ようこそ我が家へ 第二児誕生
今日、我が家に一人新しく仲間入りしました。
二人目のその子は、男の子です。上の子も男の子なので男だらけで賑やかな家族になりそうだと今からすごく楽しみで仕方ありません。今から男同士三人で何をして遊ぼうか、考えるだけでも楽しくてたまりません。
今日は、朝から奥さんが検診だったのですが、いつ出てきてもおかしくない状況のなか、自分が狙ったかのように今日と明日は年休を取得していたことが功を奏した形となりました。一度検診から帰ってきた奥さんは、ベッドで横になっているとずんずんと痛みを感じ、急遽タクシーでとんぼ返り。自分も一緒に向かいました。
診察の結果は、すぐに入院。すぐにでも産まれる状況が整っていきます。前回も奥さんの出産に立ち会いましたが、今回違うのは上の子供がいるということ。診察中に幼稚園の迎えがあるので一度家に戻り、子供をピックアップしてすぐに病院に逆戻り。
今回の出産場所となる病院は、幼児の立ち入りができないので、子供を見てもらっておくためのヘルプを要請しました。その待ち時間の間、奥さんに立ち会うことすらできないので状況がわかりません。子供と一緒にオセロゲームをずっとやって時間をつぶします。
ようやくヘルプが到着し、すぐに駆けつけると、戦いはすでに終わっていました。環境的なもので仕方がないとはいえ、ものすごくつらい思いをした奥さんに立ち会うことができなかったのは残念で仕方ありません。
子供を抱いている奥さんは、ものすごく憔悴しきった状況でぐったり。胸に抱いた子供は、静かに自分を見つめます。その目が二重まぶたなのは上の子と違った特徴でしょう。こんなに小さくてもそんな特徴がわかって嬉しくなり、きれいな瞳から何が見えているのだろうと眺めていると、大きな声で泣き出します。元気な赤ちゃんが産まれてきてくれただけで、涙が出るほど嬉しくなります。体重も3180グラムと上の子供と変わらないほどの大きさで、ほっと一安心です。
この子供は震災の前にできた子供で、震災をお腹の中で経験して育ってきた子供です。奥さんも放射能などの影響が子供に及ばないように、3月から様々な努力を重ねてきました。その努力を無駄にしないためにも、子供子供が元気で、のびのびと育ってもらえるように、父親としてできる最大限の愛情と、努力をしていきたいと思います。
元気に産まれてきてくれてありがとう。きみが「産まれてきて良かった」と心から思えるように、父親として精一杯努力するよ。
これから、よろしくね。
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