正しい手締めの仕方
そろそろ忘年会の季節ですね。
自分は既に終わってしまいましたが、金曜日の夜ともなると至る所で忘年会帰りの人たちで電車内もあふれかえっています。その忘年会やよくやる歓送迎会の終わりの時におきまりでやるのが手を使った締めです。「ではみなさん、お手を拝借」きっと外国人から見たら、何をしているんだろうと心から不思議がられると思います。
その手締めですが、関東一本締めといってよくやる「ヨォ?、パン!」は実は一本締めでないらしいのです。以下に正式な呼び名をまとめてみます。
「ヨォ?、パン!」→「一丁締め」
「パパパン、パパパン、パパパン、パン!」→一本締め
今まで自分たちがしていたのは、一丁締めだったんです。知りませんでした。ちなみに一本締めの意味とは、3+3+3=9回叩き、9を漢数字で表すと「九」となります。「九」に点(=1)を足すと「丸」。ここから「めでたく丸く収まりました」「万事うまくやりましょう」という感謝や願いがこもっているそうです。
しかも、一丁締めを行うときは手を初め合わせておいて、開いた後すばやく叩くのがいいみたいです。これは、福が逃げてしまうのを防ぐといった意味もあるといわれています。
そんなうんちくも頭の片隅に覚えておけば、今年の忘年会もひと味違うかもしれませんよ。
【参考】R25 12月7日
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