西郷どん 第29回「三度目の結婚」
今回は吉之助の薩摩帰郷での物語。よそよそしいながらも国父である久光からお褒めの言葉をあずかり薩摩の中での存在感は確実に増していく吉之助の身に差し迫っていたのは嫁取り問題でした。
吉之助としては一度目の結婚で妻と離縁し、二度目の結婚では島に妻と子供を残していたため、かなり消極的になっていたのですが、周囲が強く迫るようになったため、今回の物語の半分くらいはその問題となりました。
その吉之助の相手として矛先が向かったのが糸でした。言わずもがなの幼なじみであり気心、演出的な事前フラグもバッチリの糸ですが、初めは頑なに吉之助との縁談を断ります。初めは静観していた吉之助もとうとう、糸のもとを訪れて求婚するのですが、ここでもごめんなさい。。。
その後糸が出張していく吉之助に追いつきOKの返事をするというドラマ的には劇的な結末を迎えます。めでたしですね。
そんな吉之助ですが、政治の世界では幕府を倒して新しい世の中をつくろうとする決意を持っていて一蔵に相談するのですが、難色を示されます。今後この動きを誰と加速していくのか楽しみにしたいと思います。
■紀行■
・鹿児島県姶良市
平松城跡
JR「重富」下車 徒歩20分
・鹿児島県鹿児島市
鶴丸城二之丸跡
JR「鹿児島中央」からバス「天文館」下車 徒歩10分