今年もいい年になりますように
身内に前厄の人がいることもあり、昨年に引き続き川崎大師平間寺に初詣にみんなで向かいました。お正月も終わり人出もまばらだろうと思っていたのですが、あまりの人の多さにびっくりしました。
でも、賑やかな場所で屋台などが出ていると、気持ち的にワクワクしてくるんですよね。昔からお祭り好きの自分としては、こういう場にくると嬉しくなってしまいます。ここで少し川崎大師についておさらいしておきたいと思います。
川崎大師は、1128年に開創され昔からもろもろの災厄をことごとく消除する厄除大師として、霊験あらたかなお寺です。総本山は京都東山七条にある智積院になります。御本尊は、弘法大師空海上人で真言宗のお寺となっています。
子供と奥さんの3人でお護摩の修行を受けるために、本堂の中に入ります。きっと子供は泣くんだろうなと思っていたら、泣くのではなくはしゃぎ始めます。ある意味満員電車よりも過密状態で一人あたりの面積は30cm四方程度。この状態で子供がじっとしているはずがありません。周囲おじさんやおばさんにニコニコしながら話し始め、しまいにはガシガシ足で蹴る始末。
たまりかねて一番後ろでお坊さんのお話を聞きながらじっと待つことにします。お話が終わった後は、無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)と唱え始めるのですが、子供はこの異様な雰囲気に完全に飲まれてしまい、黙り込んでしまいました。その後は御本尊の付近まで周り、拝みながら本堂を出ます。
帰りは、川崎大師名物の住吉屋総本店の久寿餅と、飴屋さんでのど飴を購入するのを忘れてはいけません。子供を含めて3人でこの川崎大師を訪れるのは2回目ですが、昨年は子供が寒くないようにと、ベビーカーにビニールシートをかけて暖かくしていたのですが、今年は境内をチョロチョロさせることができたことに、子供の成長を改めて感じます。きっと来年くる頃には、子供と奥さんの3人でお参りしておみくじを引くこともできるかもしれないと思うと今から来年が楽しみでなりません。
今年もいい一年になりますように。
川崎大師名物の久寿餅
せき止め飴
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