あしたまにあーな

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なりたい自分になるための口ぐせ

2010年5月 19日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

自分にはやりたいことがあるにも関わらず、なかなか実行することができないという人も多いと思います。その理由について少し考えてみます。「時間がない」「上司が悪い」など様々な理由が浮かんでくることでしょう。

しかしそのように考えているうちは決してそのやりたいことは実現することはないのです。やりたいことがあってできないのあれば、まずは自分が変わること。自分が変わることによって周囲も変わり、運も向こうから自ずとやってくることをレバレッジコンサルティングCEOの本田直之さんから教えてもらいました。

知らないうちに考えてしまいがちな他人依存のマイナス思考のことを本田さんは「思考負債」と呼んでいます。その思考負債を改めて見つめることによって自分が今後どのように行動しなければならないのかの指針を見いだしてみたいと思います。

<思考負債がたまる3つのクセ>

1. 外部要因思考
「会社が悪い」「他人が悪い」といつまでも外部要因のせいにしていたのでは、自分が置かれている状況が分からないばかりではなく自分が成長することができません。そこで、「内部要因思考」に変えてみてはいかがでしょうか。そのときの口癖が「自分が変われることはないか」です。決して自分を責めるのではありません。

人には変えられないものがあります。それは過去と他人です。変えられないもののせいにしていては、自分の反省点は見えてきません。反省すべき点を見つけようとしてそれを直す努力をするために、この口癖を身につけるのです。

2. 言い訳思考
忙しいから時間がないといった言い訳も、自分を成長させることはできません。本当に時間がないのですか、と問われたときに自信を持て「はい」といえるでしょうか。時間はあるのです。その立場に立ったときに新たな道が生まれます。言い訳をしたくなったときには、それをぐっとこらえて次のような口癖を身につけましょう。「どうすればできるだろう?」

3. 思考しきい値
「もう無理」と自分で限界を設定してしまっていませんか。本当はもっとできるはずなのに、それに自分のなかでブレーキをかけてしまうと、仕事のチャンスや人との出会いを逃してしまいます。結局損をするのは自分なのです。自分のしきい値は、他人と比べることで客観的に見ることができます。本当にそれが限界なのか、自問してみるといいと思います。

こういった考え方をまずは無理矢理でも3週間やってみることを本田さんはすすめています。そうすればその先が見えてくる、自分をもっと成長させることができるのです。変わることができるのは自分だけなのです。その自分を見つめ直し、内から変わることができたとき、おのずと結果がついてくると信じて取り組んでみたいと思います。

【参考】丸の内キャリア塾 2010/05/18

たった3つのクセを直せば人生がうまくいく たった3つのクセを直せば人生がうまくいく
(2010/04/14)
本田 直之

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マス向けサービスから「あなただけの」サービスへ

2010年5月 18日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

かつてテレビCMを1本流したり、大規模な新聞や雑誌に広告を載せれば誰もがその玲飛びつく時代がありました。しかし、インターネット広告の登場や価値観が多様化し、みんなが同じ方向を向くとは限らない状況が広がっています。となりの人と趣味も志向も違うので、「自分は自分」と考えるようになりつつあります。

そんな時代において、台頭してきたのが「one to oneマーケティング」などの特定の個人に向けたアプローチの手法です。自分のために色々と考えてくれる企業や商品に人は確実に魅力を感じるようになっているのです。例えばGoogleの広告は完全に検索するキーワードにあわせて見せてあげることで、利用者の利便性を高めつつ、商品である広告枠の付加価値も高めています。

この例から見ても分かるように、「あなただけのため」のサービスはそれだけで既存のサービスに大きな付加価値をもたらすことができるのです。日常的なサービスもカスタマイズされることによって付加価値が付き、高い値段で勝負することができるようになります。このことは、多くのビジネスチャンスがあると考えることができるのではないでしょうか。

今回は、「自分専用」でこれから成長が見込めそうなサービスを考えてみたいと思います。もしかしたら数年後この中から本当にサービスを提供するものが現れるかもしれません。

1. あなただけのスタイリスト
自分がすでに行きつけのお店で洋服を購入しているという人は問題ないと思いますが、そういう人は圧倒的に少ないのが現状だと思います。多くの人は、様々なところで着る目的を考えながら購入するのではないでしょうか。しかし購入先がバラバラなのでトータルバランスとしてどうなのか分からないということもあるでしょう。そこで登場するのが自分だけのスタイリストサービスです。

Webサイト上で予め自分の好みを選んでおきます。具体的にこれと書けないと思うので出てきた商品に対して自分が好きか嫌いかをチェックし、「1000円未満」「赤系のパンツ」といった志向を登録し、それをサイトが学習します。その上で、用途別にスタイリストがチョイスして提案するのです。気に入ればそれをまとめて購入するだけという手軽さ。ダメな場合には、その理由を書けばスタイリストがさらなる提案をします。サイト上なので自分が好きなときに買い物ができるのがいいところでしょう。買わないといけないということもないので精神的にも楽です。

2. あなただけのトレーナー
今は空前のマラソンブーム。至る所でランニングする人が出てきています。しかしランニングだけでいいでしょうか。総合的なバランスを考えながら様々な運動をしたいものです。そこで登場するのが自分専用のトレーナー。

サイト上で、体力測定結果を入力し、自分がどうなりたいのかを登録すると、それにあった運動メニューを専門のトレーナーが提案してくれます。それに従って運動を行ない、結果をサイト上にフィードバックします。そうすることによって、自分専用の運動メニューが作られ、無理なく理想の体力をつけることができるのです。

