あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



子供の感性にハッとくるとき

2010年5月 07日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

2歳の子供は最近色々な言葉を覚え、軽い会話であればできるようになりました。同じことを10回くらい繰り返したり、全く見当違いのことを言ったりするときもあるけど、記憶力も発達し昔に体験したことを自分の言葉で語ることができ、その度に親として嬉しくなります。

そんな子供は時々つぶやく内容にハッとくるときがあります。例えば近くの緑地公園に散歩に行き、鳥のさえずりを聞いたときに彼は次のようにつぶやきました。

「パパ、とりさんが歌ってるよー」

鳴いているではなく、歌っている。大人では感じることのない感性に驚きと共に、嬉しさがこみ上げてきます。

また、とある夜。暗闇のなかでゴルフ場の明かりが1点夜空を照らしていました。それを見た子供は、次のように話します。

「おそらにコーヒー、まぜまぜしてるよー。おいしそうだねー」

これは、コーヒーにミルクを入れて混ぜるのが大好きな子供ならではの表現です。ミルクが混ざったコーヒーは黒い中に白い渦巻きができています。それを感じたのでしょう。

何気ない一言ですが、大人では感じることのない表現、感性に新しい表現と暖かな気持ちを届けてくれます。できればこの感性をいつまでも忘れてほしくないと願う風薫るこのごろです。


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子供がよく寝る理由

2010年5月 07日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

今も子供は昼寝をしています。2歳半の彼は一日に12時間くらい眠っているので一日の半分は寝ていることになります。生後数ヶ月の赤ちゃんであれば一日の3分の2くらいは寝ていたと思います。「寝る子は育つ」といいますが、この理由について今回は見ていきたいと思います。

子供と大人の睡眠時間の差について説明する際に、動物を例にとって考えてみます。体が小さいハツカネズミと大きなゾウを比較してみると、ハツカネズミの方が13時間も眠るのに対して、ゾウはたったの4時間程度しか眠りません。さらにハツカネズミはゾウよりも体重比で18倍もの食べ物を食べるそうです。まさにハツカネズミはよく食べ、よく寝ているといえるでしょう。

これは、小さい動物の細胞ほどエネルギーが必要であることが理由であると東京工業大教授の本川達雄教授は説明しています。ご存じの通り体は数多くの細胞からできており、細胞はエネルギーを必要としています。細胞は大きい動物と小さい動物では見かけもサイズもそれほど変わらないのですが、エネルギー使用量は大違いで、小さい動物の細胞ほど大量に使うのです。

小さい動物は、大きい動物よりもたくさんのエネルギーを使って活発に動いているのです。活発に動いた分だけそのリカバリーのために休息、つまり睡眠をしっかりととる必要があります。よく眠れば、また次の日によく働くことができるという訳です。

話を人間の子供に戻してみると、赤ちゃんの細胞は母親の4倍ものエネルギーを使っているといわれています。子供の仕事は体をどんどん活発に動かして大きく育ってくれることで、一生懸命彼らなりに頑張っているのです。自分たちは、そんな子供の仕事をできる限り応援してあげる必要があるのだと思います。

【参考】産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/education/100505/edc1005050914001-n1.htm

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生後3日で天国へ旅だった娘へ

2010年3月 14日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

生後3日で旅立っていった娘から両親が教えられたもの、それは「今、ここにあることの幸福」でした。止らない涙の中で教わったことを多くの人に知ってもらうために出版した絵本が今、話題をよんでいるといいます。同じ子供を持つ親として子供と毎日を過ごすことができる幸せを改めてかみしめられると共に、胸が締め付けられる思いを感じてしまいます。今回はこの子供と親との3日間の関わりとその後について紹介したいと思います。

妊娠7カ月の時、胎児は「18トリソミー」という染色体異常で長く生きられないと告げられた両親。落ち込むお母さんにお父さんは「僕たちを悲しませるために生まれてくるんじゃないよ」と励ましたといいます。

そして無事に出産し、「心から愛している」という思いを込めて「愛心(まな)」と名付け1日でも長く生きて欲しいと両親が強く願いました。でも、抱くことができたのは生まれた直後とその翌日、そして旅立った時の3回だけ。涙が止らないお母さんを励ましたのはまたもお父さんの一言でした。「いい子だよ。誰もが嫌がる病気を引き受けて天国に持っていってくれた優しい子だよ」

この言葉に励まされ、お母さんは2ヶ月後に「愛心ちゃんのためにも、笑顔で毎日を暮らそう」と絵本を書き始めます。

『赤ちゃんは生まれる前、神様からそれぞれ意味のあるボールをプレゼントされます。このボールの中に「びょうき」のプレゼントが一つ。だれもがいやがるものだから、「私がもっていく!」と生まれてきた愛心ちゃん。お別れの時間はすぐにきたが、ママは「あの子が喜ぶように、私たちも笑顔でいたい」と思う……。』

両親は「生きづらさを感じている人たちに、メッセージが少しでも届けば。それが娘の3日間の生の証しだと思っています」と語ります。

一部まとめましたが、皆さんはこれを読んでどのように感じたでしょうか。今、このひととき、子供がぐずっているとき、いうことを聞いてくれないとき、自分も絶望しているとき。様々な悩みやつらさがあると思います。自分だけがつらい思いをしていると感じたとき、このことをもう一度思い出してみましょう。きっと何かが変わって見えてくると思います。

【参考】毎日jp
http://mainichi.jp/life/edu/news/20100314ddm013100210000c.html

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