あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



出生届の提出

2011年9月 30日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

昨日産まれた子供の名前は、奥さんと前々から決めていたので、その名前を書いた出生届を役所に出しに行ってきました。子供が産まれたときにはじめにこの子のためにやってあげる仕事であり、彼への「名前」というはじめのプレゼントでもあります。

役所の戸籍係で待っていると、実に様々な人がこの窓口にやってくることがわかります。例えば、婚姻届、離婚届、出生届を1枚ずつ持って帰るギャル2人組。彼女たちは、「これ、やばくない?」といったい何がやばいのかわからない会話の後、記念に持って帰ろうと3枚を大事そうに持って帰ります。この使い道がどのようになるのか気になるところです。

次にやってきたのは、離婚届をもった女性一人。裁判に向けた準備だと話をしていました。何とも切ない気持ちになりつつも、彼女が幸せになるといいなあと、漠然と考えてしまいます。このように、戸籍係では様々な人の思いを一人の男性が淡々と処理していました。

そんななか自分の番ですが、思いの外すぐに受理され、母子手帳に証明されたことを示す記述をしてくれました。その足で子ども手当ての増額申請が紙一枚で終わり、スムーズに手続きが完了しました。役所の職員の方は、最近頻繁に子ども手当ての制度が変わっているのでシステム的に対応ができていないため、暫定処置を行っていますと恐縮しながら説明してくださりました。ニュース等で知っていたことではありますが、現場の方の声を聞いて複雑な気持ちになりました。

会社に行ったら、まだまだたくさんの申請が残っていますが、上の子供とばたばたと遊んでいる間にあっという間に時が過ぎていくような気がします。奥さんには奥さんの、自分には自分しかできないことをそれぞれの立場でがんばることが、今求められているのだと思います。

ようこそ我が家へ 第二児誕生

2011年9月 29日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

今日、我が家に一人新しく仲間入りしました。

二人目のその子は、男の子です。上の子も男の子なので男だらけで賑やかな家族になりそうだと今からすごく楽しみで仕方ありません。今から男同士三人で何をして遊ぼうか、考えるだけでも楽しくてたまりません。

今日は、朝から奥さんが検診だったのですが、いつ出てきてもおかしくない状況のなか、自分が狙ったかのように今日と明日は年休を取得していたことが功を奏した形となりました。一度検診から帰ってきた奥さんは、ベッドで横になっているとずんずんと痛みを感じ、急遽タクシーでとんぼ返り。自分も一緒に向かいました。

診察の結果は、すぐに入院。すぐにでも産まれる状況が整っていきます。前回も奥さんの出産に立ち会いましたが、今回違うのは上の子供がいるということ。診察中に幼稚園の迎えがあるので一度家に戻り、子供をピックアップしてすぐに病院に逆戻り。

今回の出産場所となる病院は、幼児の立ち入りができないので、子供を見てもらっておくためのヘルプを要請しました。その待ち時間の間、奥さんに立ち会うことすらできないので状況がわかりません。子供と一緒にオセロゲームをずっとやって時間をつぶします。

ようやくヘルプが到着し、すぐに駆けつけると、戦いはすでに終わっていました。環境的なもので仕方がないとはいえ、ものすごくつらい思いをした奥さんに立ち会うことができなかったのは残念で仕方ありません。

子供を抱いている奥さんは、ものすごく憔悴しきった状況でぐったり。胸に抱いた子供は、静かに自分を見つめます。その目が二重まぶたなのは上の子と違った特徴でしょう。こんなに小さくてもそんな特徴がわかって嬉しくなり、きれいな瞳から何が見えているのだろうと眺めていると、大きな声で泣き出します。元気な赤ちゃんが産まれてきてくれただけで、涙が出るほど嬉しくなります。体重も3180グラムと上の子供と変わらないほどの大きさで、ほっと一安心です。

この子供は震災の前にできた子供で、震災をお腹の中で経験して育ってきた子供です。奥さんも放射能などの影響が子供に及ばないように、3月から様々な努力を重ねてきました。その努力を無駄にしないためにも、子供子供が元気で、のびのびと育ってもらえるように、父親としてできる最大限の愛情と、努力をしていきたいと思います。

元気に産まれてきてくれてありがとう。きみが「産まれてきて良かった」と心から思えるように、父親として精一杯努力するよ。

これから、よろしくね。

父子で入るお風呂から生まれるコミュニケーション

2011年9月 28日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

子供と一緒にお風呂に入るのは自分にとって一つの楽しみでもあります。なかなか幼稚園であったことを自分から話そうとしない子供ですが、お風呂の中で突然「今日ね、こんなことがあったんだ」と楽しそうに話をしてくれたり、口も緩くなっているのか自分が質問をすると、気軽に答えてくれるのもお風呂の中なのです。

そんな父親と子供が一緒にお風呂に入ることを「パパフロ」とよぶそうです。資生堂のパパフロ応援委員会による調査では、「父子で一緒に入浴することがありますか?」という質問に対して、男性の85.3%が「ある」と回答していて、その中で「週2回以上」が69.4%、「毎日」も14.1%もいるといいます。なかなか子供が起きている時間に帰れないこともあるので、帰ってきたときには必ずとという父親も多いのでしょう。

次に、子供と一緒に入力している父親に対して、一緒にお風呂に入る理由として以下が挙げられたそうです。
・「子どもとのコミュニケーションやスキンシップ」: 76.6%
・「子どもがかわいい」: 46.3%
・「妻の負担軽減」: 45.3%

自分は、上記の理由もあるのですが、やはり一緒に入っていて楽しいというのが挙げられます。自分たちで開発したゲームをしたり、歌を歌ったりしているとあっという間に時間は過ぎていってしまいます。義務感だけでなく、そこに楽しさを見いだして行ければ自然に大人も子供も一緒にお風呂に入りたいと思うようになるのだと思います。

このように子供と一緒に入浴することは夫婦関係や親子関係、子どもの発育にも良い影響を与えているという結果も出ています。入浴時間が週に20分以上になると、「友達が多い」「礼儀正しい」「思いやりがある」という効果がより高く出ているというのです。父親と子供のコミュニケーションを通じて、外でのコミュニケーション能力が向上しているからだと考えられます。

教育評論家で法政大学教授の尾木直樹さんによると、父子入浴時間は父子の絆の強まりだけでなく、子どもの「心の成長」に大きく関わっていて、恐らく父親特有の社会性や高いモラル意識が日々のゆったりとした父子入浴を通して無意識のうちに我が子に醸成されていくのでしょうと話をしています。

お風呂は大人も子供も遮るものがなく直接話をすることができることや、リラックスした状態でお互いに色々と本心を語ることができる絶好の機会なのです。いつか一緒に入らなくなる日が来ることを考えれば、一緒には入れるうちに子供とたくさん遊びたい、その結果として親子関係が醸成されているのなら、こんな素敵なことはないでしょう。子供と接する際には、まずは自分が楽しむこと。それが鉄則なのかもしれません。

【参考】japan.internet.com http://japan.internet.com/wmnews/20110927/2.html