3. あなただけのフードコーディネーター
食べ物を気にする人が最近多くいます。飲み物も最近では「ゼロ」があふれかえり、カロリーや糖分を気にする人が多いことの現れといえるでしょう。自分も最近食事に気を遣う必要があるのですが、「刺激的なものはなるべく食べないように」と言われただけで、何が具体的に刺激物なのかよく分からないので、安全パイのものだけを食べています。そういった食べ物に関するアドバイスをくれるのが自分専用のフードコーディネーターです。

方法は非常に簡単。自分がどういう体型や食生活をしたいのかを予め登録しておき、あとは食べたものをカメラ付のケータイで写真をとって送るだけ。それを自分専用のフードコーディネーターが具体的に何キロカロリーかを確認し、次にどのようなものを食べたらいいのかをアドバイスします。利用者はそれに従って食べるだけなので気軽です。アドバイス通りでなくても、長い目つきで理想に近づけばいいので、明日から少しずつ戻していけばいいのです。

4. あなただけのファイナンシャルプランナー
お金をどのように効率的に使っていくかは非常に大切な問題です。なかなか周囲に具体的なプランを相談できないところがまた悶々としてしまう理由ではないでしょうか。こういうものについて第三者の専門的な観点がほしいところ。そこで自分専用のファイナンシャルプランナーです。

サイト上から自分が信用できると思ったファイナンシャルプランナーを選択し、自分の金融資産を登録しておきます。あとはその人から定期的にアドバイスをもらい自己判断をしていきます。将来の方向性やつかいみちなどを相談できるのも大きいでしょう。2人ほど登録しておけば違った観点でも見ることができます。ただし、あくまで自己判断ではありますが。

5. あなただけの読書アドバイザー
先日、東京・丸の内にある青山ブックセンターで面白いものを見つけました。それはあるテーマに基づいた本が3冊セットで売られていたのです。その3冊を読めばそのテーマに関する答えを見つけることができるというわけです。すごく面白い売り方だと思いました。読書は基本的に好きなように読めばいいのですが、知識を深めたいもの、感動できるつぼにうまく的を得てくれる本を見つけることが難しいといえるでしょう。そこで、登場するのが自分専用の読書アドバイザー。

自分の趣味や考え方、理解レベルを予め自分専用の読書アドバイザーに伝えておくと、最適な本を選んでくれます。これはサイト上だと難しいので本屋さんに常駐する人を想定しています。この人に「今日はこんなのが欲しいんだけど」というだけで、いくつか本を選んで頂き、その場で購入します。

このように、自分専用のサービスは実際の店舗でも構いませんし、サイト上に展開しても構いません。対面で話ができれば最も効果がある手法といえると思います。自分で選ぶ楽しさを残しつつ、自分のために一生懸命考えてくれる人がいるお店やサービスがあれば、併用したくなるのではないでしょうか。まだまだこういったビジネスはたくさんあって、広がって行くに違いありません。

1万人の顔と名前を覚えたコンシェルジュが教える お客様がまた来たくなる極上のサービス 1万人の顔と名前を覚えたコンシェルジュが教える お客様がまた来たくなる極上のサービス
(2007/08/02)
加藤 健二

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仕事とプライベートを充実させる五月病対処法とは

2010年5月 09日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

ゴールデンウィークが終わりを迎えると本格的に五月を迎え、今まで新年度から希望や夢、そしてやる気を胸に突っ走ってきた人も急速に失速してしまい、何事においてもやる気が起きなくなってしまう「五月病」にかかってしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな五月病に対して、サンセットコーポレイションが行なったアンケート調査によると、「五月病への対処法」として全年代で「寝る」という答えが昨年を上回ったそうです(男性1585人、女性196人を対象)。

中でも20代女性の30.8%、30代女性の実に40%が「寝る」と答えていることから、特に女性を中心にひたすら「寝る」ことが、心と体の疲れを癒すことであり元気の源になっているようです。また、40代以上女性に至っては、五月病への対処法が「特になし」と答えた人は誰もいなかったといいます。このことから年が上がるにつれ積極的に飲食や趣味など何かをして発散させていることがわかります。

もちろん、休日は思いきり寝て過ごしすべてを忘れてしまうのも1つの手だと思いますが、それでは肝心の仕事に結びつくものが少なくなってしまいます。どうせなら、プライベートで仕事のストレスを発散させながらも仕事のタメになることができれば最高ではないでしょうか。

そんな2つをうまく両立させるためには、「プライベートを全力で楽しむこと」が最も大切なのです。何でも構いません。趣味の世界や子供と遊んでいるときに、ふと思いついたことや、仕事に関わるようなものを見つけたときに、それをしばし真剣に考えてみるのです。例えば「このレストランはヤケに人が入っているな。どうしてだろう」という風にビジネスライクに考えてみます。そこで真剣に考えたことは、後で自分の無意識のうちにひらめきのネタになることが多いのです。

ジェームス W.ヤングの「アイデアのつくり方」という薄い本の中で言っているのは、ひらめきは既存にあるものの組み合わせなのです。ということは、日常生活の中で自分で考えたパーツをいかに集めるかが仕事の世界で求められるひらめきに活かされるということなのです。プライベートを真剣に遊び、そこからでる「どうして?」を真剣に何かを考えてみる。たったこれだけのことを繰り返すことによって、仕事とプライベート両方を満足することができ、ストレスも発散するのだと思います。是非試してみてはいかがでしょうか。

【参考】Walker plus http://news.walkerplus.com/2010/0509/10/

アイデアのつくり方 アイデアのつくり方
(1988/04/08)
ジェームス W.ヤング今井 茂雄

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