自分の意志できりひらくストーリー
自分が尊敬する人の一人にレバレッジコンサルティングの本田直之さんがいます。彼は数多くの著書を残していますが、どれも実際に自分の考えとして取り入れやすいものばかりであり、実践することが比較的容易になっています。
というのも、彼の基本的な考え方は「答えは自分の中にある」ということだからです。人のせいにしたり他人に依存していたのではいつまでも自分がなりたいようになることなどできません。自分の考え方を変え、常にプラス思考で居続けよりよい自分になりためにどうしたらいいかを考えることが、すべての近道なのです。
そんな本田直之さんが週刊東洋経済(2011/1/8)にて、人生戦略を描くための5つのポイントを挙げています。非常にポイントをついていると思うので以下にそのまま引用したいと思います。
◆人生戦略を描くための5つのポイント◆
1. 「どんな人間になりたいか」が難しければ「どんな人間になりたくないか」から戦略を組み立てる。
2. 10年、3年、1年の3単位で人生戦略を立て、環境変化に合わせて常に修正する
3. 人生戦略は「仕事」「私生活」「自己管理」「人脈」「資産管理」の5分野に分ける。
4. 壁に当たったら「世の中にはもっと大変な人がいる」と考える。失敗も前向きに受け止める。
5. 上司などのアドバイスを無批判に聞き入れるのは危険。年長者が描くストーリーは常に古く、今は成り立っていない。
その時々の状況に流されるのはすごく楽なことです。しかしそれでは流されてどこに向かっていくのか、漂流してしまうかの答えは出てきません。時代の流れが速い今、漠然とでもいいので自分がどのゴールに向かいたいのかを思い描きながら、目の前の出来事に精一杯取り組むことが大切であると改めて感じます。
言い古されていることなのかもしれませんが、実践することこそ最大の壁なのです。それを乗り越えることができ、自分の基本的なコアとなる考えに昇華させたとき自分はもう一つ上のレベルに上がることができるのだと思います。
【参考】週刊東洋経済 2011/01/08
レバレッジ・オーガナイザー ─自分にレバレッジをかけ、無限大の成果を生み出す実践手帳─ (2008/03/28) 本田 直之 |
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