PKは先攻が圧倒的有利なわけ
前半、後半、延長、いずれでも決着がつかなった時に突入する過酷な戦い、それがPK戦です。そこまで両チームとも死闘を繰り広げ選手だけでなく観客までもがその戦いに白黒を付ける残酷さを痛感するのですが、それでも勝負の世界は無情にも商社を決めたがります。
そんなサッカーのPK戦、先攻と後攻のどちらが有利なのでしょうか。先攻は先に決めることによって後攻のチームに大きなプレッシャーを与えることができる反面、外したときはそれが逆に働いてしまうことから、一概にどちらが有利かと言い切れないと思っていたのですが、イギリスの研究機関であるロンドン・スクール・オブ・エコノミクスがサッカーのPK戦に関する研究の結果を報告し、明らかとなりました。
研究チームは、1970年から2000年にかけて国内外で行なわれた主要な大会のPK戦2820件を分析した結果、最初に蹴ったチームの60%が勝利していることがわかったというのです。それを選手も分かっているのか、PKの先攻・後攻を決めるトスに勝った主将は、20人に19人の割合で先攻を選んでいるという事実も裏付けています。
研究を行なったイグナシオ・パラシオス・ウエルタ教授によると、ポイントを先行されることからくる精神的なプレッシャーが、後に蹴るチームのパフォーマンスに明らかに影響をおよぼしていると結論づけています。PK戦では外すことよりも入れる確率の方がどうしても高くなります。ただでさえそんなプレッシャーの中でのキックなので、そこに先攻チームからのプレッシャーが加わることによって、後攻チームの選手のプレッシャーは極限まで上がってしまいます。
研究チームはさらにこの不公平さを軽減するために、テニスのタイブレークのように先攻・後攻が入れ替わる方式を提唱しています。つまり先攻の1本目のあとは、同じチームが2本つづけて蹴ることになる。こうすることによって、より公平になるだけでなく、どちらのサポーターでもないという観客にとって、ずっと面白くなるはずだと主張しています。
確かに、この方法は蹴る順番に関する不公平さを解消するために非常に有効だと思います。ただし、PK戦の有利さを左右するものは蹴る順番だけではありません。PK戦を行なうゴールをどちらのエンドにするのかという要素も大きな要因になります。もしも完全に公平さを保つのであれば、蹴る順番を替えるだけでなくエンドも替える必要性が出てきます。
観客としては、なるべく公平であると同時に盛り上がり手に汗を握るPK戦を見たいので、そのゴールに行き着くためにはどのようなPK戦がいいのか、考えてみるいい機会なのではないでしょうか。
【参考】livedoorニュース http://news.livedoor.com/article/detail/5213968/
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