「東京ばな奈」食べちゃった
東京土産をなかなか購入する機会がないのですが、上野にある東京博物館へ福澤諭吉展に行った帰り、上野駅にある数々のお土産物屋さんが目にとまり、家で待っている子供でも食べられるおいしいものを買って帰ってあげることにしました。
それにしても東京土産は恐ろしいほどたくさんあるものです。ひよこにしようか迷ったのですが、ここは東京土産ナンバーワンといわれる「東京ばな奈、見ぃつけたっ」を買っていくことにしました。それに、子供も最近黄色いものをみると、みんな「バナナ」と言うので丁度いいかなと。
一番安いもので、8個入り1000円から。自分的には500円くらいの軽く食べられるものを望んでいたのですが、売店のお姉さんからは無言の圧力が掛かります。なんだかいろんな意味で居ても立ってもいられなくなった自分は、ばら売り1個100円のチョコ入り東京ばな奈ではなく、1000円の東京ばな奈を購入し、早々に退散します。
家に帰ってきて子供にあげると、無茶苦茶喜んでニコニコしながら「バナナ」と言いながら2個も一気に食べてしまいます。自分も初めての東京ばな奈を早速食べてみることに。
一口食べると、ふわっとしたスポンジケーキが口に広がり、そこに後から入ってきたバナナカスタードクリームがスポンジケーキに混ざって全体が口の中で一体化します。すごくおいしいじゃないですか。特にこのバナナカスタードクリームは他ではあまり味わうことができないんじゃないでしょうか。
この東京ばな奈ですが、Webページには以下のような注意書きが。
※『東京ばな奈「見ぃつけたっ」』は、数量に限りがございますため、お電話でのお取り寄せを終了し、店頭販売のみとさせて頂くこととなりました。誠に申し訳ございませんが何卒ご了承ください。
そう考えると今食べているこれもすごく貴重なお土産物のような気がします。しかし、楽天を見るとしっかりと売っているんですよね。謎です。
でも、なんで東京みやげにバナナなんでしょうか。全く関係ないような気もしますが、そこはあまり関係がなくてもいいようです。しかも「ばなな」でも「バナナ」でもなく「ばな奈」です。ウィキペディアによると、老若男女誰にでも喜ばれる味ということでバナナが採用されたそうで、1991年の発売以来今では年間40億円も売り上げているといいます。つまり、18年という年月を超え「東京といえば東京ばな奈」という新しい文化が創られたということなんですよね。Webサイトを見ると、様々な東京ばな奈が登場していて、その勢いは留まることを知らないようです。
もし良ければ、もう少し少ない量のセットを作ってくれると自分用に買って帰る人も増えるんじゃないでしょうか。少なくとも自分は買って帰りたいと思います。
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