あしたまにあーな

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風邪のなりやすさを左右するモノ

2009年10月 23日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

この時期、寒かったり温かかったりして気候がコロコロと変わることから体調を崩してしまう人も多いのではないでしょうか。新型インフルエンザの流行もあり、風邪を引くとインフルエンザなのではないかとビクビクしてしまいます。周囲には、あまり風邪を引かずにいつもピンピンしている人がいたり、よく風邪を引いて会社や学校を休んでしまう人もいたりしますが、この差は何なのでしょうか。一言で「体質」なのだといっても、どのような体質なのかについてなかなか踏み込んで考えることがないと思います。そこで今回はこの風邪の体質とは何から来るのかについて考えてみたいと思います。

通常、風邪の原因となるウイルスなどが体の中に侵入すると各免疫機能が働いて排除しようとしますが、この機能が弱い人は風邪をよくひくといわれています。その免疫のなかでもNK(ナチュラルキラー)細胞というものが風邪のかかりやすさを大きく左右する物質だと順天堂大学の奥村康教授は話します。

NK細胞とはウイルスなどを破壊する免疫のことで、平常時でも体の中をパトロールしている「体のお巡りさん」的な存在なのですが、このNK細胞の働きが弱いと病原体の侵入を防げずに風邪にかかりやすくなるのです。ということは、いかにこのNK細胞に働いてもらうかが風邪を引くか引かないかに大きく影響を及ぼすことになるのです。そこでいかにNK細胞を活性化(NK活性)させるためにどうしたらいいかを奥村教授のアドバイスをもとに示します。

・就寝時間や起床時間を不規則にしないこと。
・精神的ストレスをなるべくため込まないようにすること
・シイタケを食べるようにする。しかし、偏食をするのではなくバランスよくその他の食べ物も摂るようにすること。

このように風邪の引きやすさは、生まれながらの部分もありますが日頃のちょっとした努力で予防することができるそうです。毎日おいしいものを食べてたくさん寝て、そしてストレスなく生活をすることは、現代に生きる上で非常に難しい問題ではありますが、意識して生活するだけでもかなり違うと思います。無理してしまった日の次の日は、意図的に休むようにしたり、気分転換するなどしてリカバリーするように心がけることによって、風邪をうまく撃退したいものですね。

【参考】R25
http://r25.jp/b/honshi/a/ranking_review_details/id/110000007839

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(2009/08/26)
小山 富康

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糖質ゼロと糖類ゼロの違い

2009年10月 07日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

自動販売機で缶コーヒーを購入しようと選び始めると実に多くの種類が登場していることが分かります。今までのようにコーヒー豆のこだわりを全面に押し出したものの横に今までにないような言葉をキャッチコピーとして使っているものを見つけることができます。それが、「糖質ゼロ」と書いてあるものや「糖類ゼロ」と書かれている缶コーヒーです。

自分は元々缶コーヒーの砂糖分とミルク分が多いと変な味がするのでブラックをよく飲んでいました。ところが、このように糖類や糖質がゼロというものとブラックコーヒーはどのように違うのか混乱してしまいます。しかも、実際にこれらを飲んでみるとほんのり甘かったりするのが不思議だったりします。そこでこのふたつの言葉について考えてみたいと思います。

一般に糖類の方が糖質よりも対象範囲が狭いそうです。砂糖や果糖などが糖類で、その糖類にでんぷんや甘味料を含んだものが糖質という定義ということ。つまり糖類ゼロでも甘味料を利用することによって甘い味を出すことができるのです。健康増進法による栄養表示基準では糖分が100グラムあたり0.5グラム未満であれば「ゼロ」「ノン」「レス」といった表示を行うことができるそうです。これは、誤差や国際標準を考慮していて、全くのゼロでなくても構わないそうです。同じようなものとしてカロリーがあると思います。

コーヒーの他に炭酸飲料についても、糖質やカロリーを抑えた商品がかなり多くでていていかに消費者の関心が高いかが分かります。いくらカロリーが低くても多く飲み過ぎれば結局は多く摂取してしまうことにもなりかねません。適量で抑えて始めて体に優しい飲み物になることができるのです。

【参考】日経Plus1 2009/09/19


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太らない油のとり方

2009年10月 01日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

健康志向が高まっている今、油と聞くとなるべくとりたくないものの一つと考えてしまう人は非常に多いのではないでしょうか。家ですべての御飯を作って食べている人ならまだしも、1日の中で外食をしたりコンビニやスーパーで買物をしてできあがったものを食べる人の方が大半だと思います。そのようなものの中には隠れた油がかなりの量含まれているのです。

しかし、このような油なんですが全くとらない方がいいのかというと、上に書いたように今の時代では厳しいですし、適量とることで以下のような効果をあげることができるといわれています。

・細胞膜、脳、神経組織、ホルモン、血液を作る役割
・ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどの脂溶性ビタミンの吸収率アップの効果あり
・オリーブ油や青魚に含まれる油はコレステロールを下げる効果アリ
・排便しやすくする
・肌をキレイにする脂溶性ビタミンの吸収を効率良くする
・ダイエット中でも適量摂ることで、空腹になるのを防ぐ

つまり、上手に油をとることができれば上記のような効果をあげつつ太らずに済むという、まさに一石二鳥を狙うことができるのです。そのためにはどのくらいの量を1日でとればいいのかが課題になってくると思います。大体の目安では1日に必要なエネルギーのうち20?30%分が適当といわれていて、元々の食材に含まれる分を除くと140キロカロリー程度だとされています。

少々分かりづらいのですが、オリーブ油などの純粋な油は100グラムあたり約900キロカロリーあるので、1グラムで9キロカロリーもある計算になります。バターは100グラムあたり約750キロカロリーなので1グラムあたりは7.5キロカロリーあることになります。これらをもとに普段外食しているものがどのくらいなのかを考えてみます。

・デニッシュやチョコチップメロンパン:1個20g以上の油脂類(150キロカロリー)
・クリームパン:1個7?8gの油脂類(60キロカロリー)
・ポテトチップス100g:32g以上の油脂類(288キロカロリー)
・とんかつや天ぷらなどの揚げ物:1食あたり50g程度の油脂類(450キロカロリー)
・ファストフードのフライドポテトLサイズ:30g位の油脂類(270キロカロリー)

あくまで概算なので、実際の値とは異なるとは思いますが、大体の目安にはなると思います。上記のうちほとんどが1日の量を超えてしまっていることが分かります。全く食べないのではなく、数日に1回の割合で食べることによってうまく摂取したいものです。

こうやって外食をするのではなく自分で作るものであれば、もっと正確に1日の分を計算することができるでしょう。そのときは油を調味料として利用し、食べる直前に適量ふりかけて食べる方法がいいとされています。例えば温野菜サラダに、美味しいオリーブオイルをかけて食べると、野菜のビタミンの吸収率も上がるし、香りの強い野菜も美味しく食べられてまさに一石二鳥です。また、蒸した魚介類にバターを添えるなども香りや旨みが足されて効果的ではないでしょうか。

【参考】All About
http://allabout.co.jp/contents/sp_diet_c/caloriecontrol/CU20080625A/index/


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