あしたまにあーな

2008年の東京マラソンの抽選結果は、今日から順次メールや郵送でお知らせが来ています。自分の職場でも東京マラソンに応募した人が多く、かなり走り込んでいる人やそうでない人も一様に結果が気になっているようです。この抽選は、地方の人の方が当選しやすいという噂も出てくるほど。たしかに地方から来ると、ホテルなどに宿泊し外食するので、経済効果がかなり大きいといえるので、頷ける話ではありますが本当にそうなのかどうかはわかりません。

そんな東京マラソンですが、東京都の石原慎太郎知事が素晴らしいことを考えたようです。石原知事が考えたわけではないと思いますが、男子優勝者に最高４６００万円の賞金が渡されるというのです。賞金が出る市民マラソンというのも日本ではかなり珍しいのではないでしょうか。参加費をまかなえるだけではなく、家まで買えてしまうほどの賞金です。世界では、ニューヨークシティーマラソンで約１３００万円、ロンドンマラソンで約５５０万円の賞金が渡されるそうです。

しかし、この賞金を得るためにはとんでもないハードルを越えなくてはなりません。以下に賞金の内訳をご紹介します。

＜マラソンの賞金額＞
　・優勝者：　８００万円
　・２位：　４００万円
　・３位：　２００万円

＜特別条件＞
　・優勝者が日本記録を出す：　５００万円
　・さらに世界記録を出す：　３０００万円追加
　・男子優勝者が大会記録を出す：　３００万円追加
　
これを合計すると、男子優勝者が世界記録を出すと計４６００万円、女子では４３００万円が最高賞金額として出される計算になります。また、車いすの優勝者にも男女とも２０万円が渡されるというのですから、すごい大盤振る舞いです。

本当に世界記録を出すことができる人はほんの一握りだと思いますが、もし自分の脚に自信がある方は、まず最大の難関である抽選に当選し出場権を得た上で、スタートのタイミングで如何に前の方にいくかが重要なポイントとなりそうです。こういう企画は夢があっていいですね。一攫千金のためにマラソンをするという人も増えてきて、そのうちメタボ人口を減らすことが裏に隠されているのかもしれません。

【参考】Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000569-san-soci

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