あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



サラリーマンの4分の3が電車仮眠族

2012年1月 23日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

毎日の通勤でふと思うのは、席に座っている人のほとんどが眠っているということ。外国では電車の中で眠るというのはとても安心できないというところもあり、日本の治安のよさを改めて感じます。電車の中は心地よい温度で、しかもいい感じの振動が我々を眠りへと誘います。

みんな眠っているなと思っていたところ、それをしっかりと統計的に確認したのがライオンです。首都圏の20代から50代の男性サラリーマン1000人を対象として調査したところ、実に全体の4分の3に当たる75%もの人が電車の中でうたた寝をしており、平均で週に4.2回、1回当たりの平均仮眠時間は16.2分であるという調査結果を報告しています。

首都圏ですと、だいたい片道1時間程度は電車に乗っている人が多いでしょうから、その中で片道分の8分間は眠っており、往復でいうと2時間の乗車中に16分程度ということになります。電車の中で座ることができる人と座ることができない人では、睡眠時間に大きな差があるでしょうから、座ることができた人に限っていうと、実際にはもっと眠っていることになります。

仮に、1000人のうち座ることができる割合を半分とすると500人になり、残りの半分は座ることができず、睡眠時間も足をかくんとさせながら2分だけ眠ったと仮定します。すると、座ることができた人が眠っている時間は14分となり、往復でいうと28分と30分弱も眠っている計算になります。実際には、行きで座ることができる人は帰りで座れるとは限りませんから上記のような値にはなりませんが、かなりの時間、電車の中で眠っていることが分かるでしょう。

さらに寝てしまう原因というものまで調査しています。この質問にはいささか寝てしまうことをマイナスとしてとらえている印象を持ってしまいますが、結果は非常に興味深いものとなっています。

1位: その日の仕事の疲れ (44.8%)
2位: 前日の仕事の疲れ (41.6%)
3位: アルコール摂取による酔い (38.7%)
4位: 日頃から蓄積した疲れ (37.8%)
5位: 長い通勤時間による疲れ(22.0%)

ここでは、疲れた原因を細かく表現しています。自分が疲れている原因は、行きであれば前日でしょうし、帰りであればその日の疲れになるでしょう。それ以外の疲れは何によるものなのか分類することができているのはちょっと謎なのですが、疲れているから寝てしまうという結果を導きたいのだと思います。

最後に、終電で寝過ごしたことによって、タクシー代金やホテル代金として支払った代償は平均で10,900円だとする調査結果でしめています。

今回は、面白い調査結果を見ることができましたが、電車では意図的に睡眠時間として眠る人と、そのつもりはないのに眠ってしまったという人もいます。本や新聞を読みたいのに睡魔に襲われてしまい、戦いつつもその誘惑に負けてしまうほどの強さを持っているのが睡魔なのです。

調査結果では、年間でいうと60時間も眠っていると計算していますが、必ずしもこの時間が浪費しているというわけではないと思います。眠いときには一度ちょっとの時間でも眠れば頭もすっきりしますし、次の行動がしやすくなるでしょう。次の行動のための投資だと思えば、電車内の睡眠も意味があるものだと思えるのではないでしょうか。

【参考】FujiSankei Business i 2012/01/23

たった15分の早起きが夢をかなえる 頭のいい朝の習慣術 たった15分の早起きが夢をかなえる 頭のいい朝の習慣術
(2008/08/21)
箱田 忠昭

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牛丼屋さんで声を発しなければならない苦痛とは

2012年1月 22日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

先日、とあるサイトで「牛丼屋でごちそうさまという言葉を発しなければならないので、吉野家は敷居が高い」と話す人がいて、それに対して共感する人が数多くいることに驚きを覚えました。

ご存じの通り、吉野家は他の牛丼屋では当たり前のように存在する券売機というものがなく、対面で注文をして料金を手渡しする形を取り続けています。それは、経済的に費用対効果の面で対面販売をしているという側面もあると思いますが、それ以上にお客様とのコミュニケーションをとることに重きを置くことがあるといわれています。

その吉野家の思いに対して、お客様は親近感を覚え「牛丼を食べるなら吉野家に行った方が安心する」という人がいる一方で、他人と会話をしなければならないというハードルを感じてしまう人もいて、そういった人たちは、吉野家よりも松屋やなか卯、すき家の方がはるかに安心するといいます。

