あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



野菜ジュースの栄養効果は野菜と同じか

2011年10月 03日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

朝がどうしても忙しくなってしまうのは、ぎりぎりまで寝ていたいという気持ちと共にやるべきことがあまりにも多いことが要因としてあげられます。

時間がない中で限られた時間を有効に使うために自分にとって優先度の低いものはどんどん削られていくことになるのですが、その筆頭が朝食ではないでしょうか。ゆったりとモーニングコーヒーを飲み新聞を読みながら朝を過ごす、なんてことはそうそうできはしないので、簡単に済ますことができる固形の食料や野菜ジュースが登場します。

最近の野菜ジュースのパッケージを見てみると、「1日分の野菜に含まれる栄養分が1本の中に入っている」というようなうたい文句が書かれています。本当にこれが事実なのであれば、こんなお手軽なことはありません。

厚生労働省が推奨している1日の野菜摂取量は350グラムであり、これだけの量の野菜を毎日食べることはなかなか難しいので、ついつい野菜ジュースに頼ってしまいます。

そんな野菜ジュースですが、素朴な疑問として本当に「「1日分の野菜に含まれる栄養分が1本の中に入っている」のでしょうか。そんな疑問に対して大阪府内科医会会長の福田正博先生が答えてくれているので、その内容をまとめてみたいと思います。

福田先生によると、市販の野菜ジュースは整腸作用や便秘の改善などの効果はありますが、あくまでも栄養補助食品としてとらえるべきだとしています。生野菜をとるよりも加工段階で栄養素は減ると考えていた方がよく、野菜が嫌い、野菜を食べるチャンスが無い、体調が悪くて野菜ジュースならのどを通るという場合に摂取するといいそうです。

野菜はビタミン、ミネラルなど体の調子を整える栄養素がたくさん含まれていますが、たんぱく質や脂質も一緒に取ったほうが吸収がよくなる栄養素もあるので、主食(炭水化物)、主菜(たんぱく質)、副菜(野菜)をバランスよくとることが大切ですと福田先生は話します。

つまり、「野菜ジュースを飲んでいるから野菜を食べなくて大丈夫」というのではなく、あくまでも健康補助食品として上手に利用するよう心がけるのが得策だといえるのです。

日常生活の中で「野菜ジュースを飲んでいるから大丈夫」と過信するのではなく、足りないときの補助的なものであり野菜の完全な代わりをしてくれるものではないということを念頭に置いて摂取するようにしましょう。

【参考】COBS ONLINE http://career.cobs.jp/level1/yoko/2011/10/post_1214.html

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ノンアルコールビールの造られ方

2011年9月 05日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

最近めっきりお酒を飲む機会が少なくなってしまったのが原因かどうかわかりませんが、アルコールに弱い体になってしまいました。飲んでいる最中は問題ないのですが、その後の二日酔いになる確率が急上昇しており、そのつらさを考えるとどうしてもたくさん飲めなくなってしまうのです。

それでも、家にいるときなど少しでも飲んだ気分だけでも味わいたいという願いを叶えてくれたのがノンアルコールビールです。大手のビール会社が続々と出していて、味もまるで本物のビールと遜色がありません。世間的にもノンアルコール製品は人気をよび、焼酎や梅酒、ワインまでノンアルコールものが登場していて嬉しい限りです。

しかし、気になるのがノンアルコールものはどのように作られているのだろうかという謎。大手ビールメーカーの方がそれを教えてくれているので紹介したいと思います。

ビールやワインなどの醸造酒は、原料の麦汁やブドウ果汁などに酵母を入れて発酵させて造りますが、ノンアルコールの場合は、原料に酵母を入れず発酵させません。

一昔のノンアルコールビールでは、ほんの少し発酵させていたのですが、これではアルコール度数が1%程残ってしまいます。たしかにそのように表示されていました。世の中としてはドライバーなどから少しでも入っていると不安という声が上がったことから、完全にアルコールがないものを開発する必要性に迫られたのです。

そこで原料に酵母を入れず発酵させないことによって、アルコール分が発生させないという手法が生み出されたのです。

ただし、原料を発酵させることによってビール特有の様々な味が生まれるものが何千もあり、これが発酵させないノンアルコールビールにはないことになります。それを補うのが香料です。現在の香料の完成度は高く本物に限りなく近い味を出すことができることから、ビールなども「本物」を飲んでいるかのような気分になれるのです。

しかし、わかる人にはわかります。その差を埋めるため今も一生懸命メーカーの方々はがんばっているのです。技術革新によって今後は全く味の区別がつかないノンアルコールのお酒も登場するかもしれませんね。自分はそこまでこだわりがないので、今のノンアルコールのお酒で十分おいしくいただけていて十分満足しています。

ノンアルコールを当たり前のように飲むようになった時、「本物」のアルコールが入ったお酒と「似ている」ということがどこまで意味をなすものになっていくのか、悩むところです。

【参考】web R25 http://r25.yahoo.co.jp/

納豆はかき混ぜる程おいしくなるのか

2011年9月 04日 By: rainbow Category: グルメ No Comments →

一時期スーパーで品切れ続出だった納豆も最近では徐々に解消されつつあり、以前よりも多くの種類の納豆をなベル事ができるようになりました。なかでもなかなかお目にかかることができない京都の黒豆納豆は、今までにない食感と風味を楽しむことができてお得な気持ちになったりします。

そんな納豆の基本的な食べ方としては、付属のたれとカラシを入れてかき混ぜて食べるというものですが、かの美食家である北大路魯山人は、かつて「納豆は混ぜれば混ぜるほど美味になる」と述べていたといいます。食べ方としては、まず305回混ぜ、後にショウユを入れ、さらに119回混ぜ、それから薬味とカラシを入れて食べるのが最適だというのです。実に424回も混ぜることになるのです。

確かに、納豆は混ぜるにしたがって泡のような白いもので豆が覆われていき、この泡が味をまろやかにしているような気もします。自分はいつも20回程度しか混ぜていないのですが、このあたりは個人の味覚にもよるものが多いようです。

ちなみに納豆メーカーのタカノフーズによると、納豆をたくさんかき混ぜるとたしかにまろやかにはなりますが、味がおいしくなるとか、栄養価が高まるということは無いとのこと。このまろやかさが「おいしくなる」と感じる要因なのでしょう。

この課題はネット上でも様々な人が議論していて、まぜる回数もまちまちでした。とある有名番組では、納豆を冷蔵庫から出して常温に戻した後、50回をめどに混ぜてからたれ等をいれるといいと紹介しています。

そのまま食べるのもいいですが、何かをトッピングするのもいいでしょう。自分は納豆臭さがなくなるのでネギを入れて食べるのが好きですが、卵を入れるという人もいます。卵を入れることによって納豆菌が繁殖するのだとか。

世の中には納豆について徹底的に調べて、その結果を照会してくれる「納豆学会」なるものまで存在していることを今回発見いたしました。納豆を混ぜて食べる、たったそれだけのことなのですが、単純なものゆえ奥が深いということなのでしょう。

一番大切なのは食べる人が一番おいしく食べることができるということ。自分の一番の食べ方を探してみるのもおもしろいかもしれません。

【参考】
・excite NEWS http://www.excite.co.jp/News/bit/E1314683583522.html
・納豆学会 http://www.nattou.com/