必死にカップ麺のフタを押さえる人
深夜の夜食に欠かすことができないのがカップ麺です。家に備蓄しているので、お腹が空いたときには太ると分かっていてもついつい手が出てしまいます。カップ麺にお湯を注いだ後に、ほとんどの人は付属のシールやお箸でフタをすると思います。でもよくよく考えてみると、これってなんだか味気ないですよね。時々付属のシールがうまく剥がれずに、くっつきが悪くなってしまいビニールを剥がすときは何となくむなしさすら覚えます。
そんな寂しさから解放している素敵な奴がいました。それが「Cupmen」です。読んだだけでは、文字通りカップ麺なので全く意味が分からないのですが、少し文字を切ってみると、CUPとMENに分かれます。CUPを何とかしてくれるMENなのです。先日会社の先輩が大事そうに取り出して見せてくれたのが初対面でした。
このCupmenはカップ麺のフタを両手で必死に押さえてくれるのです。その必死さになんだか使っているこちらとしても、元気が出てきます。これを考えたのはデザイナーの馬渕晃さんですが、本当にすばらしい発想力だと思います。見ているだけで何となくうきうきした気分になってきます。見方によっては「ファイト、イッパツ」のお兄さんを彷彿とさせる落ちそうところを耐えているようにも見えてくるから不思議です。おそらく、この姿だからいいのであって、余裕そうに足を組みながらフタを押さえられても、ここまでの高揚感はないと思います。まさに絶妙のポーズといえます。
でもこれで驚いてはいけません。このCupmen、ただフタを押さえるだけではないのです。凄いのは、熱によって色がどんどん変わっていくこと。この色の変わり具合によって食べ頃を自分たちに教えてくれる優れものなのです。まさに一石二鳥といえるでしょう。
Cupmenは1個840円と少し高めで、カップ麺を食べる時に取り出せるように近くにいてもらう必要があるのですが、普段カップ麺を食べないときには角に置いておけば素敵なインテリアにもなるのではないでしょうか。
【参考】KONCENT http://blog.koncent.net/?eid=147
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