おいしいお茶 人気第1位は
お茶なんてどれを飲んでも同じだよという人が多いにも関わらず、2位のおーいお茶に圧倒的な大差で勝利をおさめています。
おーいお茶や生茶は結構前からあって、ロングセラーとなっていますが、こういったお茶の中でもなぜ伊右衛門が去年に引き続き2年連続で1位をとることができたのでしょうか。そこには、消費者の心理が働いているように感じます。
以下、自分なりに「なぜ伊右衛門が一番人気なのか」という答えのない世界について考えてみたいと思います。
人気な理由は、なんと言ってもその本物志向といった消費者の心理をうまく突いたブランド戦略の成功にあるのではないでしょうか。
CMには、本木雅弘さんと宮沢りえさんが夫婦として登場していますが、彼らの人気では決してないでしょう。そのCMにも登場する「福寿園」。これがキーワードなんじゃないかと思います。
福寿園は、京都府にあるお茶の老舗企業で、福井伊右衛門により寛政二年(1790年)に創業し、当初は卸売りを中心に問屋として発展しました。ここまで知らなくても、京都のお茶の有名店であることは何となくわかると思います。
このように、他とは少しだけ違う伝統の味があるんだというイメージ戦略が、消費者の本物志向という方向性と合致したんじゃないでしょうか。
もちろん、その味も特殊なペットボトルも一役を担ったとは思いますが、はじめに言ったとおり、お茶は大体どれも似ていて、購入する人の気分でも変わってくる程です。
本物を追いかけるという仮設を裏付けるように、第4位に入った綾鷹は自販機で買うと160円はします。通常のお茶よりも10円程程度高いんですね。しかも内容量が425mlと他よりも75mlも少ないにも関わらず、上位に来ています。にごり成分が入っているという玄人受けしそうなこの商品も、消費者の心をとらえているといえるでしょう。(母数が少ないので、何とも言えない部分はありますが)
このように、消費者は多少高くても本物であればお金を出して買うのです。その飲んでいる最中や食べている最中の満足感を得るために、お金を払うのです。
このことは他の飲食業界や、他の業界についてもうまく応用できるいい事例だと思います。
【参考】Business Media 誠
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0806/17/news060.html
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