あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



YMCA 夏の体操教室

2011年7月 26日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

猛暑が続き、なかなか子供を日中に外で遊ばせるのが不安なのですが、子供にしてみれば幼稚園も夏休みに突入し、有り余る体力を室内で十分消費することができないのでストレスもたまりがちになります。

そこで奥さんがとった作戦は、体操教室に通うこと。しっかりとした指導のもとに正しい運動をすることができ、体力もいい感じに消費してくれ、親も楽をすることができるというまさに一石三鳥にもなるすばらしい作戦です。

早速子供と一緒にYMCAの幼児体育というプログラムに参加するためにYMCAに向かいます。行く途中は「行きたくない、家にいる」と抵抗をみせるも、家を出るとノリノリで自分の手を引っ張って走っていきます。

YMCAの前に到着すると、思い出したかのように「おうちに帰る」と涙目になりますが、お友達もたくさんいるなかで泣くのは男のプライドが許せないのか、ぐっとこらえて中に入っていきます。こうやって覚悟を決めたときの彼は本当に強く、これ以降泣き言を言ったりはしません。

しばらく待つと、インストラクター(ここでは、リーダーと呼ぶそうです)に導かれ教室の中に入っていきました。大人は階段の隙間からこそっと様子を見ることができる程度で、何人ものお母さん方が我が子を見つめていました。自分もその列に並び子供の様子を眺めます。

プログラムは、10人ちょっとのクラスで4人のリーダーがいるという手厚さで、準備体操から始まります。楽しく体を動かしているリーダーを見ていると子供たちも自然と笑顔になっていくのがわかります。体操の楽しさを十分伝えてくれているのだなと感じます。

その後は、マットの上をごろごろしたり跳んだりはねたり、リレーをしたり、鉄棒をしたりしながらあっという間の1時間のプログラムが過ぎていきます。比較的ハードな運動だと大人ながらに思うのですが、へたっている子供もおらず、終始楽しいオーラが出ていて、リーダーの方のおかげなのだと感じます。

そんな運動にしっかり付いていく子供を見ると、なんか成長したなとつくづく思います。しっかりと指示を受け止め、その通りにできたり、隣の子供とにこやかに談笑していたりする様子を見ると、社交的なスキルを確実に身につけていることがわかって嬉しくなります。こういうちょっとした成長を感じることができると、見に行ってよかったと思えてきます。

終わった後、「体操楽しかった」と笑顔で話す子供。自分ができる精一杯の気持ちを込めて子供に「よく頑張ったね、すごかったよ」と言ってあげると、恥ずかしそうにはにかみます。

家に帰った後は、よほど疲れたのか、こてっと眠ってしまいました。体操のスキルが付くことも大切ですが、子供が楽しく続けられるように大人ができる限りサポートしてあげることによって、もっともっと子供も楽しくなって興味が広がっていくのだと思います。そんな子供の成長を感じた休日でした。

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(2007/08)
皆川 尚子

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初めての父の日のプレゼント

2011年6月 05日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

幼稚園の授業参観日は、梅雨の季節を考慮した6月の第1週に設定されているようで、そのおかげもあって天気のいい日曜日に。いつも子供がどのような姿でお友達と遊び、そして一緒に何をしているのかすごく興味があったので、心の中ではずっと楽しみにしていた日です。

その日は、父の日のプレゼントをくれるという嬉しいイベントもあるようで、幼稚園の予定表に前々から「父の日のプレゼント作成」と予定が書かれていたことと、その日の夜に子供が「ボクね、パパのためにプレゼント作ったんだ」と言っていたことから、早くもネタバレ状態だったのですが、それを贈呈してもらうというのは又違った嬉しさがあると思い、テンションも高く子供と出かけます。

いつもは、母親がメインになる様々なイベントも今日は父の日という背景があるからか、どのご家庭も父親が子供と一緒にいます。自分もご多分に漏れずに子供と一緒に運動をしてお遊戯をして遊ぶことに。