コミュニケーションをとるのが不得意で億劫だと感じている人のことをネット上で「コミュ障」と呼んだりしますが、そういう人たちによると、ごちそうさまと声を出すことがつらいのではなく、声をかけたときに無反応であったときの雰囲気の方がよっぽどつらいそうです。お店の人も決して悪気があって無反応でいるのではなく、お客様の声が小さかったり、店内が混んでいて騒がしかったりすることによって反応できなかったという場合もあるでしょう。

外食の際に、「ごちそうさま」という言葉をどのくらい言っているか、家庭では当たり前のように言っているこの言葉が外食時になると頻度が下がるのではないでしょうか。一様に言うべきかどうか、それはすごく難しいですし、どちらかにすべきだとすることはできません。

ただし、場所によってそのごちそうさまという言葉は、店員にとって次の行動の起点となります。先ほど登場した牛丼屋では、使用済みのお皿を下げるきっかけになりますし、吉野家ではお会計のきっかけとなります。

また、お会計の時に一言、「ごちそうさま、おいしかったです」ということができれば、店員も嬉しいでしょうし、そこから次回に何かがつながるかもしれません。面と向かって無言で居続けるのは双方に気まずい雰囲気を残してしまいます。誰かに聞いてもらえない状況下でも、気持ちよく「ごちそうさま」と言い、それができた自分をほめてあげてはいかがでしょうか。

【参考】web R25 http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20120120-00022584-r25

今日もごちそうさまでした 今日もごちそうさまでした
(2011/08/25)
角田 光代

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多くの人が望むかばんの軽量化

2012年1月 10日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

毎日会社に行く際に持ち歩いている鞄ですが、ふととある上司が手ぶらで通勤していることに気がつきます。かれは、何も持たずに颯爽と「おつかれ」といって会社を去っていくのですが、その後ろ姿が何ともかっこいいのです。つまり手ぶらイコールかっこいいデキルビジネスマンということなのでしょうか。

KDDIによる、20代から40代の男性会社員400人を対象にした「かばんの中身に関する調査」によると、通勤時の鞄が重いと感じる人は約6割いて、かばんを軽くしたいという人は9割にも及ぶといいます。しかし実際に通勤時に手ぶらを実践できている人は、たったの8%。そこまで通勤時になにかを運搬する必要があるのか、真剣に考えてみるきっかけとなるでしょう。

調査では、さらに年収が高い人ほどかばんが重いとなっていますが、これはパソコンなどのデジタルデバイス、そして自分のスキルを磨くためのビジネス書といったものが、全体を押し上げていると思われます。しかし、その逆は必ずしも成り立たず、かばんが重いから年収が高くなるというものではないことは確かです。

少しでもかばんを軽くするために、まずは何が入っているかもう一度見てみます。かばんの中の重いものとして、以下が挙げられています。

1位 財布・定期(24.7%)
2位 仕事でつかう書類(23.4%)
3位 携帯(18.1%)
4位 手帳(14.6%)

自分の場合、財布、定期等の他、本、お薬入れ(通勤途中にお腹が痛くなったときに便利)、名刺、新聞といったものが入っています。一つ一つをみるとあまり重く感じないのですが、これらがまとまったときにものすごい重量感をもたらしてくれます。団結するともしかしたら強いのかもしれません。

これらを携帯やスマートフォンで代用しようとすればできないことはないのですが、それにも限界があるでしょう。本などは図書館で借りたものであれば、物理的に持ち歩くしかありませんし、新聞も一覧性の観点から紙の方がまだ軍配が上がるでしょう。

そこでデジタル化できないものを持ち歩く際に、ポイントとなるのが定期的な見直しです。1週間や1ヶ月単位でかばんのなかを一度全部取り出してみて整理し、この期間中に1度でも利用したのか、ないと本当に不便なのかを見直します。「使うかもしれない」ものをいつまでも入れていてはかばんの中はふくれあがるばかりです。不要なものは思い切って取り出してみましょう。それで不便なことがあれば、また復活させればいいのです。このとき、肝心のかばん本体が一番重いという結論だけにはならないようにかばんにも気を使いましょう。

そうして、かばんを少しでも軽くして、身軽な通勤を実現したいものです。

【参考】japan.internet.com http://japan.internet.com/wmnews/20120110/2.html