくれました。親としてもお願いする身であり、多分手を焼くと思うので、できる限り丁寧にあいさつをします。

入園式は、進級式と同じ場所で行ない、始めからワンワンと泣く子供、ママから離れられずに一緒にママと一緒にクラスの列に並んでいる子供などたくさんいましたが、子供は後者。ずっとママの膝の上で入園式を迎えます。自分はお約束カメラマンとして後方からチラチラと登場する子供を激写し続けます。ポジションがもう少し良ければよかったのですが、やむを得ません。とにかくすごい人なのですから。

式が始まり、しばらくすると子供はだれ始め「お腹が空いたからおうち帰る。幼稚園嫌だ」とだだをこねるようになりますが、もう引き返せません。式次第もうまくできていて途中で年長組の歌や紙芝居などを織り交ぜながら、40分程度の式は終了します。

その後クラスごとに集まって、簡単に説明会を行ない、最後は一人一人に記念品をプレゼントしておしまい。終わってみるとものすごくあっけなかったように思えます。園庭で知り合いの友達としばし遊んで元気に帰途につきました。

これから、長い学校生活が始まる子供ですが、今日はその記念すべき初日。親から離れていろんなことを学んで大きく成長していってほしいと思います。その前にしばらくはちゃんと幼稚園で生活できるのか不安な気持ちの方が大きいのですが。。

桜に様々な思いを込めて

2011年4月 10日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

部屋にいることが多かったので、久しぶりに子供と外に散歩に出かけることに。自転車を運転したがっている子供の要望に応えて、多摩川まで自転車で桜を見に行くことにします。午前中は、買い物中に「疲れた」を連呼していた子供も、自転車を運転するとなると、いつものものすごい体力を取り戻し、グイグイと運転していきます。あまりにも道路の真ん中をものすごいスピードで暴走する子供を全力で追いかけるパパという怪しい光景が広がる訳ですが、なんとか危ないこともなく二ヶ領せせらぎ館に到着します。

ここは、毎年桜の名所として多くの人で賑わう場所なのですが、今年は心なしか人も少ない様子。お花見を自粛しようという流れもありますが、自分たちは普段通りに生活することによって、被災された方々への力を蓄えることが必要なのではないか、そう考えると哀しみ続けるのではなく前を向いて明るく生きることに心を向けていきたいと思います。

到着した子供は、一面の桜をみて「うわぁ、きれいだね」とすごく嬉しそう。これまでも子供を連れてここに来ていますが、きっと今年初めて見るような気分なのでしょう。上からふわふわと落ちてくる桜の花を拾っては川に投げて遊んでいます。さらに、花びらをママにプレゼントするんだといってたくさん拾っていました。心優しい一面を見ることができて、親としては本当に嬉しい限りです。

久しぶりの外なので、先ほどまでの疲れた様子は全くなくキャッキャいいながら走り回っていました。こうやって楽しんでいる様子を見ると、多少放射能の影響は気になりますが、それでも連れてきてよかったと思います。

来年は、どのような気持ちで桜を見ることができるのでしょうか。今被災された方々に、そして今目の前にいる子供のために、自分ができることを1つずつやっていき、来年こそはみんなが桜を穏やかな気持ちで見物していたいと強く感じます。そんな日本人の心の底流にある思いを、桜の花は思い起こさせる不思議な力があるのだと思います。

子供に対する誠実さから生まれる信頼関係

2011年3月 26日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

3歳になる子供と話をしていると本当に大きくなったなと実感します。それは自分の要望を要求する自分たちにアドバイスをしようと必死に語りかけるようになったことが挙げられます。時には自分たちの思い通りに行動してくれないことも多く、ついつい叱ってしまいます。すると子供は「ごめんなさい、もうしません」としゅんとするのですが、しばらく立つと忘れてまた同じことをしていたりします。

この子供を叱るという行為自体に疑問を投げかける人がいます。その人は教育評論家の尾木直樹で、その著書「尾木ママの「叱らない」子育て論」の中で叱ることがしつけではなく、子供がぐんぐん伸びるための育児のコツとして以下の4つを紹介しています。その内容について見ていきたいと思います。

1. 口が裂けても、「やめなさい」「早くしなさい」は言わない
この言葉によって、子どもの好奇心も自発性も失ってしまうことにつながります。子どもはあらゆる事に関心を寄せて、想像を膨らませて楽しみながら、じっくり、ゆっくり遊びながら心豊かに育っていくので大人はそれを見守ってあげます。

→言葉を発する際に、予め自分の中にポリシーを作っておくといいと思います。一概にすべての「やめなさい」「早くしなさい」をなくすのではなく、明らかに危険で大きなケガをする可能性が高いこと、相手に迷惑を掛けているときは親としての責任だと思います。

2. 「ごめんなさい」「ありがとう」は親から先に言う
親に「ごめんなさい」「ありがとう」と言われるだけで、子供の自己肯定感はぐっと強化され、肩ひじ張らない、素直な人間関係を築けるようになるのです。

→その通りだと思います。例え相手が子供であっても自分のためにやってくれたことに対しては感謝をし、逆に子供に迷惑を掛けたときはごめんと謝ることによって対等の関係を築け、子供に伝える説得力が増すでしょう。ポイントはしっかりと子供の目を見て姿勢を落としていうことだと思います。

3. あなたの子供は思っているほど「かわいくない」
子どもは無条件でかわいいものではありません。理想通りに育つわけがないのです。「私の子どもなんだからもっとできるはず」という過剰な期待は親自身を追いこんでしまいますし、結果的には子どもの成長を阻害してしまいます。思い通りにならないからこそ想像もしなかった驚きや発見があり、喜びがあるのです。

→ちょっと表現に誤解が生じる可能性があると思いますが、自分は子供に対して過剰な期待をするのではなく、たとえできなくても寛容な心で見守ってあげることが大切だと思います。

4. 子どもとの約束は「石にかじりついてでも守る」
親が子どもとの約束を守ろうとする姿勢はとても大切です。子どもはパパとママとの約束の中から約束や信頼の大切さを学んでいきます。もしも約束が守れなかった時は子どもに素直に謝って下さい。そして時には子どもに「守れそうだな」と思う約束をさせて下さい。できたら、うんとほめてあげて下さいね。完璧にできなくても、上手にできた部分をほめてあげると子どもはぐんと伸びるんです。

→子供は思ったよりも約束事を覚えているものです。まだ自分の子供は小さいのですが、いずれ大きくなってくると約束を守ることから信頼関係を築くことができるようになると信じています。約束は守るというルールは、親から子供、子供から親でも同じです。説得力のある言葉を発するためにも親がしっかりと子供との約束を守る必要があるのです。

また、きちんとできたら褒めてあげることはすごく重要だと思っています。姿勢を落とし頭を撫でて「すごいね、できたね」といってあげると、子供は本当に喜んでくれます。褒めることは子供を成長させる魔法の言葉なのです。

親も子供も一緒に試行錯誤をしながら成長していきます。子供(長男や長女)の年齢と親の子育て歴は同じなのですから。子供に言ったことが親も子供に対してできているのか、定期的に振り返ってみる必要があると感じます。

【参考】新刊.jp http://www.sinkan.jp/news/index_1835.html

尾木ママの「叱らない」子育て論 尾木ママの「叱らない」子育て論
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尾木 直樹

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