元気よく返事したり、歌を歌ったりしている子供をみると、ほんの数ヶ月前までの子供とは思えないほどの成長ぶりに思わず感慨深いものがあります。

そして一番期待していた子供からのプレゼント。始めて子供から自発的にもらったプレゼントは、貯金箱でした。一生懸命作ったんだよといい、照れながらそれを渡してくれる子供をみると、思わず涙ぐんでしまいます。周囲に泣いている親はいないので、必死にこらえたのですが、こうして自分のために何かを作ってくれる子供のことを思うと、嬉しさがこみ上げてきて、今までの苦労も無かったかのような感じになります。

園長先生のいう、感謝の気持ちを家庭でも育てていけるように、子供にも「ありがとう」と気軽に言い合えるようになっていきたいと改めて思います。家に帰ると、自分から掃除をしたりティッシュの交換をする子供、それは自分たちが感謝の言葉を伝えてあげているからなのかなと微笑ましく眺める思い出深い休日となりました。

ちなみに、子供は持って帰ってきた貯金箱を早速取り出し、私から財布を取り上げ中の硬貨をすべて拾って貯金箱のなかに嬉しそうに入れていました。おそらく、これからは子供が財布を見つけ次第、硬貨を取り上げられる毎日になりそうです。

生まれ変わった生田緑地

2011年5月 16日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

久しく改修中だった川崎・生田緑地が、長かった期間を終えてついにオープンしました。桝方山で子どもとスポンジをつかったゴルフをして遊び、元気な子どもは桝方山から「ボク坂道好きなんだ」といいながら、ニコニコ顔で駆け下ります。下り終わる頃、ふと工事中だった生田緑地の中心部を見てみると工事フェンスがなく、なんかきれいになっていたので、そっちに方向転換。

早速新しくなった生田緑地に足を運んだ途端、子どもの第一声は「噴水どこ行っちゃったの?」でした。

自分は工事フェンス越しに中央にある噴水がどんどの埋め立てられていって、青い塔だけになってしまっているのを見ていたのですが、彼は自分の背の高さ以上のフェンスによって、中でどのようになっているのか知るよしもありませんでした。なので、噴水がないことに少なからずショックを受けたのでしょう。

芝生で埋め尽くされたきれいな公園の風景よりも、噴水がない事実。彼は何度も自分に「なんで噴水なくなっちゃったの?」と聞き続けます。思えば、彼がまだよちよち歩きだった頃から噴水の近くまでいって、淵に登って楽しんでいました。また、定期的に噴水が噴出するときには、「わぁ」といって喜んでいました。そんな彼にとっては大好きな思い出深い噴水がないのですから、自分たちが思う以上に衝撃的だったのだと思います。

そのショックがどこまで引きずるか分かりませんが、自分ができることはこの新しい場所で、あたらしい思い出を作っていくこと。小さい記憶はいつか心の奥底に眠ってしまい大人になって思い出すことはほとんど無くなります。その時に、この場所での思い出は楽しいことばかりにしてほしい、そう心から思っています。

芝生は6月末まで養生中のため中に入れないので、ベンチでジュースを飲みながらまったりすることにします。歩道は木のチップがひかれていて本当に歩きやすく、雰囲気もすごくいい感じです。虫たちも気持ちよかったのか、ベンチの向こうから尺取り虫がやってきました。可愛いなと思っていると子どもはざざざっと逃げ、「こわい、あっちいく」と走り出します。虫は大の苦手のようです。

その他、新しい公園は池や小川などがあり、すごく自然を感じることができる設計になっています。早く芝生の上で遊べるといいなと思いながら、帰りにもう一つ新しく改装された場所をみつけました。それは、菖蒲園の木道です。かなり傷んでいたので、昨年改修工事がここでも行なわれていました。新しい木道は木のいい匂いがして、歩いていて気分が良くなります。きっと菖蒲が綺麗に咲き誇る頃、多くの人が楽しむんだろうなと思います。

ますます魅力的になった生田緑地は、これから新緑の季節を迎えます。