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すきま時間を有効に使うポイント

2008年10月 29日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

今の時代、何をしている人であっても何かと忙しいと感じてしまうことも多いんじゃないでしょうか。とにかく時間がない、やろうと思っていたことが全然できない等、一日を終わって考えてみると、そんな後悔の念を感じてしまうこともあると思います。

でも、よく考えてみると本当に時間がないのでしょうか。一日の時間の中で必ず何かをしているのでしょうか。思い出してみると、そんなことはなく案外何をしていたのか分からないような時間が多いことに改めて気付かされると思います。

巷では、すきま時間を有効に活用しようと、様々な書籍が売られています。すべての行動を記録する、隙間時間を見つけたら用意していた勉強をすかさず始める、など実に多くの方法が紹介されています。

自分も、ご多分に漏れずそういったビジネス書を読んで実践してみましたが、長続きしないものが多い自分が悲しくなります。そんななか、日経新聞にすきま時間を活用するポイントがあったので、考えてみたいと思います。

<集中力を高める4つの方法>
1.仕事や勉強に具体的な目標をもつ
資格取得などの目標を設定、時間を有効活用する動機づけにする

2.気が散る要素を減らす
遊びや休憩、勉強とメリハリをつける

3.時間ができたら「チャンス」と思え
乗ろうとした電車が目前で発車しても、「時間ができた」と前向きに思考する

4.睡眠時間は削らない
作業効率を上げるには休養が大切。必要以上に睡眠時間を削らない

大切なのは、自分で時間を作ろうとする動機を作ることだと思います。しかも、時間が空いたらこれをやろうという強い意志をあらかじめ持っておかなければなりません。誰かと競い合うのもいいでしょうし、自分の中にノルマを課すのもいいかもしれません。今日は必ずここまでやるといった目標があると空いた時間を見つけられるとラッキーと思えるようになると思います。

そこで、どのくらい時間が空いたら何ができるのかを時間別に見てみたいと思います。

<目安となる時間別の活用法>
■5分
 ・参考書を読む
 ・プレゼンの練習
 ・本の章立て、著者紹介を読み、概要を頭に入れる

■10分?15分
 ・ビジネス専門書の1章分を読み切る
 ・週刊誌や総合月刊誌を読む
 ・コンビニなどの店舗をのぞき流行をチェック
 
■30分
 ・プレゼン資料や原稿など作成した書類の確認
 ・新聞を読む
 ・書店をのぞく
 ・仮眠

少ない時間でも案外いろんなことができることが分かると思います。自分でもこの一覧を始めに作っておくのも一つの手ですよね。小さい時間を積み重ねて、目に見える大きな成果を上げることができたとき、自分の時間活用へのモチベーションはより高まっていくのではないでしょうか。始めの一歩が大変かもしれませんが、そこを乗り越えたとき自分がより成長するのだと思います。

【参考】日本経済新聞 10月18日

「コマギレ・すきま時間」活用術―1日15分3セットで夢を実現! 「コマギレ・すきま時間」活用術―1日15分3セットで夢を実現!
(2008/02)
木村 雅晴

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上に立つ者には3レベルある

2008年10月 26日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

人を心服させるトップリーダー学―なぜ彼らの周りには人が集まるのか今の会社に就職してから今まで、自分が所属する部署のボスは3人替わりました。それぞれにその人の特徴が出ていてやり方もそれぞれです。

その中で自分のサラリーマンとして影響を与えてくれた方は初めてのボスです。その方は偉い方にも関わらず決しておごることなく、気さくに自分たちと接してくれます。その方は人徳から来るのか、多くの結婚式の場で主賓としてスピーチを行うのですが、お願いしている時間より必ずオーバーします。そして、いつも心に残るメッセージを残してくれるのです。

つい先日、そのボスと自分たちの同期4人で飲む機会がありました。彼はいつもの通り3時間くらいの飲み会の中で2時間半くらいはしゃべり続けていたのですが、その話の中でなるほどと思ったのが「上に立つ者はこうあるべき」という3レベルです。

上に立つ者は、決して偉いわけではなく、それぞれの仕事を分業しているのだということを決して忘れてはいけないと彼は言います。平社員には平社員業が、課長には課長業が、部長には部長業が、社長には社長業がそれぞれあって、部長は平社員の仕事はできないのだから、それぞれが依頼し合っているのだと。だから、上下という関係を心に持ってはいけないのだといいます。

上に立つ者は以下の3つのレベルがあるそうです。

1.利服
2.畏服
3.心服

まず「利服」は、利害関係者から「この人の近くにいれば利益を出せるから」という理由で上の立場を利用されます。しかし、弱点として自分が立場から外れてしまうと、とたんに他人から見放されてしまいます。

次の「畏服」ですが、いわゆる恐怖政治ですね。相手に畏怖感を与え押さえつけるような仕事をします。上司としてかなり有能な知識は持っているのですが、これも他人から尊敬や人間的なファンを惹きつけることはできません。

最後の「心服」は、他人から尊敬され人間的にも多くのファンを得ることができる上司といえます。その仕事には利益も畏怖感もありません。心と心がつながった素晴らしい関係を築くことができます。

ボス曰く、最後の心服にならないといけないと、自分も努力しているそうです。時には厳しい指導をしなければならないときもありますが、それが単なる脅しであったり威圧であってはいけません。

改めて、上に立つ者は人間的にも「できた」人間しかなれないのだなと感じます。自分もいつの日かそのような心服される人間になれるよう努力したいと思います。まだまだ全然ダメですが・・・

人を心服させるトップリーダー学―なぜ彼らの周りには人が集まるのか

自分の殻を抜け出すヒント

2008年10月 22日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

「絶対無理です。自分にはできません」
「相手が怖くて、もし言ったら怒られます。だから言えません」

人はそんなに強くありません。相手が威圧的な人だったり、自分のいうことを聞いてくれなかったことが一度でもあると、なかなか言い出しづらくなってマイナス面ばかりが頭に浮かんでしまいます。それはある意味当然のことだと思います。

マイナスな感情とは、どんどん雪だるま式に大きくなっていきいずれは自分を押しつぶしてしまうとても恐ろしいものなのです。恐ろしいだけではなく、そんなマイナスなことばかり考えているような人生はつまらないですよね。

そこで、自分ができないと思うとき、「もしできるとしたら、こうしよう」という風にできた場合に自分がどうしたいのかを考えるように思考を転換してみましょう。悩みというものは、自分の中に答えを持っていることが多いので、自分がどうすべきか、どういう風に言いたいのかは分かっているのです。

ピースマインド臨床心理士の三上道代さんも、次のように語っています。

「できない」という言葉は無力感を引き起こし、自分の言葉で自分自身の可能性をストップさせてしまう。それに対して「もしできたとしたら?」は、今まで思いも寄らなかった可能性を引き出し、自分自身の枠を広げる。

常に前向きで、プラス思考の人に幸運はやってくるんですよね。

【参考】日本経済新聞 夕刊 10月22日

「できない」が「やってみよう!」に変わる心理法則―思いが必ず実現する、小さな小さなルール集 (講談社プラスアルファ文庫) 「できない」が「やってみよう!」に変わる心理法則―思いが必ず実現する、小さな小さなルール集 (講談社プラスアルファ文庫)
(2005/02)
伊東 明

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