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人生を楽しむためのスピード時間術

2009年4月 22日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

時間管理術という言葉が本屋さんにも数多く並んでいて、改めて時間を効率的に使うことの大切さが叫ばれています。同じ時間なのに「仕事ができる」人はその使い方がうまいなと感心してしまいます。しっかりと定時で会社を去り、英会話や飲み会など自分の時間を多く取ろうとしているのです。

自分は残念ながら時間の使い方がまだまだうまくはないので、いくら時間があっても全然足りないくらいで、時々そんな自分が嫌になるときもあります。子供も最近では、夜の7時くらいになると時計を指さし「パパ」と言ってくれるそうです。そのためにも時間をうまく使い必要な仕事を全てこなし、早く帰って子供と遊ぶにはどうしたいいのでしょうか。

そんな答えの一つを提示してくれているのが、『通販生活』雑貨商品開発室次長の吉川美樹さんです。「残業ゼロで成果が上がるスピード時間術」というセミナーの中で、そのヒントを与えてくれています。

キーポイントは「急ぐ意識を常に持つ」ということ。

トイレもコピー取りも他の部署に行くときも、とにかく急ぐという意識をもつことが大切だと吉川さんはいいます。急ぐ意識があれば朝とりあえずコーヒーを飲んで、それからメールでもチェックして、というような呑気な気持ちではいられなくなるはずだと、まずは気持ちの持ち方を説いています。確かに朝の始動が遅いとあっという間に1時間くらいは過ぎていってしまいます。なんだかもったいない気がしてきます。

さらに、吉川さんは以下を実践すべきだと説明しています。

「スケジュールは前倒しにする」
「先送りにせず今すぐやる」
「1本早い電車に乗る=始業前の余裕を生む」
「優先順位の高い仕事から手をつける」
「キリを欲張る」
「とりあえずの商談はしない」
など15項目

この中で印象的なのが、先送りせずにやることです。以前フランクリンコーヴィーの時間管理にういて学びましたが、時間の使い方で大切なのは「緊急ではないが大切なこと」をする時間をいかに多くするかによってモチベーションは上がるそうです。緊急かつ重要な仕事はそれを続けると、モチベーションは下がっていくのです。先送りせずにすぐに片付けようという気持ちを強く思うことによって、その処理スピードにも違いが出てくるのだと思います。

仕事をしていてよくあるのが、終業間際になって外部から仕事がどんどんふってくるパターンです。「今日は残業しないぞ」と思っていても依頼や予定よりも時間が掛かって結局残業をするハメになったりするのです。

外部からの依頼については、自分がすべきことなのかどうか、今すぐにすべきことなのかをもう一度考えてみるといいでしょう。自分が帰宅していたらその人は別な人にお願いするか、もしくは明日お願いするかするでしょう。本当に自分が今すべきことであればやむを得ないのかもしれませんが、そうやって問いかけることによって相手も自分の所に持ってくる前に考えるようになるでしょう。こうすることによって少しでも自分の緊急案件は減るのです。

時間が掛かってしまうのは、期限を思いきり意識するのです。ここまでにやらないといけないと強く思い取り組むことでなんとかできるものです。特に期限が定まっていないのであれば、「これは、今日の18時までに仕上げますね」といったりして自分で定めて宣言してしまうのもいいでしょう。

自分もまだまだ時間管理がへたくそなんですが、少しでも効率的に効果をあげるのは、自分がどこで仕事をしていても、遊んでいても大切なことだと思います。そうやって限りある人生を楽しく満足して過ごしたいものですね。

【参考】livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/4104823/

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会話にまぎれる「要は」の効果とは

2009年4月 20日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

ビジネスの世界で時々耳にする「要は○○ってことでですよね」という言葉。相手の話したことの要点をうまいこと抽出し、一般化してうまくまとめようとする意図があるのですが、実はいつも万能というわけではないのです。

「要は」といいつつ、その後に続く言葉が全然まとまっておらず、余計話を難しい状況に持ち込んでしまうことも珍しくありません。もはやその人にとって口癖のようになってしまっているんですよね。

日常会話の中でこの言葉を使うのもかなり注意が必要です。話し相手が一生懸命にいろいろ説明してくれているのに、最後に「要はこういうことですよね?」と言われてしまうと、それが正しいことであっても、なんかむかむかするでしょう。まとめようとする側にとっても、自分の固定観念の中に押し込めようとしてしまうので、考え方も固定化してしまうというデメリットがあるのです。

自分たちは無意識に現実の世界から受ける五感の情報を自分の内面で理解できる形に変化させているといいます。同様に意識的に、自分の既に知っている過去の情報と照会しながら、物事を理解しようとしているのです。上で紹介した「要は」というのはこの動作が具現化したもので、人間にとっては自然なことなのです。

ここで、オットー・シャーマー氏の「U理論」を紹介します。この理論では人とのコミュニケーションにおける聞き方の深さに関して、4つのレベルがあると説明されています。

(1)ダウンローディングする (Downloading、既に知っていることを再確認している聞き方)

