すきま時間を有効に使うポイント
今の時代、何をしている人であっても何かと忙しいと感じてしまうことも多いんじゃないでしょうか。とにかく時間がない、やろうと思っていたことが全然できない等、一日を終わって考えてみると、そんな後悔の念を感じてしまうこともあると思います。
でも、よく考えてみると本当に時間がないのでしょうか。一日の時間の中で必ず何かをしているのでしょうか。思い出してみると、そんなことはなく案外何をしていたのか分からないような時間が多いことに改めて気付かされると思います。
巷では、すきま時間を有効に活用しようと、様々な書籍が売られています。すべての行動を記録する、隙間時間を見つけたら用意していた勉強をすかさず始める、など実に多くの方法が紹介されています。
自分も、ご多分に漏れずそういったビジネス書を読んで実践してみましたが、長続きしないものが多い自分が悲しくなります。そんななか、日経新聞にすきま時間を活用するポイントがあったので、考えてみたいと思います。
<集中力を高める4つの方法>
1.仕事や勉強に具体的な目標をもつ
資格取得などの目標を設定、時間を有効活用する動機づけにする
2.気が散る要素を減らす
遊びや休憩、勉強とメリハリをつける
3.時間ができたら「チャンス」と思え
乗ろうとした電車が目前で発車しても、「時間ができた」と前向きに思考する
4.睡眠時間は削らない
作業効率を上げるには休養が大切。必要以上に睡眠時間を削らない
大切なのは、自分で時間を作ろうとする動機を作ることだと思います。しかも、時間が空いたらこれをやろうという強い意志をあらかじめ持っておかなければなりません。誰かと競い合うのもいいでしょうし、自分の中にノルマを課すのもいいかもしれません。今日は必ずここまでやるといった目標があると空いた時間を見つけられるとラッキーと思えるようになると思います。
そこで、どのくらい時間が空いたら何ができるのかを時間別に見てみたいと思います。
<目安となる時間別の活用法>
■5分
・参考書を読む
・プレゼンの練習
・本の章立て、著者紹介を読み、概要を頭に入れる
■10分?15分
・ビジネス専門書の1章分を読み切る
・週刊誌や総合月刊誌を読む
・コンビニなどの店舗をのぞき流行をチェック
■30分
・プレゼン資料や原稿など作成した書類の確認
・新聞を読む
・書店をのぞく
・仮眠
少ない時間でも案外いろんなことができることが分かると思います。自分でもこの一覧を始めに作っておくのも一つの手ですよね。小さい時間を積み重ねて、目に見える大きな成果を上げることができたとき、自分の時間活用へのモチベーションはより高まっていくのではないでしょうか。始めの一歩が大変かもしれませんが、そこを乗り越えたとき自分がより成長するのだと思います。
【参考】日本経済新聞 10月18日
「コマギレ・すきま時間」活用術―1日15分3セットで夢を実現! (2008/02) 木村 雅晴 |
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