出生届の提出
昨日産まれた子供の名前は、奥さんと前々から決めていたので、その名前を書いた出生届を役所に出しに行ってきました。子供が産まれたときにはじめにこの子のためにやってあげる仕事であり、彼への「名前」というはじめのプレゼントでもあります。
役所の戸籍係で待っていると、実に様々な人がこの窓口にやってくることがわかります。例えば、婚姻届、離婚届、出生届を1枚ずつ持って帰るギャル2人組。彼女たちは、「これ、やばくない?」といったい何がやばいのかわからない会話の後、記念に持って帰ろうと3枚を大事そうに持って帰ります。この使い道がどのようになるのか気になるところです。
次にやってきたのは、離婚届をもった女性一人。裁判に向けた準備だと話をしていました。何とも切ない気持ちになりつつも、彼女が幸せになるといいなあと、漠然と考えてしまいます。このように、戸籍係では様々な人の思いを一人の男性が淡々と処理していました。
そんななか自分の番ですが、思いの外すぐに受理され、母子手帳に証明されたことを示す記述をしてくれました。その足で子ども手当ての増額申請が紙一枚で終わり、スムーズに手続きが完了しました。役所の職員の方は、最近頻繁に子ども手当ての制度が変わっているのでシステム的に対応ができていないため、暫定処置を行っていますと恐縮しながら説明してくださりました。ニュース等で知っていたことではありますが、現場の方の声を聞いて複雑な気持ちになりました。
会社に行ったら、まだまだたくさんの申請が残っていますが、上の子供とばたばたと遊んでいる間にあっという間に時が過ぎていくような気がします。奥さんには奥さんの、自分には自分しかできないことをそれぞれの立場でがんばることが、今求められているのだと思います。
◆関連する記事◆