あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように


あしたまにあーな > ビジネス


タスク消化を視覚化する効果

2008年11月 18日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

以前にもブログで紹介したタスクを付箋紙を使って管理する方法について、この1週間実践してみました。その結果としての成果はまだ始めたばかりなので分からないのですが、この付箋紙を使ってタスクを書き出し、それをノートなどに貼って管理する方法のメリットが少しずつ実感として見えてきたのです。

まず、毎週始めにスケジュールを組み立てるのですが、その際に使っているスケジュール帳に今までは先週からの継続案件を再度書き直す作業をしていました。それが、付箋紙を使うことによって、1枚1タスクになっているため、先週のスケジュールから剥がしてまた今週のスケジュール表に組み込むことができるようになりました。その結果時間を効率よく使うことができるようになったのです。

もう一つ大きいのは、消す喜びを感じることができる点です。自分がタスクを消化することによって今まで貼られていたタスクはなくなって行きます。きれいになくなったときはなんだか気持ちよくなるのです。小さい目標ではありますが、この付箋紙を今日は2枚剥がすぞというように、目標を立ててそのとおりになくなったときは、自信にもつながるような気がします。

まだまだ、色々な効果がありそうなので、もう少しこのやり方を実践していきたいと思います。

【参考】あすなろBLOG
http://blog.pasonatech.co.jp/sasaki/9016.html


これが付箋紙?!?きっとどんどん貼っちゃうぅ!クチュリエ・付箋紙【メール便対応】

まずは自分で調べる努力を

2008年11月 12日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

まずは、18歳の受験生によってmixiに投稿された文章を見て欲しいと思います。

=====
自分は東大の理科3類を受けたいのですがどのくらいのレベルなのかや倍率や問題数とか教えてもらえたら幸いです。
=====

この文章を読んで、この人を批判することは非常に簡単です。東京大学の理科三類といえば、日本の中でも最難関とされるところです。当然、自分で物事を解決していく力を持っている必要がある人なので、人に聞く前に自分で調べるのが当然だと思う人も多いんじゃないかと思います。

しかし、自分は少し違うのではないかと思います。最終的な考え方は同じなのかもしれませんが相手を批判してばかりではいけないのではないでしょうか。日本には人の振り見て我が振り直せということわざがあります。

上の受験生のように、人に聞いた方が早いことは数多くあります。全てを自分で調べてから相手に聞くということはほとんど不可能に近いのです。例えば、「明日晴れるんだっけ?」という軽い質問もすることができなくなってしまいます。どうやら、人へ質問するときに事前に調べてからじゃないと相手に失礼に当たる場合と、そうでない場合の2通りがありそうです。その差とはいったい何なのでしょうか。

自分はその差を考えるときに以下のチェックポイントが有効であると考えます。
(1)公の場所で質問するとき
(2)相手が非常に多忙であり、自分の質問のためにわざわざ時間をとってもらうとき
(3)相手が目上の人(例えば上司)に対する相談

上記に当てはまるときには、まずは調べられるところまで頑張って、それでも解決できなかった経緯を含んで相談するといいと思います。さらにそれだけではダメで、自分はこうすればできるんじゃないかという仮説と共に相手に相談する方が相手も相談に乗りやすくなります。つまり、「ここまで調べてみたんですが、わかりません。○と△という解決法があると思うのですが、いかがでしょうか?」のような感じです。

自分の検討時間を削減することだけを考えて相手のことを考えずに何でも質問することは避ける必要があります。さらに質問相手に誠意をいかに伝えるかが、お互いにとって気持ちよく受け答えができることにつながるのではないでしょうか。自分も含めて改めて自戒したいと思います。

【参考】INSIGHT NOW!
http://www.insightnow.jp/article/2340

「できる人」の聞き方&質問テクニック?なぜか、「人に好かれる人」の技術と習慣 「できる人」の聞き方&質問テクニック?なぜか、「人に好かれる人」の技術と習慣
(2006/03/18)
箱田 忠昭

商品詳細を見る

自分で調べる技術―市民のための調査入門 (岩波アクティブ新書) 自分で調べる技術―市民のための調査入門 (岩波アクティブ新書)
(2004/07)
宮内 泰介

商品詳細を見る

身の回りにあるものが一番楽しい

2008年11月 11日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

いつの間にか自分たちが普段いるところに、楽しみや喜びを感じられなくなっていたりはしませんか?

そこにあることが当たり前になってしまっていて、まるで空気のような存在になってしまっているもの。そのことを忘れていつの間にか遠くから物事を見ようとしてしまってはいませんか?

その結果見えてくるものはつまらないもので悲惨なことばかり。

楽しいことは常に自分の身の回りにたくさん転がっています。そのことを信条として進んでいるのが、宮崎駿さんと柳家小三治さん。この二人は全く共通性がないように見えますが、実は大きな共通点があります。それはエンターテイナーとしての役割です。

宮崎さんはNHKの番組であるプロフェッショナル「仕事の流儀」で、上記のようなことを次のような言葉で表現しています。

”半径3メートル以内で仕事をする”

また、柳家小三治さんは人を笑わせようとするのは限界があることを説明した上で噺の原点を次のように言っています。

”人の普段の営みが一番面白い”

とても簡単なことのようでいて、それを実現するのは実は本当に難しい2つの行動といえます。いつも見ているものは、それが当たり前という固定概念にとらわれてしまっていて、そもそも見ているようで全く記憶に残らない、つまり「見えていない」のです。

そのことを経営コンサルティングの小宮一慶さんは「発見力」と呼びます。例えば、セブンイレブンのマークの最後の「n」が小文字になっているのをご存じですか?駅の改札口には一つ一つ番号が付いていることを知っていますか?いつも見てみるはずのものが見えていないんだということがよく分かると思います。

その「いつも見えていないもの」が見えるようになるためには、意識するしかないのです。楽しいことがないかな、人ってどんなことを考えているのかなと興味を持とうとすることが、いつものことをいつもでないことに変えてくれるのです。

何かを極めている人であるからこそ、最も基本に忠実で、基本を忘れないんだということを改めて感じます。

ビジネスマンのための「発見力」養成講座 ビジネスマンのための「発見力」養成講座
(2007/09/13)
小宮 一慶

商品詳細を見る

ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書 20)
(2008/02/27)
小宮 一慶

商品詳細を見る