あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



わら民具と天体観測 at 生田緑地

2012年5月 06日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

ゴールデンウィーク最終日。ここ数日は様々なところでアクティブに活動してきたのですが、最終日はやはりここでしょうということで生田緑地に連休中2度目の訪問をすることになりました。

今日の目的地は日本民家園。数日前に訪れたときに和太鼓を体験することができ、今度は昔の遊びを体験しようと張り切っていたのですが、目当ての竹馬などはすでに終了していることが判明し、落胆する奥さんと自分。子供には悟らせないよう、今日の催し物である「わら民具の体験」のすばらしさを子供に語り、その気にさせることに成功します。

到着すると、すでにお約束のようにスタンプカードを手に取り、様々な場所に点在するスタンプハウスでスタンプラリーを行いながら、目的地に向かいます。利用者は思ったよりも多くなく、連休最後は家で待ったりして疲れを癒している人が多いのだろうと推測しながらも、自分と子供はガンガン攻めまくっていて、明日に残る疲れなんて気にもしません。

到着すると、わらでできた輪投げをしている子供が数人いましたが、わらの傘や雨具である蓑を身につけて体験している人は一人もいません。子供は当然のように輪投げに向かい、他の子供と仲良く輪投げをして遊んでいますが、彼だけものすごく近い場所に立って狙っています。それは反則だろうと思いながらも楽しんでいるので良しとします。

そして、傘と蓑の体験ですが子供はさすがにあまりいい顔をしません。傘はまだしも、蓑はそれ自身が重いので、おじさんと一緒に5分もかかって装着したのに、写真を撮ってすぐに外したいと涙目。ものの3分程度で外します。すこし保存会のおじさんの顔も寂しそうだったのが印象的でした。丁重にお礼を言ってからちょっと申し訳なさげにその場を立ち去ります。

次にやってきたのは、かわさき宙と緑の科学館。すでに数日前にも来ているので、1階で川崎プリンちゃんと記念撮影をして、2階でプリン型のドームを触って帰ろうと思っていたのですが、先日は登れなかった3階へのルートが今日は開放されています。

3階は、時間が1日に2時間程度しか開放されないアストロテラスという天体観測スペースです。コンピュータ制御の大型望遠鏡を4台も設置していて、今日は金星と太陽を見ることができるというので、早速登ってみることにします。

子供は、「見えないものを見ようとして」とBUMP OF CHICKENの天体観測を歌いながらルンルンで待つこと30分。さすがにぐったりとしているのを抱っこしたりしながら何とか盛り立て順番がやってきます。

まずは金星。口径203mm、焦点距離1830mmの屈折式望遠鏡で中央にうつる小さな金星は三日月のような形をしていてました。時間によって色々な姿を見ることができるといいます。

次は、太陽。口径102mm、焦点距離900mmの屈折式望遠鏡を4つ搭載しているもので、2つの太陽を見ることができます。一つは勢いよく燃えさかるプロミネンスと満月のような形の中に黒点がある太陽。それぞれ今までに見たことがないくらい鮮明にうつっており、子供も見終わったあと「すごかったね」としきりに言っていました。

かわさき宙と緑の科学館には、このように何度行っても新しい発見をいくつもすることができるものがたくさんあることが分かります。残念ながらプラネタリウムはチケットが即日完売が続いているため、もう少し落ち着いてからでないと厳しかったのですが、それ以外のものも十分に楽しむことができます。

親子とも大満足の一日となりました。

多摩川で気持ちよく泳ぐ鯉たち

2012年5月 05日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

絶好の行楽日和となったこどもの日の今日は、様々な場所でイベントが開催され、朝からどこに行こうかと家族会議を行った結果、多摩川の河川敷にある二ヶ領せせらぎ館近くで行われている多摩川鯉のぼりまつりに出かけることにします。

