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花燃ゆ 第8回「熱血先生、誕生」

2015年2月 22日 By: rainbow Category: 2015年_花燃ゆ No Comments →

野山獄から帰還した寅次郎は家の幽閉室で一日中こもっていました。ここだけ見てしまうと獄のなかにいたときの方が活き活きとしていて、個性的なメンバーにも囲まれて幸せだったのではないかと思ってしまうのですが、文はそんな兄のことを思うばかり塾を開かないかと提案し、塾生集めに奔走します。しかし、罪人の教室に行きたいと思う人は多くなく、人を集めることがなかなかできないでいました。

そこで登場するのが久坂玄瑞でした。もう何回前に登場フラグが出ていたのか分からなくなってしまうほど間があいてしまいましたが、寅次郎とのやりとりが始まります。頭に血が上ってかっとなってしまうという性格はまずいとは思いますが、これからきっと寅次郎の塾を盛り上げていってくれるのではないかと期待させられます。さらに次回からは高杉晋作も登場し、影響力が徐々に増していくのではないでしょうか。

と、ここまでで文は寅次郎の後方支援を進んで行っていることは分かるのですが、やはり裏方の仕事なので彼女をフォーカスしようと思ってもなかなかできない状況に見えます。おそらくこの先も彼女が何かを成し遂げるということは暫く無いと思うので、彼女を目当てにするというよりも、寅次郎を中心に見ていくのが自然かなと感じています。

今回は、寅次郎周辺とは別に椋梨と周布との長州藩内の対立も明確になりつつあり、そこに小田村も巻き込まれていくという新しい話の流れも出てきました。長州藩が周囲からどのような立ち位置にあるのかを明確化するためにも、幕府や他の藩との関係性を少しずつ明らかにしていってほしいと思います。

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花燃ゆ 第7回「放たれる寅」

2015年2月 15日 By: rainbow Category: 2015年_花燃ゆ No Comments →

前回から寅次郎の野山獄ショーが始まったのですが、それも今回で終了となってしまいます。野山獄の人々は富永たちがいて非常に個性的で見ていて楽しかったのですが、やはり牢獄から世の中を語ってもなかなか聞き届けられないのでしょう。結果的には妥当な判断と言えると思います。今後どこかでこのメンバーが登場してくれるといいなと思います。

その寅次郎を獄から出すために動き回ってくれたのが旧友である伊之助でした。その伊之助の動きに釘を刺していたはずの椋梨藤太が最後はそれを受け入れることになります。内藤剛志さんの演技がもの凄くはまっていて、伊之助たちにとっては良いことをしてくれているように見えて、しっかりと自分の手の平で操っている様子を表情やちょっとした仕草から醸し出しています。出獄してもしっかりと寅次郎を見張るように言われた伊之助の目は、椋梨と同じ目をしていたところも見逃せません。

今回も、文の存在感はあまり大きくなかったのですが、前半戦は吉田松陰を題材としたドラマであると考えた方がやはり良いのかもしれません。途中のシーンで21回という言葉が出てきたのですが、自分のなかでは寅次郎は21回まで登場するのではないかと考えています。

次回は久坂玄瑞が再度登場し、寅次郎と交わることになりそうなので楽しみにしたいと思います。

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花燃ゆ 第6回「女囚の秘密」

2015年2月 08日 By: rainbow Category: 2015年_花燃ゆ No Comments →

今回の話の中心は野山獄のなかでのユーモアセンス溢れる面々となりました。話の発端は唯一の女囚である高須久子が文に対して実家への手紙を託すことから始まります。断られても何度でもお願いしますという無茶苦茶なお願いにあまり深く考えることもなく快諾する文ですが、結果的に久子の娘である糸の怒りを買ってしまい、怒鳴り込んでくるという始末。

前回の金子の母親に対してもそうですが、人の気持ちに踏み込んでいくことは上手くいくこともある反面、傷つけてしまう危険性もはらんでいる行動であり、文は前回も今回も結果的にはうまくいきましたが、見ている方としては複雑な心境になってしまいます。

とはいえ、文が富永有隣に与えた筆がきっかけとなり、囚人が徐々に前向きになって行きます。文による活躍というよりも、寅次郎の持っていたカリスマ性が再び光り出したという状況で、そうさせたのが高須久子であったという感じでしょうか。

早くも松下村塾が開校した雰囲気の野山獄ですが、次回以降文がどのように存在感を出していけるのかを注目していきたいと思います。おそらく視聴率という面ではあまり期待できず、過去最低を更新し続けるとは思いますが、これに影響をうけ、当初想定していたものとは違った変な方向に行かないことを祈るばかりです。

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