うまいたこ焼き屋の見分け方
今も昔もたこ焼きは大好きな食べ物のひとつで一種あこがれのようなものさえあったような気がします。関東出身の自分としては家庭でたこ焼きが出てくることはほとんどなく、口にする機会があるのは縁日の屋台がほとんどでした。なので、たこ焼き=お祭りのにぎわいを象徴しているのかもしれません。
そんなたこ焼きですが、昔自分が食べていたのは中も外も柔らかいものでしたが、最近銀だこなどおいしいとされているたこ焼き屋さんの多くが、外はかりっとしていて中がトロリとしているものを出しています。自分にとってはこれは新しい食べ物としか言いようがない程のショックなのですが、どうやら本場ではこれが普通のようです。先日、撤去命令で話題になった大阪・道頓堀のたこ焼き屋さんで購入したたこ焼きも同じように外カリ中トロ風のものでした。
どうせなら本場のおいしいものが食べたいと思うのですが、自分のようにたこ焼き素人ではそれを見分ける術がありません。そんな矢先、「日本コナモン協会会長」であり「タコヤキスト」としても活躍する熊谷真菜さんが素敵なアドバイスをしてくれているので、これを参考にしたいと思います。
<うまいたこ焼き屋の見分け方>
◆その1:店がまえ 「整理整頓されているか?」
焼き台やかえしなどたこ焼きを焼くための道具が、店主なりにベストな位置にきちんと整理されているお店は、その分焼き方にもこだわっている傾向があるといいます。まずは買わずにお店の中をチェックしてみるといいでしょう。
◆その2:屋号 「シンプル イズ ザ ベスト!」
一概に言えないのですが、シンプルで心に響く店名のお店は味もいいところが多い傾向があるそうです。例えば、“山ちゃん”や“うまい屋”など。回りくどくなくシンプルに美味しさを表現しているところには期待が持てるのです。例外もあるそうなので参考程度で。
◆その3:焼き手 「イキイキと焼いているか?」
これが一番重要で、たこ焼きを焼いているときに入魂して焼いているときには目が輝いているといいます。愛想がいいというのではなく、たこ焼きに対して一生懸命で愛情を感じることができればその味も折り紙つきなのです。これを感じ取ることができるためには数多くのお店を知って比較できないといけないような気もしますが。
自分としては、たこの大きさも美味しさを測る1つのバロメータだと思っています。豪快にどんと大きいが入っているとなんだか得をした気になれますし、たこ焼き自体もおいしく感じます。またトッピングなども色々あるので、自分好みの味がなんなのかを知ることが大切なのかもしれません。たこ焼きも奥が深いと改めて感じます。
【参考】Walker Plus
http://news.walkerplus.com/2010/0220/14/