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パワハラに負けない5ヶ条

2009年4月 15日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

不況のあおりを受けて、今年そして来年に就職活動を行っている人にとって非常に厳しい状況となりました。なんでも「ブラック企業」と呼ばれる入社すると過酷な労働環境が待ちかまえている企業が就活中の学生たちの間で噂になっているそうです。

いざ入社しても数々の困難が待ちかまえているのですが、そういった外部環境だけでなく一番身近な人間関係が上司との関係ではないでしょうか。上司は選ぶことができず運次第になってしまうことが多くなってしまい、上司によって自分の実力が発揮されることもあれば逆にそうでない場合もあります。

そんな職場の中で上司から無理難題を押しつけられたり暴力的な言葉をはかれたりする「パワーハラスメント」が後を絶ちません。挙げ句の果てにこの不況を逆手にとって解雇を促されたりするのは悪質以外の何者でもありません。

こうしたパワハラは近年一個人からだけでなく会社として組織的に圧力を加えられることもあるということで、こうなってしまうとすでに個人で解決するのは困難であるといえます。自分が壊れてしまう前に産業医や外部機関などに相談し具体的な解決策を模索する必要があります。

どうしてパワハラが発生してしまうのか、様々な理由が考えられますが、2004年日経BP調べによるとその理由の第1位は「上司の感情や人格による」、次いで「上司の無知」「会社組織・人事の不備」「上司と部下の感情的対立」と続きます。かたやパワハラを行う理由の1位として、「部下のパフォーマンスが上がらなかった」「上司に対する部下の振る舞い」と続きます。それぞれに言い分があるのですが、これらをまとめて人間関係と処理されてしまうのです。

では、このようなパワハラに負けないためには、どうしたらいいのでしょうか。クオレ・シー・キューブの社長によると、パワハラが深刻化する前に自分の行動パターンを変える必要があるそうです。以下、どのようなことに注意すべきかを挙げます。

・しかられ上手になること
わからないことは恥ずかしがらずにどんどん聞くこと。上司の行動パターンを色々引き出しそれをどのように回避するのかを学んでいくのです。

・いい子にならないこと
従順でガマンばかりしているとパワハラはどんどん進行します。

・自分が上司ならという視点に立つこと
ものの見方を変えることで、上司の言いたいことがわかります。

・信頼できる人間関係を作ること
集団を作ることによって、上司に向かうことが容易になります。

・文句を言わせない実力を身につけること
まずは自分の能力を高めましょう。上司や会社の期待に応えることができればパワハラも軽減する可能性が高まります。

マズローの欲求段階説によると、人間には自分を認めて欲しいという承認欲求があります。部下の立場からいうと、その欲求を満たすことができれば仕事やそれ以外の活動も積極的な自分になれるのです。反対に上司の立場からも同じ欲求といえるでしょう。上司も自分を認めて尊敬して欲しいという欲求はあるのです。

それらがうまく機能したとき、最高の職場環境を構築することができるのです。

【参考】
・日本経済新聞 2009年2月14日
・日経BPアンケート http://www.nikkeibp.co.jp/archives/318/318130.html

上司殿!それは、パワハラです 上司殿!それは、パワハラです
(2005/03)
岡田 康子

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用件が伝わりやすいメール件名のポイント

2009年4月 13日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

一日の仕事の中でメールを確認する時間がどうしても長くなりがちです。誰かに依頼するものも依頼されるのも情報伝達もメールで行うのが主流となっている現在において、メールをいかに短期間で処理していくかが重要となっています。

メール本文については、様々な本で以下のように紹介されています。
・一文の長さは短めに。適度に句読点を打つといいといいでしょう。
・改行や1行空きは文章の切れ目でこまめに入れましょう。
・罫線や記号は重要なポイントに絞って使います。ただし記号は文字化けする危険性もあるので気をつけましょう。

しかし、あまり語られてこなかったのが件名の扱いではないでしょうか。考えてみると忙しい人はメールの中身まで読まずに件名で重要性を判断し、後回しにするかどうかを決定するといいます。相手にとって件名を読んだだけで中身の概要がわかればこんなに親切なことはないんじゃないでしょうか。

時々あるのが、「ABC社です」、「本日はありがとうございました」、無題、「Re」「Re:Re」のままという件名。これで中身を理解することができた人はかなりの超能力者かもしれません。以下にメールにおける件名の書き方に関する4つのポイントを示します。

1.具体的に書く
メール文書では、件名によって重要度が判断されるため、通常の文書より具体的に表現しなくてはなりません。またあとで検索しやすいようにキーワードを含ませることは通常の文書と同様です。
(例)
× お知らせ
○ 臨時休業のお知らせ
× ご提案
○ 品質管理システム改善のご提案

2.文字数は20文字程度に抑える
件名を簡潔に表すという原則は、通常の文書と同じです。メールの場合、具体性を重視することを考えると、文字数は20文字以内とします。
(例)
× 第3四半期の販売計画に基づいて展開するキャンペーンの内容説明
○ 第3四半期のキャンペーンについて

