あしたまにあーな

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2013年春のばら苑公開

2013年5月 26日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

生田緑地バラ苑

毎年、素晴らしいバラを魅せてくれる生田緑地のばら苑

暖かい日差しが差す土曜日、家族4人で訪れることにします。今回の目的はバラをじっくり鑑賞することの他に、芝生の上で子供を開放し思いっきり遊ばせること。同じように考えていらっしゃる親も多く、芝生の上は子供達の遊び場になっていました。

ばら苑のガードマンや係の方はみんな親切で優しい人ばかりです。すごく親しげに話しかけてくれるので、思わずご苦労様ですとお声がけしたくなってしまいます。途中のマイクロバス乗り場でもユーモアセンスのあるおじさんが、素晴らしい話芸で待つ人を楽しませていて、プロ意識を感じてしまいます。

到着すると、子供達は大はしゃぎ。とにかく走り回ります。下の子供もお兄ちゃんを追いかけては、キャッキャと言っています。自分と奥さんで手分けをして、片方が鑑賞する人、他方が子供を遊ばせる人になり、個々で楽しむことに。

アイスバーグ

春のばら苑はとにかく華やかで、実に多くのバラが咲き誇っています。圧巻なのは真っ白いバラであるアイスバーグというバラの群生。赤系が多い中で真っ白い花が咲き乱れる様子は、そこだけ異次元に来たような錯覚になります。

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今回注目したのは、そういったバラの色。バラ色の人生という言葉をよく聞きますが、バラ色といっても様々な種類が存在し、中でも複数の色が混じっているバラに注目してみました。赤を基調として、黄色やオレンジなどが一つの花の中で存在しているものもあれば、一つの株の中で異なる色のバラが咲いているものもあります。

ディズニーランド ローズ

その中で、気になったのはディズニーランド ローズ。このバラは、アメリカ・ディズニーランドリゾートの担当者とジャクソン&パーキンス社の協力でできたものだそうで、 カリフォルニア州にあるディズニーランドパーク内やDisneyland Hotel、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーにも植えられているといいます。これも一つの花の中で、赤や黄色が混在し華やかな夢の世界を演出しています。

子供達のもとに戻ってみると、いつもの通り9つの石が3×3で置かれている場所で、石飛びに夢中になっていました。バラよりもこういったものの方が楽しいようです。暑い日だったのでアイスクリームをあげて美味しそうにほおばる子供達を見ると、連れてきてあげて良かったと思えます。

次回もこうやって素晴らしいバラをまた魅せて欲しいという願いから、帰りに幾ばくかの募金をして帰途につきました。いつも思うのですが、基本的に無料であるこのばら苑で、ここまで整備されて綺麗なバラを見せてくれるために、係の方の苦労は並大抵ではないと思います。

いつも本当にありがとうございます。また次回も楽しみにしています。

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(2012/04/27)
京成バラ園芸株式会社

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生田緑地 ばら苑 2012年秋の公開

2012年10月 21日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

生田緑地ばら苑が今年の秋も公開されていることをタウンニュースで知り、早速家族4人で出かけてきました。

今年は秋が駆け足でやって来た印象があり、朝晩ともに冷え込む程だったのですが、この日は朝から雲一つない晴天で気温もぐんぐんと上がり、半袖でも汗をかくくらい暑い一日となりました。

ばら苑に行くまでに、ものすごく急な坂道を登らなければならないのですが、上の子供は早くも「疲れた」と弱音を吐きまくるのをなだめ、下の子供はベビーカーですやすや眠っているのを必死に押して登ります。

やっとの思いで到着すると、一面にバラの香りが立ちこめます。春の圧倒されるバラの数とは違い、秋は数こそ多くはないけど、一つ一つのバラが強烈に主張し、豪華さは引けを全く取っていません。

上の子供が真っ先に向かったのは、アイスクリーム屋さん。子供には150円のアイスモナカを買ってあげ、下の子供をみてもらっている奥さんには、はじめて売っているのを見た「バラのアイス」(250円)を買っていってあげます。

