おんな城主直虎 第44回「井伊谷のばら」
イケイケの状況である万千代は、家康の寝所で不審なものを捕らえる手柄をたてたことによって、知行をいただき一躍出世街道をひた走っていくことになります。言葉の端々から小姓になって4年経ったとか、田中城攻めに8年かかったなど言っていますが、時が流れるのが非常にはやいなと思うと同時に時間軸がよくわからずついていけない場面がありました。ということは、万千代は一体今いくつなのかといったこともよくわからないので、周りと比べると遅いのかどうなのかも曖昧な感じでした。
という前提ではありますが、万千代は病床の祐椿尼からの誘いにのって井伊谷にやってきます。そこで直虎と半ば喧嘩別れてきな感じになってしまい、家督を譲るという話にもならない状況になります。和尚様もまだまだ若いのでこれから支えていってあげなくていいのかと暗にお願いをしていますが、まだまだこの二人の雪どけは先になりそうな感じです。
次回からは、徳川家の悲劇である築山殿の事件が発生し、渦中が揺れていきます。この難局を万千代を初め関係者がどのように振る舞っていくのか楽しみにしたいと思います。
■直虎紀行■
静岡県藤枝市
- 田中城本丸跡
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