3.「緊急」「重要」などを付記して注意を促す
件名の前に(重要)(緊急)と付記すると、相手が優先して受けとめる効果があります。場所によっては、「【○○】を冒頭につける」等、テンプレート化しているところもあるでしょう。ただし、必要以上につけるのは禁物です。
(例)
○ (緊急)4月定例企画会議の日時変更
○ (重要)入荷遅延についてのご照会
○ (拝受)5月8日営業会議アジェンダ
○ (回答)課題解決研修日程の件

4.タイトルだけで用件を伝えることも可能
ごく簡単な内容は、効率化をはかるため、件名を見ただけでわかるようにするのも方法です。この場合(T/O)=Title Onlyと付記しておきます。
(例)
○ 新製品発表展示会は労組ストのため中止(T/O)

メールは相手に自分の気持ちを伝えると共に、相手へ配慮も届けることができる強力なツールとなります。メール一つでその人の能力さえも相手に伝わってしまうと考え、少しでも的確なメールを出せるよう日々努力していく必要があるのです。

【参考】INSIGHT NOW!
http://www.insightnow.jp/article/3202

誰も教えてくれなかった ビジネスメールの書き方、送り方[スーパーラーニング6] (スーパー・ラーニング) 誰も教えてくれなかった ビジネスメールの書き方、送り方[スーパーラーニング6] (スーパー・ラーニング)
(2008/11/14)
平野 友朗

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アイデアポケットを広げる方法

2009年4月 08日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

「新商品を出すので、新しい企画を考えなきゃ!」
「お店ん売り上げを伸ばすために他の店にないアイデアないかなぁ」
「試合に勝つために相手をどうやったら攻略だろう」

このようにいつも自分たちは、もっとよくするためにどうしたらいいのかと頭を使っています。一生懸命いいアイデアが浮かぶように考えるんですよね。これはどんな業種、立場、役割、場面でもあることで、すばらしいアイデアが浮かぶように「アイデア出し」を行うのです。でも、なかなかいいアイデアというのは降りてこないものです。

どうせなら、頭からアイデアを引っ張り出してこれるような便利なテクニックがあるといいですよね。勿論そんなものはないんですが、少しでもアイデアを浮かびやすくするためにどのような方法があるのか紹介したいと思います。

■アイデア出しはスポーツに近い?!
アイデア出しは、準備なしでいきなり実践をしてもうまくいかないと『アイデアパーソン入門』などの著作で知られる加藤昌治さんは言います。日ごろの練習が必要で、逆に練習していないことはできません。その代わり、一度コツをつかめば頭が自然と動くようになるものだと続けます。

■アイデアは24時間営業
アイデアは24時間いつでも出てくるものです。アイデアというと何となく気構えてしまいますが、気になるニュースを読んだときや、人としゃべっているときなどに、フッと何かを思いつくことは誰にでもあるはずです。

■アイデアをメモに
しかし、思いついたアイデアは簡単に忘れてしまいます。人は常に忘れながら生きているのです、そうしないと情報の洪水にさらわれてしまうので当然なんですが、フッと思いついたその中に宝が眠っているのです。そこで、必ずメモに残すことを習慣化してみてはいかがでしょうか。それ自体は小さなアイデアの断片でも、いつか別の形に広がったり、考える作業の出発点になったりするものです。

その手段は、ポストイットに書き込んだりしてもいいですし、ケータイを使って自分宛にメールするものいいでしょう。自分に一番合ったやり方で始めてみましょう。

■アイデア整理はスケッチで
次にこうやって集めたアイデアを整理するときのポイントは、頭と手を動かすことにあります。一番簡単なのはメモを参考にしながらアイデアスケッチを描くことです。

A4のコピー紙をを使って、1枚につき1アイデア描いていきます。
・内容はびっちり書き込まない
・タイトルと概要が2?3行あればいい
・体裁にこだわらない
・自由に適当に描く
・文字だけじゃなく、イラストとか描いてもOK

ここで大切なのは、何かの課題に対して「10個アイデア出す!」と決めたら、とにかく思いついたことを描いてみることです。10個出さなきゃ終わらないという強制的な状況に身を置いてみると、案外にもすんなりと出てくるものです。せっぱ詰まると何でもできてしまうんですよね。はじめはくだらないものばかりでも、それが出尽くすと意外にいいアイデアが飛び出したりしてきて、その感覚を味わうと自信につながります。

始めから凄いアイデアを出そうと思うのはいけません。ちょっとでも違うアイデアは立派な一つなんです。それがいずれ大きなステップアップにつながる可能性が非常に高いのですから、まずは書いてみる、それを続けることが大切なのです。

アイデアは日常にたくさん転がっているはずです。『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』で有名な小宮一慶さんによると日頃見えていないものもたくさんあるので、まずはそういったモノに目を向けてみるのが一番の早道ではないでしょうか。

【参考】R25
http://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000006601/part/2

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