あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



子供に対する誠実さから生まれる信頼関係

2011年3月 26日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

3歳になる子供と話をしていると本当に大きくなったなと実感します。それは自分の要望を要求する自分たちにアドバイスをしようと必死に語りかけるようになったことが挙げられます。時には自分たちの思い通りに行動してくれないことも多く、ついつい叱ってしまいます。すると子供は「ごめんなさい、もうしません」としゅんとするのですが、しばらく立つと忘れてまた同じことをしていたりします。

この子供を叱るという行為自体に疑問を投げかける人がいます。その人は教育評論家の尾木直樹で、その著書「尾木ママの「叱らない」子育て論」の中で叱ることがしつけではなく、子供がぐんぐん伸びるための育児のコツとして以下の4つを紹介しています。その内容について見ていきたいと思います。

1. 口が裂けても、「やめなさい」「早くしなさい」は言わない
この言葉によって、子どもの好奇心も自発性も失ってしまうことにつながります。子どもはあらゆる事に関心を寄せて、想像を膨らませて楽しみながら、じっくり、ゆっくり遊びながら心豊かに育っていくので大人はそれを見守ってあげます。

→言葉を発する際に、予め自分の中にポリシーを作っておくといいと思います。一概にすべての「やめなさい」「早くしなさい」をなくすのではなく、明らかに危険で大きなケガをする可能性が高いこと、相手に迷惑を掛けているときは親としての責任だと思います。

2. 「ごめんなさい」「ありがとう」は親から先に言う
親に「ごめんなさい」「ありがとう」と言われるだけで、子供の自己肯定感はぐっと強化され、肩ひじ張らない、素直な人間関係を築けるようになるのです。

→その通りだと思います。例え相手が子供であっても自分のためにやってくれたことに対しては感謝をし、逆に子供に迷惑を掛けたときはごめんと謝ることによって対等の関係を築け、子供に伝える説得力が増すでしょう。ポイントはしっかりと子供の目を見て姿勢を落としていうことだと思います。

3. あなたの子供は思っているほど「かわいくない」
子どもは無条件でかわいいものではありません。理想通りに育つわけがないのです。「私の子どもなんだからもっとできるはず」という過剰な期待は親自身を追いこんでしまいますし、結果的には子どもの成長を阻害してしまいます。思い通りにならないからこそ想像もしなかった驚きや発見があり、喜びがあるのです。

→ちょっと表現に誤解が生じる可能性があると思いますが、自分は子供に対して過剰な期待をするのではなく、たとえできなくても寛容な心で見守ってあげることが大切だと思います。

4. 子どもとの約束は「石にかじりついてでも守る」
親が子どもとの約束を守ろうとする姿勢はとても大切です。子どもはパパとママとの約束の中から約束や信頼の大切さを学んでいきます。もしも約束が守れなかった時は子どもに素直に謝って下さい。そして時には子どもに「守れそうだな」と思う約束をさせて下さい。できたら、うんとほめてあげて下さいね。完璧にできなくても、上手にできた部分をほめてあげると子どもはぐんと伸びるんです。

→子供は思ったよりも約束事を覚えているものです。まだ自分の子供は小さいのですが、いずれ大きくなってくると約束を守ることから信頼関係を築くことができるようになると信じています。約束は守るというルールは、親から子供、子供から親でも同じです。説得力のある言葉を発するためにも親がしっかりと子供との約束を守る必要があるのです。

また、きちんとできたら褒めてあげることはすごく重要だと思っています。姿勢を落とし頭を撫でて「すごいね、できたね」といってあげると、子供は本当に喜んでくれます。褒めることは子供を成長させる魔法の言葉なのです。

親も子供も一緒に試行錯誤をしながら成長していきます。子供(長男や長女)の年齢と親の子育て歴は同じなのですから。子供に言ったことが親も子供に対してできているのか、定期的に振り返ってみる必要があると感じます。

【参考】新刊.jp http://www.sinkan.jp/news/index_1835.html

尾木ママの「叱らない」子育て論 尾木ママの「叱らない」子育て論
(2011/02)
尾木 直樹

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お米で作られた積み木

2010年11月 10日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

積み木で遊ぶことが最近のブームとなっていた子供に、家でも遊べるようにとドイツハーマンロスバーグ社製の100ピースもあるカラフル木製積み木を買って上げたのが先月のこと。これまで家にあった積み木はまだ1歳になっていない頃に買ったもので10ピースしかない大きなものでした。さすがにこれでは様々なものを作ることができないと思っていた矢先だったので時期的には丁度よかったと思います。

大きな円形の筒の中に入っている積み木を使って、早速子供と遊ぶことにします。おそらくほとんどの人がそうだと思いますが、積み木で始めにやることといったら、高く積み上げていくことではないでしょうか。ご多分に漏れずに子供と積み上げていきました。

交互に積み上げていったのですが、もうギリギリというところで子供が崩してしまいます。すると子供は勢いよく今まで積み上げたものを崩していきます。まるでストレスを発散しているかのように。

それだけならいいのですが、自分がお城を作っていると横から入り込んできて、やっぱり全部崩していきます。せっかくに作ったのにと残念がると、彼はニコニコ笑ってこちらを見ています。自分が作るほぼ全ての作品を政策途中に崩す彼が唯一崩さずに一緒に遊んだのがトンネルとその中を走る貨物列車を作ったときでした。喜んで一緒に遊ぶようになったのをみると、なんだか嬉しくなります。

