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クレジットカードの基礎

2007/10/24 Category: ビジネス

ショッピングには、買い物をする店舗の他、3つの立場のクレジットカード事業者が関わってくる。その役割を大きく分けると、「ブランド」「イシュア」「アクワイアラ」の3つになる。

■ブランド
VISA、Master、JCB、アメックス(American Express)、ダイナースの5つを、「5大国際ブランド」と呼ぶ。
これらのブランドを持つ事業者(ブランド)は、クレジットカードを使う上でのプラットフォームの構築や、ルールの策定を行うのが仕事だ。

■アクワイアラ
アクワイアラとは、加盟店向けにサービスを提供する事業者のことだ。
具体的には、店舗を1店1店まわってクレジットカード決済ができるシステムを入れてもらえるように頼んだり(加盟店開拓)、ユーザーがカード決済でツケにしたお金を精算し、加盟店に支払ったりするのが仕事である。

■イシュア
実際にカードを発行する事業者のことで、カード発行会社とも呼ばれる。
ユーザーに対して、実際の信用取引(=お金の立て替え)を行うのがイシュアだ。

新しいブランドとしては、おサイフケータイクレジットの「iD」がある。
iDはNTTドコモが提供しているブランドで、特徴としては日本国内限定のブランドであることと、おサイフケータイで利用するブランドであることが挙げられる(あくまで原則として。現在は、三井住友カードがiDも利用できる一体型クレジットカードを発行している)。

クレジットカードが使えるということはつまり、そのカードを発行しているイシュアが、あなたにお金を貸してくれているということを意味する。ショッピングの場合もキャッシングの場合もそれは同じだ。また、各種の利用者特典やポイントなどをユーザーに提供しているのも、基本的にはイシュアである。

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【出展】Business Media
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0710/24/news028.html




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