あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > ヘルスケア


寒い冬に柚子を活用しよう

2010年12月 20日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

寒さが本格化してくる冬至は一年で最も夜の長さが長くなる日とされ、毎年12月22日頃に設定されています。古くから日本人はこの寒い日にゆず湯に入り、小豆がゆやカボチャを食べることによって、風邪を引かない強い体を作ることができると信じそれを実行してきました。

自分も小さい頃ゆず湯に入ると本当に嬉しくなったものです。食べてもよし、お風呂に入れてもよしの柚子は日本人の生活に根付いた様々な使い方がされています。そこで今回は柚子の特徴とそれをうまく利用する方法について見ていきたいと思います。

◆ゆず湯で体もポカポカ
ゆず湯に入ることによって、血行促進、冷え性や皮膚のトラブルの緩和、風邪の予防になると考えられてきたのは漢方や民間療法でいう柚子の「体を温める働き」からも理にかなっているといえます。

◆ゆずに含まれる栄養
ゆずの果汁や皮には多くのビタミンCが含まれているといいます。ビタミンCは潤いのある肌作り、風邪予防、ストレスに対する抵抗力をつけることができる栄養素でもあります。その他、疲労回復に役立つクエン酸、酒石酸などの有機酸、毛細血管を強化するビタミンP、食物繊維のペクチン、カリウム、カルシウムなどが含まれているのです。

◆ゆずの香りでウィルス撃退?
近年の研究によって、ゆずなどの柑橘類に含まれているリモネンという物質にリラックス効果やガン細胞の増殖を抑制する効果が、そしてオーラプテンという物質には免疫効果を高め、ウイルスなどの感染症に対する抵抗力があると報告されています。まだ研究段階ではありますが、これからの研究結果に期待したいと思います。

◆ゆずをおいしく食べよう
ゆずをそのまま食べるとすごく酸っぱいのでそのまま食べるのではなく、果汁として利用するのがいいでしょう。酢の物などに入れてみたりお酒に入れて飲んだりするのもさっぱりします。お菓子の中にゆずの皮を利用するのもアクセントがきいたものができると思います。

その他、韓国でよく飲まれている「ゆず茶」も人気があります。これは、ジャムのように砂糖で漬けたものをお湯や水で薄めたもので飲食店などでお茶として出てきたときには思わず感動してしまいます。家でもお手軽に作れそうですね。

このように、1つのゆずが食卓にのぼったりお菓子になったりお茶になって自分たちの体のなかに取り入れられることによって健康になるだけでなく、あまったゆずをお風呂に入れてその香りと成分によって体を芯から温めリラックスさせてくれる自然の入浴剤としての役割も果たしてくれる。ゆずはまさにそんな一石何丁もの効果を自分たちに与えてくれる素晴らしい果実なのです。冬至を過ぎて本格的に寒くなる今年の冬の必需品となりそうです。

【参考】All About http://allabout.co.jp/r_health/gc/301303/

 

 

幅広いしょうがの効能を活用しよう

2010年12月 15日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

冬になるとポカポカする飲み物がすごく欲しくなります。特に外を歩いていて自動販売機を見つけると、絶対に冬は飲まないお汁粉やほっとレモンといったものに手が伸びてしまうという人は多いのではないでしょうか。

そんな体を温める飲み物として、風邪を引いたときなどに飲まれるもののひとつに生姜湯があります。粉末になっていてお湯をいれるだけで簡単にできるものもあれば、親にしょうがをすってもらって飲み物に入れた特製のしょうがの飲み物を作ってくれたことがある人もいるでしょう。

このように様々な効能があるしょうがの効用はどのようなものがあるのかについて見ていきたいと思います。角川SSCムック編集長の大矢麻利子さんによると、しょうがは基本的に薬味なんですが、料理やドリンクにも幅広く使え、特に冷えを防ぐ効能が抜群だといいます。しょうがの薬効成分は400種以上も存在するといわれていますが、以下にしょうがの効用の一部についてまとめたいと思います。

◆全身を温める
しょうがの辛味成分である「ジンゲロン」「ジンゲロール」が芯から温めます

◆胃液、胆汁の分泌を促進
脂ものを食べすぎたときや胃もたれに対して、脂肪の消化が促進されます

◆胃の冷えによる嘔吐をとめ、消化をよくする
吐き気、むかつき、妊娠のつわりに効果があります

◆免疫力アップ

◆疲労回復

◆せき、鼻づまりの緩和
気道の粘膜に潤いを与えます。喘息の発作止めにも効果的です

◆発汗作用
血液循環をよくし、発汗させることで熱を下げます

◆殺菌作用
シソの葉といっしょに用いると、さらに効果的です

◆消炎効果
血液の凝固を抑制する作用があります。関節痛などにも効き副作用はありません

◆関節炎、神経痛の緩和
関節炎や神経痛、脚気や中風などによる手足のまひに、効果的です

このような効果を発揮するためには、有効成分をできるだけ摂取する食べ方がいいとされています。そんな栄養は皮のすぐ下に全体の実に7割近くが詰まっているので、皮ごとすりおろすといいでしょう。また辛みの薬効成分ジンゲロールは空気に触れてから3分すると減り始めるので、切ってすぐに食べてしまいます。

こうして、体も温まると共に抱えている体のトラブルの対策にもなるしょうがは、これからの寒い季節の強い味方となると思います。さらにしょうがのいいところはあまり安く買えるということにあります。あまりお金を掛けずに安全であることは何より心強いのではないでしょうか。

【参考】
・Reluckzen http://www.reluck.com/genki_kirei/shouga.html
・web R25 http://r25.yahoo.co.jp/

  

酒を飲んだ翌日のケア方法

2010年12月 12日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

お酒をたくさん飲むシーズンとなりました。サラリーマンの最近の傾向として忘年会を何回も行なうケースがすごく増えているといいます。その理由は定かではありませんが、様々な関係があり気の合う仲間同士だけで実施するケースもあることから、少なくとも2回はあるという人が多いのではないでしょうか。

そんな飲み会でやっかいのが二日酔いです。これまで二日酔いにならない方法を色々考えてきましたが、その場の雰囲気やお酒の美味しさからどうしても量を多く飲んでしまうというケースはどうしても発生してしまいます。

ということは、いかに次の日に早くリカバリーできるかが重要な要素となってきます。そこで今回は、二日酔いを最小限に抑える飲み会での飲食方法と、なった当日の対処について考えてみたいと思います。

◆飲み会での飲食
・牛乳やヨーグルトなどの乳製品、豆腐、卵、枝豆(タンパク質を多く取ることで肝機能の低下を抑える)
・アミノ酸(悪酔い防止)
・貝類、イカ、タコ(肝臓によいタウリンを多く含む)
・サラミや鶏の唐揚げ(アルコールは脂肪に溶けやすい)
・おでんや大根サラダ(異を守る)

◆翌日の飲食
・烏龍茶(吐き気予防の効果)
・紅茶(利尿作用が高い)
・カボチャ、かぶ(体を温め、血行を促進)
・アサリやシジミの味噌汁(肝臓の働きを助ける)

このように少しだけ気を遣うことによって、当日も翌日も気持ちよく過ごすことができるのだとしたら、実践しない手はありません。二日酔いで会社を休むのに対して抵抗がある人も多いと思いますので、是非お試ししてみてはいかがでしょうか。

【参考】日経Plus1 2010/12/11

医者以前の健康の常識 (講談社の実用BOOK) 医者以前の健康の常識 (講談社の実用BOOK)
(2006/03/16)
平石 貴久

商品詳細を見る