このバラのアイスですが、てっきり生田緑地のバラを使っているものだとばっかり思っていたのですが、奥さんから「鹿児島で作ったアイスだよ」と鋭い突っ込み。まあ、バラの味がしたそうなのでいいとします。

最初に上の子供と1周してみると、「いいにおいだねー、パパ」とばら苑を満喫していたのですが、それ以降はひたすら裸足で走り回っていました。別にばら苑でなくてもいいのでは、という若干の疑問もありつつも、綺麗に整備された芝生の上で、気持ちいいと言いながら楽しく走り回る子供を見ていると、なんだか嬉しくなります。

下の子供も、裸足で芝生の上をよちよち歩いては周囲に笑顔を振りまき、周囲の人をも笑顔にしていました。親としても嬉しい限りです。

しばらく遊んで、強烈な太陽に負けないうちに帰ることに。いずれはゆっくりとバラを鑑賞したいとは思いつつも、今しかできないばら苑の楽しみ方を満喫することができた一日となりました。

関係者の皆様、ここまで綺麗に整備し手入れしていただきありがとうございます。また来年も必ずやってきて楽しみたいと思います。

2012年春のばら苑の香りに包まれて

2012年5月 27日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

川崎市多摩区にある生田緑地ばら苑へ訪れるのも、恒例行事となりました。今年は家族全員で行くことになり、初めてとなった7か月の子供が日差しの中で大丈夫なのか若干不安はあったものの、せっかくだし、という思いからみんなでばら苑を目指します。

この日の季節は、まるで夏がやって来たかのような強烈な日差しで、少しじっとしているだけでもすぐに汗が噴き出す感じがして、日陰は多くの人で混み合っているような状況でした。

それでも、4歳になる子供ははしゃぎ、今までになかった「この花が綺麗だね」とか「このバラのかおりがすごくいいよ」と積極的に感想を述べるようになり、彼なりに感想を述べることができるようになった成長を素直に嬉しく感じました。

今まで、飛び石をぴょんぴょんと飛び回ることが最大の楽しみかのような雰囲気だったのから考えると、段々風景やものに興味が出て、それを自分なりの言葉で伝えることができるようになってきたということでしょう。

春は、とにかくバラの数が多く、本当にいい香りで苑内が包まれます。バラの名前と花のイメージが合うなと感じる事があんまりないのですが、「なぜこのような名前にしたのだろう」と考えながらみるとなかなか面白いなと感じます。

今までに香りがもっともするバラを見つけようと思った際に、自分の中でトップだったのがパパ・メイアンなのですが、それは今回も変わらず。ものすごくいい香りがしていて、周囲を歩いていても分かるのです。この花は秋の公開では咲いていないので、まさに見ることができるのは今だけ。希少性も高いといえます。

さらに今回は、様々な色を含んでいるバラを探してみようと苑内を散策。見つけたのは以下の通りです。

・ドクター・ファウスト(赤・黄)

・ルンバ(赤・黄)
某掃除機を連想しがちな名前ですが、全く関係ありません。

・ゴルデルゼ(オレンジ・白)

・つる マスケラード(赤・白)

暖色系の色の組み合わせが多いのが特徴といえます。自然の世界の中では青は発色しないということもあり、こういう傾向になるのは当然のことのように思えます。その中で、アイスバーグと名付けられた真っ白なバラは、存在感を十分示していて、暑い中でほんの少しの涼しさを与えてくれました。

日陰と共に、苑内で人気だったのがアイスクリーム売り場で、モナカが売られていて長い列ができていました。美味しそうに食べる子供をみると、来てよかったと思えます。

下の子供を暑い中、長時間無理をさせるわけにも行かず、急いだ散策となりましたが、この雰囲気を感じることと、子供の成長、新しいバラへの発見、下の子供の初ばら苑など盛りだくさんの一日となりました。次回は秋の公開となりますが、また違った発見を求めて今から楽しみにしたいと思います。