縦抱きは諸刃の剣
生後1ヶ月になる息子を抱っこしていると日に日に重くなっていくのが分かります。体重を量ってみると5キロくらいなのですが、しばらくすると長く抱っこし続けることが厳しくなっていることが分かっているので、今のうちにたくさん抱っこしてあげたいと思っています。
そんな息子の抱っこですが、ちょっと前まで横抱きで下半身をタオルなどで巻いてしばらく抱っこすることによって泣き止み、やがて眠っていってくれていました。赤ちゃんを眠らせることにあまり自信がない自分でも、自分の腕の中で眠ってくれると嬉しいものでした。
しかし、最近では横抱きをしていてもなかなか泣き止まず、足をばたつかせるばかり。そこで奥さんのアドバイスに従い、縦抱きをしてみることにします。上の子供のとき、泣き止まない十数キロの彼を延々と1時間ほど縦抱きで抱っこし続け、手の感覚がなくなったつらい経験が脳裏に浮かびます。
今目の前にいる子供はその半分以下の5キロ。軽いものだと思い早速縦抱きしてみると、今まで大泣きしていた彼が途端に泣き止みます。ものすごい効力です。きっと今までずっと上ばかりを見ていて背中が痛くなり始めていたのでしょう。いつもと違う重力のかかり方も新しい世界を訪れた旅人のように新鮮だったのかもしれません。
縦抱きっていいものだなと思っていた矢先、まだ首が据わっていない彼はグラングランと揺れはじめ、反り返って落ちそうになります。首が据わるのは一般的に3ヶ月くらい。人によっては、ぐきっという音までするといいます。首と腰を支えているとはいえ、自分の胸に頭をぶつけたりしているのですが、本人は気持ちよさそうなので、最近ではこれで抱っこしています。
専門家によると、特に縦抱き自体は問題ないのですが、首と腰をしっかりと支え、傾いた赤ちゃんの姿勢を直すときに、頭が激しく揺れたりしないように注意するようにしてほしいとのこと。赤ちゃんの機嫌が少しでも良くなるために、できることをやっていけたらいいですね。
【参考】育児のまぐまぐ! http://ikuji.mag2.com/yunta/20070130.html
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