風林火山 第41回 「姫の死」
由布姫がなくなってしまいましたね。
これまで、ミツのことをずっと忘れられぬ勘助にとって、唯一の慕い申し上げる心の支えとなった由布姫が亡くなったことで、勘助は今後必ず変わっていくんだと思います。
ちなみに風林火山が終わった直にミツ役の貫地谷しほりさんが、ちりとてちんのCMで登場していてなんだがおかしくなってしまいました。
この時代の女性は、政や戦について口を出すことがほとんどなくそれを由布姫は悲しんでいました。中には真田幸隆の妻のように共に打ち合わせに参加する人もいますが、かなりレアだったんでしょう。由布姫が今の時代に生きていれば、きっとかなり有能なキャリアウーマンになっていたのでしょうね。生きた時代が、そうであったためその定めに従うしかなかったのです。
NHKのWebサイトで柴本幸さんへ贈る言葉として、武田晴信役の市川亀治郎さんは「僕のせいで諏訪を滅ぼし、あなたの人生を狂わせてしまって『ごめんね』というところかな(笑)」と何とも面白い言葉を残しています。さらに、山本勘助役の内野聖陽さんは、体当たりで一生懸命さをこれからも忘れないでとエールを送っていて、自分もこれからに期待したいと思います。
この日はもう一人の重要人物が亡くなっています。駿河の雪斎です。
川中島の戦いの仲裁に入った後、駿河でのちの徳川家康の前でなくなります。徳川家康は雪斎から大きな影響を受け、後の江戸時代を形成していく歴史上最重要人物の一人になっていくと思うと、雪斎は駿河の軍師の他に、実に大きな仕事をしたと思います。
次回は由布姫の亡き後、長尾景虎に単身乗り込んでいくんでしょう。歴史上本当にあったことなのかどうかわかりませんが、その思いを感じることにしましょう。
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コメント by 一言居士!スペードのAの放埓手記 | 2007/10/14 23:32