(2)事実に基づく (Factual、自分にとって新しいデータに焦点を当てる聞き方)

(3)共感・感情移入する(Empathic)

(4)生成的(Generative)

「要するに」とは、このうちのレベル1の浅い聞き方である「ダウンローディング」に過ぎないのです。この聞き方だけでは、聞き手はこれまでの枠組みから脱する機会を失ってしまう可能性があります。より深いコミュニケーションで、相手との対話から深い気づきや創造的な発見・生成を起こすには、「要するに」と自分の知っているものとの照合による理解だけでは十分ではないのです。

相手の言葉から新たな気付き・発見を得たいのであれば、「要は」と言いたくなったとき、試しに「要するに」「要は」を言わないように努力してみてはいかがでしょうか。その先に自分の知らない世界が窓を開けて待っていてくれるかもしれないのですから。

【参考】Business Media 誠
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0904/20/news048.html


交渉力の達人カリスマ講師のすべてを盗め!本では学べなかった「声のトーン」「会話の間」「表…

やる気が出る「脳」の4つのスイッチ

2009年4月 15日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

人間には集中できる時間に限界があります。好きなことを続けていれば時間が経つのも忘れて気がついたらものすごい時間が経過していることもありますが、好きなことばかりを続けることはできません。例えば勉強や仕事など、集中が続かないこともしばしばあったりします。

そんなときは、しばし休憩をしたりストレッチをしたりするのですが、東京大学大学院薬学系研究科准教授の池谷裕二先生によると、飽きっぽい脳に対する解決策は「脳をだます」にあるといいます。そのポイントは脳の中に存在する淡蒼球(たんそうきゅう)という部分。淡蒼球はやる気や気合など日常生活で大切な基礎パワーを生み出すといわれていますのですが、残念ながら自分の意思で淡蒼球を動かすことはできません。

しかし、直接動かすことができないのですが間接的に指摘してあげることによって、淡蒼球を働かせることができるといいます。そこで今回は池谷先生の言葉をもとに、集中できる方法について探ってみたいと思います。

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「淡蒼球」を動かす4つのスイッチ
 [B] Body カラダを動かす
 [E] Experience いつもと違うことをする
 [R] Reward ごほうびを与える
 [I] Ideomotor なりきる
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?Body(身体)
身体は脳の支配下にあると思われがちですが、本当は逆でカラダが主導権を握っていると言われています。これは、「楽しいから笑う」のではなく「笑うから楽しい」、「やる気が出たからやる」のではなく「やるからやる気が出る」ということからもわかるように、体の方が脳よりも先に感じるんですよね。

これをうまく利用し、考えるよりも体を動かしてしまいましょう。例えば、趣味や勉強の時間もあらかじめ決めておき、体をその場所や環境へ強制的に放り込むのです。場所の移動も効果的です。新幹線や飛行機では、なぜか集中できるという人も多いのではないでしょうか。最近の研究で身体を動かさずとも、動いているという感覚があれば、脳が活性化することがわかっているのです。

?Experience(経験)
日常生活の体験は海馬(かいば)を通じて、貴重な記憶や知恵として脳に貯えられます。日常生活で初めて経験するような事態では、海馬が淡蒼球などを総動員して事態に対応させるのです。しかしいつもと同じ経験だと、わざわざ海馬が登場せず部下だけで処理を代行します。

よほど重要なことでない限り海馬にまで情報は届かないので、海馬のためにはいつもと違う要素を取り入れるのが効果的なのです。

?Reward(報酬)
報酬をもらえると「テグメンタ」という脳部位を活性化させ、快楽物質であるドーパミンを出します。ドーパミンは淡蒼球に直接働きかけるため、ごほうびとやる気とは強い相関があるといわれています。

お金や食べ物も報酬になりますが、何よりのごほうびは達成感でしょう。目標は小さくしつつ、腹八分目でやめるというのがおすすめです。

?Ideomotor(イデオモータ)
「念ずれば通ず」はウソではありません。たとえば「コックリさん」という遊びはイデオモータの一種だとされています。強く念じることで、無意識のうちに体を動かすこともできるのです。

成功のイメージを具体的に描き、その自分に「なりきる」ことでやる気が引き出されます。

これらを全て実行する必要はないと思います。自分の中で最もしっくり来るようなやり方で自分のモチベーションを上げていくといいでしょう。自分は想像して思いこむというのがどうも苦手なので、?から?までの方法を組み合わせることによって、効果を発揮させたいと思います。一流と呼ばれる人は、上の4つのスイッチを無意識のうちに使いわけているのでしょう。いずれこれらが無意識にでき、適切なマインドコントロールができるようになったときポジティブな自分が完成するのです。そのときまで、自分はまだまだ修行が必要そうです。

【参考】PRESIDENT 2009.3.2

のうだま―やる気の秘密 のうだま―やる気の秘密
(2008/12)
上大岡 トメ池谷 裕二

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