そんな積み木なのですが、小さい子供の場合にはどうしても口に含んでしまうことがあるので、なるべく害のないものを選びたいものですが、究極の安全積み木を発見しました。それが「お米のつみき」です。文字通り原料がお米である積み木で何でも食べてしまう赤ちゃん向けに作った商品だそうです。

【32%OFF】お米のつみき

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価格:6,997円(税込、送料別)

成分の51%が純国産のお米で、食品衛生法上では「米製品」と認められるほどの配合量だというのですから、積み木として遊ぶ以外にも食育にも役立ちそうです。もちろん食べてしまってはもったいないのですが。

3年もかかって作られたお米のつみきは口にされることを想定しているので、ねじや釘を表面に出すことができず、接着剤もお米だとうまくいかないので苦心したそうです。積み木を積んで遊べるのは1歳半から、作って遊べるのは2歳以降ですが、0歳児から遊べるようにパーツを小さくしているといいます。

こういった細かいところまで安全性や利用者の立場を考えた商品には、多少高くても人は購入したいと思わせるものがあり、それと同時に誰かにプレゼントしたいと思えるものです。プレゼントは、「商品の思い」自体も相手に届けるのです。こういう熱い心のこもったメッセージを含んだ子供用品が今後も登場してくれるといいですね。

【参考】Exciteニュース
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1287297274695.html

第8回たまたま子育てまつり

2010年9月 19日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

子供が生まれて毎年行っているこのお祭りも今年で3回目になりました。自治体でこのように子供のためのイベントを毎年盛大に開催してくれるのは本当に嬉しいことです。今年も奥さんと子供と3人で出かけます。昨年と違うのはもはやベビーカーを利用しなくても行けるということ。

ベビーカーは1階のロビーで預ってもらえるのですが、あるのとないとでは全く手間が違ってきます。お祭りに出かけるというとそれまでぐずっていた子供も途端にてきぱきと身支度をし始めます。いつもはなかなか始めない着替えも自ら率先して着替え、そして極めつけは自分で日焼け止めクリームを取り出して自分の顔や腕、足に塗っているではありませんか。これには驚きました。顔や手足中真っ白になりながら、彼のこのお祭りへの執念を思わず感じる場面です。

会場に到着すると、すでに多くの親子連れで賑わっています。今年はコンサートは当選しなかったので、予め午前中まで遊ぶことにして行く場所の目星を付けます。行った順番は以下の通り。

1.ダンボール基地で遊ぼう!
2.多文化カフェ 世界の広場(自分、奥さん)
3.パパママのためのストレッチ&リズム(奥さん)
4.お父さんと子どものたまりバー2010
5.わくわく食育エンジョイゲーム
6.11ぴきのねこたちと楽しくあそうぼう!
7.ママとあそぼう、パパもね!

今回の目当ては、ダンボール基地と太鼓です。まず始めに目星を付けたのはダンボール基地でした。始まってすぐに会場へダッシュ。まだ基地をガムテープで補強しながらのオープンです。ここは最初に行かないと、原型をとどめていない基地で遊ぶことになってしまうので、始めに行くのが絶対条件なのです。子どもも裸足になるや否やダンボールのトンネルの中に吸い込まれていきました。

もみくちゃになりながらも子どものたくましさを感じていると、昨年は市長がやってきたのですが、今回は地元選出の笠浩史民主党議員がやってきます。ものすごいがっちりとした体型で来ていた水色のスーツがピチピチでした。子どもは関係なくマイペースで遊び続け、この場でなんと1時間半も飽きずにくぐったり飛んだり跳ねたり、何かを作ったりします。

次の狙いは中野島・元気組さんの太鼓です。ここでは太鼓を実際に叩かせてくれるので、子どもに大人気なのです。演奏までの間にたまりバーで風船を使った犬を自分と子どもの二人で作ります。この頃奥さんはストレッチ体操に参加中。

犬の体型のほぼ全てを自分が作成し、目の部分だけ子どもが書くという分担で完成させます。それにしても簡単に風船が自分の手によって曲がっていく姿はなんか気持ちよく、病みつきになりそうです。

太鼓は、大きなばちをGETし終始楽しそうに教わりながら叩いていました。みんなとリズムをとりながら叩くのは子どもだけでなく楽しいですよね。自分もやってみたかったのですが、周りは子どもばっかりで自分がやったら周囲のママたちに冷たい視線を浴びてしまうこと必至なので、心の中でその欲求をしまい込みます。

もう一つ、大人気だったのがわくわく食育エンジョイゲームです。生協の方が運営している場所で、野菜の重さあてゲームや魚釣りゲーム(これはこの他3箇所でやっていた)など大盛況。景品をもらえるので子どもだけでなく親も楽しめるところが人気の秘密なのでしょう。子どもがやりたかった制限時間内に豆を箸でつかむゲームは長蛇の列だったので諦めさせます。

ママとあそぼう、パパもね!では、ゴムマット上での飛びはね遊びに夢中で、踏まれたり上ののしかかられてもニコニコしながら飛び跳ねていました。なんだか嬉しくなって写真を何枚も撮ったのですが、動きが激しすぎて全部ボケボケで使い物になりません。こういう激しい動きをうまくカメラにおさめることができる技術を磨きたいものです。

こうして、あっという間に今年の子育てまつりが終わりました。帰りにポップコーンを食べながらご機嫌で帰った子どもは、この後昼寝もせずに夜まで何とかこらえながら起き続け午後7時には爆睡。夢の中でも遊んでいるのかもしれません。速くも来年が楽しみです。