昨年は行けなかったのですが、その前まではよく訪れていたこのお祭りの見所はなんといっても、多摩川を気持ちよさそうに泳ぐたくさんの鯉のぼりたちでしょう。

4歳になる子供は、泳ぎまくる鯉のぼりのしっぽをつかもうと必死にジャンプしています。ふと周囲に目を向けると同じようにしっぽをつかもうとしている子供たちが5人ほどいて、みんな考えることは同じだなと思ってしまいます。

そんなに楽しいものなのかと自分も試してみることに。先ほどの5人は全て子供であり大人は一人もいません。自分も6人目の子供だと勝手な解釈をして無邪気にしっぽをつかんでみると、これが結構面白いのです。なかなかつかめなくて、それでいてつかめたときの達成感にちょっと嬉しくなります。

7か月の子供は終始ベビーカーの中で静かにしていて、久しぶりの外の世界に驚きの連続だった様子。元気がないのかと奥さんと二人で本気で心配したのですが、家に帰ってきて放つと水を得た魚のようにハイハイを開始し元気を取り戻したので一安心。

家にも吹き流しを含めて5本の鯉のぼりが泳いでいますが、やはり広い場所でバタバタと泳ぐ様子は圧巻で、子供も自分たちも来てよかったと感じます。

鯉のぼりたちにとって一年に一度の主役は、あっけなく過ぎていくのでした。また来年までほんの少しだけお休みです。

日本民家園で太鼓体験

2012年5月 04日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

ゴールデンウィーク中にも関わらず、大雨が降り続き外に出たくても出られない日々が続きフラストレーションがたまっていたのですが、とうとう今日は朝から降水確率0%という快晴が見込めるということで、早速日本民家園に行くことにします。

川崎市立日本民家園では、各地に伝わる伝承太鼓の演奏と太鼓体験ができるイベントを開催していることは奥さんチェック済みであったので、生田緑地に到着するなり日本民家園に直行します。いつもは「疲れた」とぐずる子供も今日ばかりは、自分の手を引っ張って走ります。よほどパワーをもてあましていたのでしょう。

民家園の中に入ったのはいいのですが、肝心の太鼓イベントがどこで開催されているのかまではチェックできておらず、広い園内をとにかく探し回っていると、定刻にはるか遠くから太鼓の音色が。子供を先頭にダッシュで駆けつけると、すでに日陰のベストポジションの観覧席は埋まっていて、ステージ前のベンチも全て埋まっている状態。仕方がないので自分が中腰になり、その膝の上に子供が座りながら太鼓の演技を観覧します。

自分は足がガクガクブルブルですが、子供が楽しめればいいかなと、心の中で「いいパパじゃん」と自分に酔っていると、1曲目の演奏は終了。この太鼓イベントは、東北復興応援イベントを兼ねており、周囲には陸前高田を応援するのぼりが掲げられていました。その中で演奏したのは八丈太鼓という八丈島の太鼓と、ほんの少しだけのアンマッチもこのときはあまり気にもなりません。

それは、次のプログラムが太鼓を実際にたたくことができるというものであったから。並んでくださいと説明が終わる前に子供は列に並びに向かいます。はじめは練習として一緒に重いばちの半分あたりを持って必死にたたき、その次に本番です。

多少、テンポがずれることもありましたが、うまく最後の掛け声までをこなした子供はドヤ顔で戻ってきます。そして、「どうだった?」という問いかけに、「太鼓の達人と同じくらい簡単だった」と誇らしげに話す彼を見ると、こんなことを言うようになったんだと心の中で驚いてしまいました。

この後新しくなった、かわさき宙と緑の科学館(サイエンスプリン)に立ち寄り、軽く館内を探検し、プリン型のドームに登り、もう少し空いているときに改めてゆっくり見た方がいいと判断したのか、早々に外に出て噴水でずぶ濡れになって遊ぶ子供。思えば、彼が1歳の時に太陽の塔前の噴水に飛び込みずぶ濡れで帰ったことを含めると、これで2回目の生田緑地ずぶ濡れ体験。楽しければいいのです。

降水確率0%だったにも関わらず、帰り道は急激な豪雨。早めに切り上げてよかったと帰宅しました。これから生田緑地はますます熱いスポットになりそうです。