あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > ヘルスケア


男性の乳首の存在意義

2010年4月 11日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

「男性の皆さま! ふと自分の胸を見て、何で俺に乳首があるんだろう?と不思議に思ったことありませんか。」

こう質問されると、確かにその通りだなと思ってしまいます。女性は子供に母乳を与えるためにどうしても必要ですが、男性にはその用途がありません。どうしても泣き止んで切れず近くに奥さんがいないときに子供の口にもっていったことがありますが、余計に激しく泣かれるという結果をもたらしてしまい、落ち込んでしまうというお父さんもいるのではないでしょうか。(ちなみに自分はやったことありません。)

もちろん、男性にとって乳首があるからといって何ら困ることはないので、いいといえばいいのですが、どうしてあるのだろうという疑問は大きくなるばかり。その答えを武村政春さんが「おへそはなぜ一生消えないか―人体の謎を解く (新潮新書)」という本の中で明らかにしているといいます。

この答えはすごく簡単で、「男というものがもともと女性の複製版だから」というのです。人の原型は女性で男性はその変形したものだといいます。人は本来女性になるべくして発生を始めます。その途中の分岐点で男性化する遺伝子の作用を受けて脇道にそれていってしまったのが男性なのです。よってもともと女性になるように設計されているからこそ、男性にも乳首が残ってしまっていると武村さんは説明しています。

そう考えると現代において女性の方が男性よりも強くなっているのは、遙か古の頃やもっというと人として生を受けた頃から変わることのない、遺伝子レベルで決定された普遍の事実だといえるのかもしれません。人間の体に隠された謎にはきちんとそれを説明する理由があったのです。そう考えると、まだまだ自分たちが知らないこと体に関する謎とその真実はたくさん眠っているはずだと思えてきます。

【参考】WEB本の雑誌

http://www.webdoku.jp/tsushin/2010/04/10/008114.html

おへそはなぜ一生消えないか―人体の謎を解く (新潮新書) おへそはなぜ一生消えないか―人体の謎を解く (新潮新書)
(2010/02)
武村 政春

商品詳細を見る

メガネのかけ外しは視力を低下させるか

2010年4月 11日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

暖かな日差しが降り注ぐ休日。

前々から視力の低下が気になっていたことと、子供によるメガネの破壊によってゆがんでしまったことからメガネを新しいものにしようと前々から思っていました。丁度奥さんもメガネを新調しようと考えていたようで、一緒に買いに行くことにします。自分はメガネを買うときにはそのままメガネ屋さんに行けばいいものと思っていましたが、奥さんから「メガネを新しくするには眼科の処方箋があった方が最適なメガネを作ることができるよ」とアドバイスをもらったため、二人で近くの眼科に行くことにします。

普段あまり眼科に行く機会がないので、眼科ではこんなこともしてくれるんだなぁと妙に新鮮な気分で待つこと10分程度。Cマークのランドルト環を使った視力検査や先生による眼底検査などを受けた後いよいよ処方箋づくりが始まります。ちなみに視力検査のランドルト環の並び順は特に決まっていないそうです。無理して推測するのですが、やはり当てずっぽうで当たるほど甘くないです。

処方箋づくりは、丁度視力が1.0から1.2くらいになるようにレンズを選んでいく作業となりました。度数を上げることによってよく見えるようになるのですが、逆にこめかみが緊張するような感じがしてしまい帰って疲れてしまうことから、その手前の度数で抑えることにします。遠くを見るためのものは度数を上げた今回のメガネ。そして近くのパソコンを見るためには今までの度数の低いメガネを併用するようアドバイスをもらいました。確かに、近くを見るときに遠くを見る用のメガネだとぼやけてしまうのですが、今までのメガネだとくっきりと近くが見えるのでそん差は歴然です。

そして最後の質問で今まで気になっていたことを質問してみることに。それは、メガネをかけ外しを頻繁にすることによって視力は低下するのかということ。これは定説としてよく言われていたので、なるべくかけないようにしたり、やむを得ずメガネをかける必要が出た場合にはずっとかけるようにしていました。先生によると、まったく視力が落ちるということはないので、ものをきっちりと見たいときに必要に応じてかけ外してしてくださいとのこと。こうやって的確にアドバイスをもらえると、すごく助かります。

もらった処方箋の有効期間は1ヶ月なので、早めにメガネを作りに行こうと思います。今回は、今までにない経験をした上に、メガネに対する自分の認識を改めることができるいい機会となりました。

5分で視力は回復する! ―全国で眼科医が実践 5分で視力は回復する! ―全国で眼科医が実践
(2010/04/02)
石川 まり子

商品詳細を見る

さすると痛みが和らぐ効果がある

2010年4月 03日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

昔から、どこか打ってしまったりしたときに母親に「痛いの痛いの、飛んでいけ」といってさすってもらうと不思議と痛みがなくなったという経験は誰でもあると思います。でも、よく考えてみるとこの動作も不思議ですよね。打撲したにも関わらずそれを表面をさするだけで痛みが和らいでしまう理由というものがよく分かりません。

そんな何気ない行動にたいして科学的に研究をされていたのが群馬大大学院の柴崎貢志講師たちの研究グループです。打撲などをしてしまうと神経回路が傷ついてしまいます。これをさすることによって修復することができると彼らはいいます。

人間の神経細胞には細長い突起物があるのですが、これが打撲などキズを負うことによってダメージを受けて萎縮してしまいます。このように傷ついてしまった神経細胞から出る突起物を元の長さに戻してあげる働きをするのが、「TRPV2」というもの。このTRPV2は突起物上に点在しているものなのですが、今まで熱を感じ取るセンサーの役割を持っているとされてきました。今回の研究によって熱を感じ取るだけではなく力を感じ取るセンサーの役割を持っていることがわかったのです。皮膚をさすったり引っ張ったりすることによって、TRPV2が修復してくれるのです。

この他、交通事故などで損傷し断裂した神経もこのセンサーの働きで再生することが分かったということで、その他の損傷にも今後効果を確認できると期待されています。自分も大好きなジャイアンツが試合に負けたときなど心が痛んだりした場合にも、とりあえず胸をさすって効果を確認してみたいと思います。。

これによって、さするという今まで生活の知恵として当たり前のように行なっていたものが、きちんと意味のある有効な方法の1つであることが科学的に示されたことになります。長く常識として親から子供へ受け継がれてきた知恵のほとんどには、きちんと理由があるのだと思います。まだまだ同じような「当たり前」が科学的に証明されていないことは数多く眠っているに違いありません。こうした「なぜ?」の正しさを教えてくれるのが科学のすばらしい魅力なのです。

【参考】日経プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=247903&lindID=4

スカイプロ360