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学びの場所を提供するサービス

2009/09/09 Category: ビジネス

近年、資格取得や自己啓発など自分の能力を高めようとする社会人が増加しつつあります。趣味で勉強しているという人もいますが、ほとんどの人はその勉強を何かで活かしたいと考えているのだと思います。学校にいたときには勉強なんてしたくないと思っていた人も、社会人になると学ぶ楽しさを改めて感じることができるのではないでしょうか。

そんな自学ですが、残念ながら自宅でゆっくりと勉強することはなかなかできない人もかなりいると思います。自宅にいると、様々な誘惑に負けてしまい遊んでしまい、結果として外に飛び出すことになります。しかし、図書館は朝から席がいっぱいだしファミレスも長居するとなんとなく気まずい気がします。つまり、勉強したいのに勉強できる場所が極端に少ないのが今の状況なのです。受験生であれば予備校などが自習室を完備しているのですが、社会人が勉強する場所を提供しているところはほとんどないのが現状です。

今、社会人のための勉強スペースを提供する場が求められており、そのような場所を提供し時間単位で自由に貸し出すことができるサービスが求められているのです。現在漫画喫茶のような場所を自由に使っていいようなビジネスがありますが、勉強をするのに必要な辞書やお茶、ヘッドフォンといったものを用意し、その代わり誘惑になりそうなものを徹底的に排除します。1時間あたり200円程度の利用料で50席を設けた場合、営業時間を12時間、50席のうち6割が埋まり、平均3時間利用するとしたとき、延べ一日に120人が利用することになるので、7万2千円の売り上げを得ることができ、月当たりで216万円の売り上げになります。ここに付加サービスを提供することによってもっと利益を得ることも可能でしょう。

さらに「ひとりでは勉強できないけど、見張ってくれる仲間がいれば頑張れる」という人が多いことに目を付けた「勉強カフェ」というものまで登場しています。同じ目標を持った者同士がスタッフの仲介で集まり、互いに切磋琢磨するというもの。渋谷にある「勉強カフェ ブックマークス」では月会費9450円で利用することができるといい、会社員がほとんどの中で女性も4割ほどいるそうです。

このように、勉強をする場を提供するというサービスは今後もっと成長していき、誰でもどこでも集中して勉強することができる世界が構築されてほしいですし、そうなるのではないかと思います。まずは、「自分で家でも集中して勉強しようよ」というごもっともなご意見はご容赦下さいませ。

【参考】日本経済新聞 2009年9月9日


勉強が楽しくできる集中セット
【セット内容】・9番のクレマチス・17番のホーンビーム・36番のワ…




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