自分の殻を抜け出すヒント
「絶対無理です。自分にはできません」
「相手が怖くて、もし言ったら怒られます。だから言えません」
人はそんなに強くありません。相手が威圧的な人だったり、自分のいうことを聞いてくれなかったことが一度でもあると、なかなか言い出しづらくなってマイナス面ばかりが頭に浮かんでしまいます。それはある意味当然のことだと思います。
マイナスな感情とは、どんどん雪だるま式に大きくなっていきいずれは自分を押しつぶしてしまうとても恐ろしいものなのです。恐ろしいだけではなく、そんなマイナスなことばかり考えているような人生はつまらないですよね。
そこで、自分ができないと思うとき、「もしできるとしたら、こうしよう」という風にできた場合に自分がどうしたいのかを考えるように思考を転換してみましょう。悩みというものは、自分の中に答えを持っていることが多いので、自分がどうすべきか、どういう風に言いたいのかは分かっているのです。
ピースマインド臨床心理士の三上道代さんも、次のように語っています。
「できない」という言葉は無力感を引き起こし、自分の言葉で自分自身の可能性をストップさせてしまう。それに対して「もしできたとしたら?」は、今まで思いも寄らなかった可能性を引き出し、自分自身の枠を広げる。
常に前向きで、プラス思考の人に幸運はやってくるんですよね。
【参考】日本経済新聞 夕刊 10月22日
「できない」が「やってみよう!」に変わる心理法則―思いが必ず実現する、小さな小さなルール集 (講談社プラスアルファ文庫) (2005/02) 伊東 明 |
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