生田緑地ばら苑 2011年秋
大雨が降った翌日は、心なしか花の香りも花の色合いも際立つのではないかということで、早速秋のばら苑に行ってきました。子供も体力が余っているようで家にいても自分たちの方が体力を消耗してしまうという思惑もあり、自転車で出かけます。
子供の自転車はまだ後ろから押すバーがついているのですが、最近では押さなくても自分でこいでくれることが多くなったので楽になりました。彼は、「大きくなったら、小さなタイヤを一緒にとって、自転車の乗り方教えてね」と話してくれ、なんだか嬉しくなります。
そろそろ到着というところで、目の前に飛び込んできたきれいな建物は、今年オープンした藤子・F・不二雄ミュージアム。完全予約制のこのミュージアムは、開園当初から大人気でなかなか予約することができないのですが、いつかいってみたいと思います。
幸いにも子供は、その存在に気がつかず、ルンルンでばら苑に続く険しい坂を登っていきます。最後の階段のところでふと振り返ると、東京スカイツリーも見える絶景が広がっていることがわかります。
森の中を抜けると、ばら一面の世界が広がります。秋の生田緑地ばら苑では、およそ400種、4400株のばらが開花しているといいます。この上から見る全体像が一番きれいで、わくわくさせます。子供も段差に登ってポーズ。「いいにおいだね。」と花の感想を述べる子供に、親としても成長を感じ嬉しくなります。思えば、子供がよちよち歩きの頃からここに通っていますが、少しずつ彼の中でも色々感じることができるようになって来ていて、それを間近で見ていてもよくわかります。
花の数自体は春よりも少ないような気がしますが、一つ一つの香りや存在感は秋の方が素敵です。子供は、途中から芝生で思い切り跳ね回ったり、踏み石で遊んだり、持ってきたお菓子をほおばり、まさに花より団子状態。それでも楽しんでいる様子を見ると、連れてきてあげて良かったと思えます。
次回は、春の一般開放。そのときには、下の子供も連れてきてあげられたら、また楽しいひとときを過ごすことができるのではないかと今から期待で胸が膨らむばかりです。
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