スプーン型しゃもじの威力
炊飯器に対してはかなりお金をかけて、美味しいご飯を炊こうとするのですが、その裏でこそっと頑張ってくれている存在を忘れてはいませんか?
そう、しゃもじです。
しゃもじというと、普通はへら状の平になっている形を想像し、またそういうものを使っているのですが、すくうときにほんの少しだけコツがいるんですよね。おそらく多くの人はそんなコツは明文化することなんてできないとは思いますが、通常ものをすくうときの形ってどんな形でしょうか。
少し思い浮かべてみると、だいたいスプーン型であることが分ります。なのに、しゃもじにこの形がないのはなんかおかしいと思いませんか?あることが当たり前のような感覚さえしてきます。
そんな思いを実現してくれた商品が、「もりっこしゃもじ」です。これはスプーン状なのでこぼれることが少なく、たっぷりとすくうことができます。さらにおかゆやリゾットといった水分の多いものまで簡単にすくえてしまうという便利さ。
開発した新潟県の曙産業は、へら型のしゃもじでもご飯がくっつかない「マジックしゃもじ」を2000万本以上も売っている定評がある会社です。会社の人によると、当初はスプーン状に抵抗があるお客も多かったが、徐々に売れ出したということです。
このように簡単なことではありますが、思いつくその発想がすごいと思います。もしかしたら1年もすると、スプーン型が当たり前のように使われているかもしれません。
【参考】日経Plus1 9月6日
もりっこしゃもじ 24cm(PM-427)ごはんをふんわり、ふっくらとよそえるスプーン型のしゃもじ。 |
もりっこしゃもじ 21cm(PM-426)ごはんをふんわり、ふっくらとよそえるスプーン型のしゃもじ。 |
もりっこしゃもじ 19cm(PM-425)ごはんをふんわり、ふっくらとよそえるスプーン型のしゃもじ。 |
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