寒中お見舞いに思いを託して
もうそろそろ2008年もくれて2009年を迎えようとしています。お正月を迎えてまず手にするのは年賀状ではないでしょうか。その年賀状についてはこれまでこのブログでも色々と紹介してきましたが、その年賀状を出すことができなかった人もいると思います。それが喪中の方への新年の挨拶です。
例年、12月にはいると喪中はがきが送られてきますが、そのはがきを受け取ると年賀状という形でその方への挨拶は出来ないことになってしまいます。これ以外にも挨拶が出来る人であれば、改めて挨拶をすればいいのですが、年に1回の年賀状でしか挨拶が出来ない人については、その年の状況を伝え合うことはできないことになってしまいます。それでは余りにも悲しすぎますよね。そこで、マナーデザイナーの岩下宣子さんが素敵な提案をしています。それが寒中お見舞いです。
寒中お見舞いですが、2009年は1月5日が寒の入りなので5日過ぎに届くようにします。目上の人に対しては寒中お見舞いではなく、「寒中お伺い申し上げます」とするのがいいそうです。その他便りに加えて、何か贈り物をするのもいいでしょう。その場合には、お供えをしてもらうお花やお線香、故人が好きだったゆかりの品などもいいかもしれません。
いずれにせよ、細く長く続いている知人へのほんの少しの気持ちを大切にする日本人ならではの気遣いをしてあげたいものですね。
【参考】日経Plus1 12月27日
パソコンでつくる 喪中欠礼状 寒中見舞い 素材・文例集 (2008/09/17) 技術評論社編集部 |
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