年金対策に税金1000億円投入
年金がちゃんと払われるかどうか不安な日々は続いているのだが、とうとう社会保険庁はすごいことを決めた。
国民1億人に年金記録を通知するという。
すごい発想です。
これまで、年金ダイヤルにリダイヤル機能を使ってかけまくった人、社会保険事務所に行き、ゴールデンウィークのディズニーランドばりに並んで怪しげな相談を受けた人など色々いると思うけど、結局は全員に郵送で通知するという「初めからそういってくれよ!」状態に陥った。
国民の怒りを静めるためだが、問題はその費用なんです。1億人にハガキを送るだけで、往復100億円の郵便代。
しかも、政府は口を閉ざしているが、社会保険庁のシステム変更には、約1000億円かかるという試算もある。参院選乗り切りのために巨額の税金が投入されるんだと思うけど、すべて税金で賄われることを忘れてはいけません。
サラリーマンは、定率減税の廃止、住民税の増税などで苦しくなってきているにもかかわらず、このようにジャブジャブ使われてしまう税金。
なんだか悲しくなってきました。
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