西郷どん 第38回「傷だらけの維新」
前回意気揚々と登場した大村益次郎。最近靖国神社を訪れる機会があったのですが、その際に存在感たっぷりな感じでこの方の銅像がありました。長州藩の医師であった彼は新政府軍の勝利の立役者となります。実際彰義隊も彼の戦術により半日で制圧。
その後の戊辰戦争でも大活躍を見せます。今回、会津など奥羽越列藩同盟による新政府軍への抵抗に関してはナレーションのみの登場となってしまい、八重の桜で登場したような会津の思いが描かれることはありませんでしたが、残りの時間を考えるとやむを得なかったのかもしれません。
吉二郎を長岡の戦で亡くしてしまい、また本当に自分がやってきたことが国のためになったのか自問自答するなかで吉之助は新政府軍から距離を置くことに決めます。この辺、一度決めたことは曲げることはしないのは以前から変わらないスタイルですね。
さて次回からは最終章ということで、いよいよ物語もクライマックスになっていきます。なんだかもっと見ていたいような気もしますが、最後まで吉之助の思いをしっかりと見て行きたいと思います。
■紀行■
・新潟県長岡市
長岡城本丸跡
JR「長岡」下車すぐ
・新潟県三条市
戊辰戦役記念碑
JR「東三条」下車 徒歩15分
・新潟県上越市
金谷山官修墓地
えちごトキめき鉄道「高田」下車 徒歩30分