あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



子供に整理整頓を身につけさせるには

2010年2月 21日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

今日も朝から子供は色々なおもちゃで遊び、遊んだ後はそのまま放置しています。段々部屋の中がおもちゃや本で散らかっていき、奥さんの機嫌も徐々に悪くなるばかり。子供だけではなく大人でも「整理」が苦手な人が多いというのに、子供に対して嫌々ではなく楽しみながら整理整頓をさせたいものです。

例えば、部屋の模様替えをしながら整理する場所を決めたり、子供に「がんばり表」を作ってあげてきちんとできたら花丸をあげたり、片付けやすいように場所を低い位置にしてあげたりする人もいます。自分の場合は、木のレールで電車遊びをした後は、子供と一緒に「ないなーい」といいながら片付けをしています。箱に投げ込むのが楽しいようで、遊びながら整理しています。でもこんな風にすべてのおもちゃを整理させることはなかなかできません。

そこで、「『捨てる!』技術」で有名な消費行動研究家の辰巳渚さんのアドバイスをもとに子供に整理整頓を身につけさせるコツについてまとめてみたいと思います。この中でひとつでも実践できるものがあればいいですね。

1.手本を示す
一方的に押しつけたりガミガミと言うだけでは、子供は泣いてばかりで実行しないでしょう。親が一緒に片付けながらどこにしまったらいいのかを具体的に教えてあげます。

2.ルールを決める
おもちゃなどはどんどん増えていきます。定期的に不要なものを相談して捨て、「おもちゃはこの箱1個分」等のルールを決めましょう。

3.しまう場所はシンプルに
棚を開けてその中の引き出しにしまったり、奥にある箱に入れるために手前の箱を取り出す、等という動作は子供にとっては複雑すぎて苦手です。左手で開け右手で入れられる場所が理想です。

4.根気よく教える
なかなかうまくいかなくても辛抱強く教え続けます。困っている様子であれば「絵本はこの棚に入れるんだよね」とか「最初にこのぬいぐるみを個々にしまったらどうかな?」というふうに優しくアドバイスしてあげます。

誰だって始めはうまくいく訳がありません。一番大切なのは、きちんと自分で整理整頓ができたときに褒めてあげること。そして片付けた後は思いきり好きなことをやらせてあげれば、次回から片付けを少しずつするようになるのです。早速これを子供と一緒にやってみたいと思います。

【参考】日本経済新聞 2010/02/19

親子で片づけが上手になる!―整理のコツを覚えれば頭もよくなる 親子で片づけが上手になる!―整理のコツを覚えれば頭もよくなる
(2008/07/04)
辰巳 渚

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雨の日に子供を疲れさせるには

2009年12月 04日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

最近とにかくよくしゃべるようになりつつある子供は、毎朝「おはよう」と話しかけてくれ、出かけるときにはマンションの上から下にいる自分に向かって「パパ、いってらっしゃい」と叫んでくれます。少々恥ずかしい気持ちになりながらも、すごく嬉しくて今日も頑張ろうと思えてくるから不思議です。

そんな子供ですが、話すようになって色々と自分の思いを伝えるようになってきました。家に帰ると「パパ、遊ぶ」とはしゃぐ彼を何とか疲れさせないと心地よく早寝してくれないので、自分も必死に彼を疲れさせようと頑張るのですが、今のところその方法を1つ編み出しました。

それは、ベッドの上で彼と一緒に跳ねるのです。「ぴょんぴょんカエル」といいながら2人でひたすら飛び跳ねます。自分が疲れて座り込んだり倒れようものなら「パパ、起きて。時間だよー」と起こそうとします。泣く泣く自分も再開することに。さらにヒートアップしカエルだけでなく、「ぴょんぴょんうさぎ」まで登場します。このうさぎバージョンになると、両手を頭に持って行って耳を作って飛び跳ねます。カエル、うさぎが飽きてくると、カタツムリ、チョウチョと続きます。

カエル→うさぎ→カタツムリ→チョウチョ、これを延々と30分ほど繰り返すことによって彼はようやく疲れてきます。自分はすでに限界を超えているのですが、そんなことは関係ありません。とにかく今は、このぴょんぴょん遊びの次を早々に開発する必要があるということです。できれば自分の体がもち、彼だけが疲れてくれるような素敵な遊びを現在必死で探し求めているのですが、なかなかそんな都合のいい遊びは見つからないものですね。


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こどもの可能性をつぶさない言葉のかけ方

2009年10月 18日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

秋晴れが気持ちいい日曜日の朝のこと。

子供を連れて紅葉が始まりつつある生田緑地で、一人のご老人に声を掛けられます。自分一人では声を掛けられるのはアンケートやティッシュ配りの方ばかりなのですが、子供を連れていると実に様々な人に声を掛けられます。といっても自分にではなく子供に話しかけるのですが、今日もいつものように女性が子供ににこやかに話しかけてきました。

子供はキョトンとしていたのですが、女性は86歳になる方で子供を4人も育てそのうち3人は東京大学を卒業したそうです。そこまでプロフィールを話した上で静かに女性はアドバイスだよと話してくれました。そのアドバイスとは子供の可能性をつぶさない大切な言葉のかけ方についてでした。

「あなたはバカだね」
「どうしてこんなこともできないの?」

このふたつの言葉は決して使ってはいけないといいます。子供にとっては何事もチャレンジです。すでに様々なことを経験している大人からみると、子供がつまづいたり迷ったりしていることは些細なことのように感じてしまいますが、子供にとっては一生懸命やっていて、悩んでいるのです。それを頭ごなしにバカだとか、どうしてできないのかというとそのやる気はそがれてしまい、自分はどうせできないのだと諦めてしまうことになります。

一生懸命にがんばっている姿を大人は応援し、達成したり解決することができたときには一緒に喜んであげることが大切なのです。叱るのは子供の学力や結果に対してではなく、怠けてしまったり、諦めてしまう姿勢に対してなのです。女性の息子さんは62歳になるそうですが、その子供(女性からみると孫)に対して息子さんの奥さんは厳しく接したそうです。そんな姿を見て息子さんは「お袋はいつも応援してくれたから今の自分がいる」と改めて親のありがたさを感じたといいます。

子供の能力を活かすも潰すも親次第であることを改めて肝に銘じつつ、子供が自分から色々なことにチャレンジしたくましく成長して欲しいと思います。

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